Piano Sonata No.15, Impromptus D.935, Kupelwieser Walzer : Aki Takahashi
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kadoshin | 東京都 | 不明 | 08/June/2023
このシューベルトは素晴らしいです。 高橋アキさんといえば、大昔に東芝EMIに録音したエリック・サティの作品集を1枚だけ持っています。現代音楽専門のピアニストという勝手な認識を持っていて、実演は聴いたことがありません。 近年、カメラータにシューベルトのピアノ曲をシリーズで録音しているのは知ってはいましたが、何となく先入観から現代音楽を弾くピアニストのシューベルトってどうなんだろう? と勝手に思い込んでいました。 「思い込み」は良くないですね。何気なくふと「即興曲D935」をどう弾いているのか聴いてみたくなり購入。素晴らしいではありませんか。 まず感じられるのは、ベーゼンドルファーインペリアルの重厚な音です。「重厚」という言葉がぴったりの重い音です。特に中〜低音域の若干くぐもった分厚い音はそれだけで魅力的です。 高橋さんの解釈は、あまり押したり引いたりせず、遅めのテンポでじっくりと歌を紡いでいくというもの。テクニック的にはまったく危なげないです。作品142の2などは、少し遅いかなと感じますが、この遅いテンポのまま最後まで行くので、高橋さんなりに確信をもって演奏しているのでしょうね。 142の4などは、もう少しハンガリー風の切れ味があると良いなとは思いましたが、ここでも、高橋さんは遅めのテンポでブラブーラの動きよりは、シューベルトの心理的な動きみたいなものに、ひたすら眼を向けている、そんな印象を受けました。といっても、形の上では、アファナシエフのように「異形」ではない。 内田光子さん、アンドラーシュ・シフ、ケンプやブレンデル…、だれとも似ていない独特な世界観のシューベルト。あえていえば、晩年のアラウの演奏がもっとも近いといえるかも知れません。いずれにせよ、すっかり魅了されてしまいました。1 people agree with this review
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