Of Entropy & Life Denial
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音楽鑑賞及び芸術促進サークル | 宮城県 | 不明 | 15/March/2012
【作曲家及び作品情報】 Merrimackによる2006年発表作品。 Merrimackはフランスの作曲家で、本作品「OF ENTROPY AND DENIAL」は2ndアルバムの位置づけになる。 また、このMerrimackは一般にBlack Metalの枠組みで多く語られる。 【本作品について・概説】 本作品において楽曲展開の中心を担うのは、やや荘厳な色彩を放つトレモロGuitarであり、和音構築から主旋律のラインまでをほぼ一貫して担当する。若干アルペジオ等を絡ませたリフも印象的である。音質はある程度クリアな方で、Bass等が埋没することがなく、明確に楽曲の流れを追ってゆくことが出来る。また、速度は全体として速いものが多いが、展開する中で急激に速度を落としたり、あるいは疾走し始めることも同様に多いため、「絶え間なく」高速を維持する系統ではない。 全体として、やや長めの楽曲が立ち並んでおり、聴き通すには人にもよるが若干体力と気力を要するかもしれない。 【本作品について】 一面、「闇」である。 「アルバム」という作品の単位を考えた場合、冒頭の楽曲は、自らが当該作品にて表現しようとする「世界観」「思想観」、すなわち自分たちの領域へ聴き手を誘う、あるいは選別するという意味において非常に重要な役割を果たすということはもはや言うまでもない。それが、「イントロ」であったり「第一楽曲」であったりするわけであるが、それも数々の作曲家の中で実験が行われ、また、洗練されてきた歴史がある。「コンセプトアルバム」であれば、なおのことである。 だが、恐らく、「…(Of Ashes and Purification)」と副題が付けられた、本作品のイントロ及びTrack02へ。私が推測するところ、言わせる人に言わせれば、相当クオリティーが高い。 徐々にfade inする淀んだ闇が、一瞬の間を置いて、決壊する。 変調のバランスがとりわけて美しく、見事な暗黒の世界が花開く。 批判の介在する余地は既に無い。 「音楽に何を求めるか」。そして「Black Metal」に求めるものは何か。それは、千差万別であろう。 中でも、「暗い」「力」を求める方へ。0 people agree with this review
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