ユローヂィヴィ  |  大阪府  |  不明  |  02/July/2011

カフカの小説世界を音楽にしたらこの作品のような音楽になるのかもしれない。 愛する人の全てを包み隠さず知ろうとする好奇心が何をまねくのか？ それが作品として表現されている。 人には開けてはならない、開けて欲しくない心の扉・記憶・過去があるものだ。 強い女性像がユディットという登場人物によく反映されている。 一時間弱の短い作品だがとても深い作品だ。

 

平成生まれのワグネリアン  |  大阪府  |  不明  |  07/April/2010

演出は普通だがショルティの指揮は文句なし、名演だと思います。本オペラはとても美しいのでもっと多くの方に聞いてもらいたい。

 

烏  |  広島県  |  不明  |  08/November/2009

全編の登場人物が2人だけという珍しいオペラ。シャシュは容貌とともに十分な存在感だろう。ただし、歌唱がやや平凡であるために、ベストだとは思わない。コヴァーチュもそれ自体は悪くもないが、やはりやや個性不足の感は否めない。しかも、メイクとコスチュームがややもすると滑稽だ。演出は映画仕立になっているが、内実は舞台的な造りであり、これも中途半端だ。ショルティの音楽は納得のいくもの。ただし、録音が古いこともあり、本来あるべき屹立した音の鮮明さに欠けるのは残念だ。画質はまずいい方だろう。

 

Lorenzaccio  |  Soka  |  不明  |  26/April/2008

音声だけより映像付だとこの作品の場合他の作品以上にはるかに理解がしやすく親しめる。若きハンガリー人歌手が良い。歌唱・容姿共に理想的である。入門者にも適していると思う。日本公演でのコンサートでも同コンビで聴くことが出来たが映像付で更に感動倍増。シャシュの最も輝かしい時期の記録としてもお勧めしたい。

 

ひらがな  |  兵庫県  |  不明  |  30/March/2008

この内容なら実演より映画の方がはるかにわかりやすい。映画の特長を生かした映像と色彩が魅力的で、一気に見てしまった。そしてシルヴィア・シュシュの美しさ！