Bartok:String Quartets Nos.2.3.&6
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版画利案 | 埼玉県 | 不明 | 04/August/2010
この3曲をハンガリー人で構成されるタカーチSQが弾く。特に聴きモノはやはり第3番であろう。メチャクチャ面白い。これぞバルトーク。これぞハンガリー音楽。もしあなたがこれをまだ聴いていないならおそらく何がなんだか分からないだろう。私もそうだった。ルーマニア民族舞曲、オーケストラのコンチェルト、ピアノソナタと聴き進んでいくとそこにSQ3が屹立していた。その岸壁をよじ登るためには今までのバルトーク体験が必要だったのだ。だからここでは第2番と第6番をまず聞くことをお勧めする。2番は1、2楽章が聞きやすいし、6番は感動ものだ。そして第3番に至って今まで何を聞いていたのだろうと言う疑問が沸き起こってくる。それくらい素晴らしい。それくらい独創的だ。クラシックの王道を行きながら、全く似たものがない音楽なのである。 演奏について記すと、まず団員による各曲の解説がある。日本語字幕のあるヴァージョンは高いが買う価値あり。 ハンガリーの弦楽四重奏団らしく奔放な音作り。特に第3番は素晴らしい冴えを見せるし、各フレーズがどの楽器から発せられているかDVDならではの楽しみがある。コンサート形式ではなく、豪華な部屋の中で演奏されている。その点、少し違和感がある。超近代的な3番が絵画や花やトルコ絨毯を背景に演奏されている点に違和感を覚えるのだ。まあそんなことは小さいことで、バルトークのやろうとしていることをやっている。コーダの部分で、これでもかこれでもかと繰り出す不協和音の音が耳に心地よいから不思議だ。1 people agree with this review
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