カズニン  |  東京都  |  不明  |  17/November/2012

ショスタコーヴィッチが面白い音楽であることが分かります。お値段もいいね。

 

Nimrod  |  北海道  |  不明  |  27/January/2007

ショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲をバルシャイが編曲したものだが、編曲は原曲を損なうことなく、細かな配慮もあり好感が持てる。 ショスタコーヴィチが苦手な方は、これを聴けば彼の曲の本質を一部でも垣間見ることはできるし、好きな方は更に深みを知ることができるハズ。 同レーベルの弦楽四重奏全集を購入し、これと聴き比べるのもいいと思う。

 

蓮華人  |  船橋  |  不明  |  03/November/2006

何ゆえミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディO.なのか。シャイーの私的オケ的性格からして、バルシャイが振るなど考えも及ばなかった。ただ2枚を聴き通した感想からいえば、聞き通せたのは同O.のおかげかもしれない。調性的には長調でも、暗く重いショスタコを現代的感覚でサラリと受けとめさせてくれた。まず受けとめてもらわなくては‥‥。どんなに伝えようとしても、とばくちで拒否反応が生じては何も伝えられない。のぶちゃんの「伝道者」という表現にまったく異論はありません。

 

仔牛ののぶちゃん  |  豊中市  |  不明  |  31/August/2006

ショスタコーヴィッチ伝道者バルシャイの面目躍如の好演です。ショスタコの曲は暗くて重たくメッセージが強い、という先入観を払拭してくれる曲目であり丁寧な演奏です。打楽器・管楽器の適切な使用が音楽空間に広がりを与えてくれます。ショスタコは西洋音楽の伝統を引き継いでいる作曲家であることが実感させられます。ショスタコの入門としても最適です。この価格ではバルシャイさんに申し訳ない気持ちです。

 

肉ポエム  |  東京  |  不明  |  20/May/2006

ぼくはバルシャイの実演で聴いた作品49aを忘れることが出来ない。バルシャイはモーツァルトに接するときと同様の姿勢でショスタコーヴィチに取り組む。いざ演奏が始まると湧き出てくる音楽の美しさと緊迫感に胸がどきどきしてしまった。二楽章は夕映えの味だといえよう。老境のバルシャイの心情がぼくには痛いほど伝わった。 バルシャイの編曲は打楽器の使い方が巧みであり、どの曲も原曲よりも色彩感が増している。旧盤であるヨーロッパ室内管との録音は決定盤である。基本的に前回と同様の解釈を貫くとは思うがより深みの増した名演を期待したい。