Der Ring Des Nibelungen: Bohm / Bayreuther Festspielhaus
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蟹缶 | 東京都 | 不明 | 24/October/2010
かつてはショルティ盤カラヤン盤とともにベスト盤争いの上位を競ったベーム盤だが、その歴史的意義はすでに過去のものになったように思う。 世界初スタジオ録音の快挙を成し遂げたショルティ盤、ベルリンフィルというスーパーオーケストラを駆使して独自の音世界を作り上げたカラヤン盤に比べると、史上初のバイロイトの正規録音というベーム盤の価値はカイルベルト盤に奪い去られてしまったからだ。 歌手も肝心のヴィントガッセンは盛りを過ぎた嗄れ声だしアダムは不安定。 特にヴィントガッセンはカイルベルト盤のエネルギーの塊のような熱唱に比べるとスタミナ配分を気にしてか終始お疲れムードのやつれた英雄。 ジェイムズ・キングやニルソンのような全盛期の歌手もいるものの十全なスタジオ録音のショルティ盤の方が優れている。 ベームの指揮も当時はユニークなものだったのだろうが現在聞くとその後のブーレーズほど斬新でもなく過去の巨匠ほどオーソドックスもない。どっちつかずな中途半端な解釈に思える。 オーケストラのミスやノイズも多い。 録音もこの時代にしては篭り気味で、全体的にはカイルベルト盤の方が遥かに聴きやすい音質である。 とはいえ一世を風靡したヴィーラント演出の最後の輝きを音楽面から支えたベームの業績は決して小さいものではない。 この時代のバイロイトの息吹を聞き取る事が出来るという意味ではワグネリアンたるもの一度は聴く価値はあろうかと思う。1 people agree with this review
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トネリコマン | 甲府市 | 不明 | 27/December/2002
この演奏はベームのバイロイト活動記念としての価値はある。テンポが速く、粘らない、ライブならではの劇的な高揚は十分あるが、スケールの雄大さは表現できていない。歌手ではリザネックの暗めで重い声が印象的。アーダムはスタイリッシュだがやや深みに乏しく、ウオータンとしては物足りない。面白いのはヴィントガッセンのローゲ。残念なことには録音が芳しくない。デッドな響きでうるおいに欠ける。なぜグラモフォンで録音しなかったのか不思議だ。様々なワーグナー表現があるが、ベーム盤を聴くと、ショルティ盤あたりの偉大さがよく解る。1 people agree with this review
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tetsu | 越谷市 | 不明 | 04/November/2002
ニルソン、ウイントガッセンの絶頂期の演奏。引き締まったテンポで、多分最も演奏時間の短い演奏。にごり、もたつきがまったくなく、ベームの基本であるある明るい職人技でまとめている。深みや神秘性はない。1 people agree with this review
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