Complete Symphonies : Haitink / Concertgebouw Orchestra (10CD)
Customer Reviews
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ぴたすみん | 大阪府 | 不明 | 13/February/2019
前にアブラヴァネルのレビューを書いてて、「ハイティンクは聴いてないので判らない…」なんて書いてて、もうかれこれマーラーを40年から聴いているのに、ハイティンクのマーラーを説明できないのも「なんだかなぁ…」と思ったので、彼のマーラー演奏の殆どを集めて聴いてみました。HMVでは本盤を買ったので、レビューを書きます。 マーラー没後50年を過ぎて、多くのレーベルがLPで全集を企画しました。その中で単一オーケストラで全集を完成できたのは、アブラヴァネル/ユタ響、クーベリック/BRSOと本盤の3つです。(ショルティ/CSOは発売当初はCSO単独ではなかった)他はオケをとっかえひっかえしないと完成できなかったわけです。けれどユタ響もBRSOも、戦後に誕生したオケで、それまでの伝統なんてものは無かった。だからこの二つのオケの全集は、指揮者のカリスマ性とかリーダーシップによって完成されたものです。伝統によって形作られたものではないと思います。(たぶん当時単独で全集が完成できた一流のオケはコンセルトヘボウとLSOくらいじゃないのか? 返す返すもバルビとホーレンシュタインに全集がないのは悔やまれる…)しかし、本盤は演奏にも表れているように、当時のコンセルトヘボウのマーラー演奏の蓄積の上に成り立っています。戦時中のナチによる統制で、それまであったマーラー演奏の蓄積なんてものは、他の伝統あるオケでは木端微塵に砕かれてしまっていたわけで、BPOもVPOも単独でマーラー全集を完成できたのは、ずっとずっと後です。かろうじてコンセルトヘボウだけが伝統を繋ぐことが出来たんだな…。そう思います。情感豊かな歌い回し、瑞々しい弦楽、豊潤な木管、自発性に富んだ金管、フレーズの一つ一つに「昔から、自分たちはこうやってマーラーを演奏してきたんだ。」というものを感じます。戦犯扱いになったメンゲルベルグも、その後を継いだベイヌムもマーラーを取り上げ続けた結果がここにあります。 だから、ここでは劇場型というか、激情型というか、作曲者の情念を強調することはないですし、深層心理を抉る!なんていう緩急自在さもないですし、普通にホールで聴いてたら金輪際聴けないような楽器が突如強調されて、「ポリフォニーだ!ポリフォニーだ!」と叫んで騒ぐようなこともありません。ただただ「音楽としてのマーラー」を昔ながらに演奏しています。ハイティンクについては、本全集でよく「指揮者どこ?」とか言われますが、ちゃんと曲の構造をしっかり捉えて、造形していますし、響きのバランスもコントロールしていると思います。目立たないですが…。 むしろ本全集で、ハイティンク自身が在りし日のコンセルトヘボウから昔ながらのマーラーの響きというか奏し方を伝授されたと考えた方が自然な気もします。その後のクリスマスマチネーの録音、未完に終わったBPOとの全集、ごく最近の世界の一流オケとの共演、いずれもそのオケの持つ特徴を生かしつつ、マーラーのの交響曲の造形と響きを見事に再現しているわけですから。(真偽のほどは判りませんが、後年コンセルトヘボウの指揮台で「昔のようにやってほしい」と言ったところ、若い楽団員が困惑した…なんて話もあるようですし…)それにしても、最初の全集レースに参加したハイティンクが今なお活躍してるのは、それはそれで喜ばしいことだと感じます。正にこれこそレジェンドと言っていいかもしんない。CD時代の第2回全集レース参加者でも、テンシュテットもシノポリもベルティーニも、もう鬼籍に入っちゃってるわけですから。2 people agree with this review
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umibouzu1964 | 山口県 | 不明 | 12/November/2017
自己中心的なマーラーに辟易している方、必聴です。ただでさえ複雑なマーラーの音楽、ヘンに自己主張しない方が聴きやすいというものです。そのあたり、ハイティンクなら万全です。シブいコンセルトヘボウの音を見事に捉えた、自然なフィリップスの録音も最高。惜しいのはボックスデザインが月並みなことくらい。2 people agree with this review
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Gustav Mahler | 福島県 | 不明 | 16/October/2016
