Bartok:Concerto For Orchestra.Kodaly:Dances From Galanta
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七海耀 | 埼玉県 | 不明 | 21/August/2010
コバケンの昔からのレパートリーなのだそうだ。確かに、彼はハンガリーを拠点に活動していたから、バルトークの作品の一つや二つは手中に収めていてもおかしくない。オケコンに関しては、チェコフィルもアンチェルとの録音があった。これはチェコフィルの質感の高さを味わえる音楽的な演奏だと思う。バルトークもコダーイも水準以上の良い演奏だし、録音が、ややレベルは低いものの、綺麗で、ルドルフィヌムの残響が細部をマスクするようなこともなく、ティンパニもクリアだ。オケコンは、やはりオケが優秀でないといけないが、さすがにチェコフィルは良い。日フィルはルカーチとこの曲を自主レーベルで出しているが、チェコフィルと日フィルの違いは歴然である。コバケンも、わりと冷静に演奏しており、日フィルとのライブの時のような追い込み感は薄いが、この曲の美しい側面がいかんなく表出された演奏となっている。ガランタ舞曲も良いが、このアルバムでは、やはりコバケン初のバルトークが注目だろう。例によって「唸り声」はあるが、あえて気にしならない程度(と、思う)。そりゃ、名盤ひしめく人気曲だから、イチオシとは行かないけれど、十分満足させてくれる。美しさという意味では、デュトワ盤に匹敵するんではないか。0 people agree with this review
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