バーンスタインの旧全集とともに、私にマーラーの魅力を教えてくれた全集。バーンスタインとは対照的に、作品の造型の魅力を存分に味わわせてくれる。若さ故に表現が舌足らずとなる場面も多々あるが、主情に溺れることがないので何度でも繰り返し聴きたくなる。そして何と言ってもオーケストラの響きがたとえようもなく美しい。特に木管セクションはヴィーン・フィルをも凌ぐ美しさ。録音も優秀。 マーラーは大好きで、星の数ほどいろいろな演奏を耳にしてきたが、やはりこれが私にとって一番。演奏内容に特に優劣は無い。どうせなら’72年の第1番、’75年の「大地の歌」も収録して欲しい。3 people agree with this review
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konaka | 広島県 | 不明 | 26/January/2013
マーラーは、これまでショルティ、マゼール、シノーポリ、インバル、テンシュテット、バーンスタイン新旧を聞いてきましたが、 今回、ようやくハイティンクにたどり着きました。 60年代から70年代のフィリップス録音は優秀だと、再認識しました。 残念なのは、パッケージがデッカに代わっていることくらいです。6 people agree with this review
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若葉マーク | 東京都 | 不明 | 04/April/2011
分売で3番のみ所有しています。演奏は素晴らしいの一言。そして何よりも、録音が「あっぱれ」だと思います!細部まできっちりととらえられたこの録音が、ハイティンクの意図を瑞々しいまでに再現していると思います。マーラーブームの前に、このようなクオリティーの高い演奏・録音がなされたことに、拍手を贈りたいと思います。6 people agree with this review
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ポンティ | 兵庫県 | 不明 | 18/April/2008
ハイティンクの日本での評価は不当に低すぎます。思惑だけで実際に音を聴いていないような批評があまりにも多いです。恣意的な批評家の意見は無視して、音を聴いてから判断しましょう。指揮者が消える、という点では前任のベイヌムも同じスタイルです。ヘボウの中庸の美を鳴らし続けたのもまた同じく。本作は、マーラー演奏に伝統と自信を持つヘボウのすばらしい音が詰まっています。レニーの旧盤愛好でしたが、この美しさにすっかりやられてしまいました。8 people agree with this review
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uk | 東京 | 不明 | 15/July/2007
最近よく聴くこのディスク、1972年度のフランス・ディスク大賞、同年のオランダ・エディソン賞受賞とは知らなんだ。3 people agree with this review
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タンノイおやじ | 東京 | 不明 | 28/April/2007
とにかくマーラーを聞くならこのシリーズからはじめましょう。とにかく録音が素晴らしい。オケが素晴らしい、指揮はまあまです。 そしてマーラーのCDが100枚越えたころ、結局よく聞くのはハイテンクのマーラーとなっているのは私だけでしょうか?????3 people agree with this review
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SKD | 柏市 | 不明 | 07/April/2007
ハイティンクを甘く見てはいけない。個性がないとか、つまらないとかという評価がありますが、ずっと付き合っていこうとすればこの演奏はかけがえのないものとなるでしょう。昨今こけおどしの演奏や一過性の演奏が多い中で、音楽評論家のルーチンの評に惑わされずに自分の感性で聴けばすぐわかると思います。8 people agree with this review
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ポン | 東京 | 不明 | 27/January/2007
マーラーを聴こうと思うと、最近よく手が伸びる全集です。うまくいえないけれど最も客観的なマーラー全集じゃないかと思います。3 people agree with this review
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タンノイおやじ | 東京 | 不明 | 25/May/2006
単発で出ていたときにそろえてしまいました。セットになりこんなに安く買える人がうらやましい。 とにかく聞き飽きしないマーラーです。3番4番が名演だと思います。2 people agree with this review
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