Bach, Johann Sebastian (1685-1750)
Matthaus-passion, Johannes-passion: Gonnenwein / Consortium Musicum Etc
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一人のクラシックオールドファン | 兵庫県 | 不明 | 16/September/2013
バッハのマタイ受難曲の盤と言えば私がクラシックを聴き出した頃はその代表的な演奏としてあの厳しい緊張感溢れる1958年収録のリヒター(ミュンヘン・バッハO、トータルタイム約197分)演奏かこれとは対照的な悠揚迫らぬアプローチでの1960〜1961年録音のクレンペラー(PHO、同223分)が比較的手近でもあり私もLPベースで揃えて気分次第で聴き分けたもので夫々に対して当時決して貶す事などは及ばない感じでありました。これらの代表演奏以前では大指揮者メンゲルベルク(1939年、ACO、一部カット有りトータルタイム約163分)やフルトヴェングラー(1954年、VPO、同150分)の指揮したライブ盤もありましたが私の時代ではちょっと過去のものになっていた様です・・・これは私だけの感じ方だけかも知れません。そうこうしている内に世代的に少し下った演奏家の様々な演奏レコードが出始め本盤のゲンネンヴァイン指揮の1969年演奏分(同195’47)もその一つとして特にソリストの豪華さに注目が行きました。1969年というと丁度私が社会人になった頃でゲンネンヴァインは36歳・・・一回り年上としても三十代で大曲マタイ受難曲をレコード化すると言うのですからやはり演奏家は色々円熟老成の味が大切にされても若い取組力が必要なのだなぁと感じました。独唱陣では先ず福音史家のT.アルトマイヤー(T、38歳)は少しテンション高めなのが好悪の分れ目になるかも知れません。F.クラス(B、41歳)は流石落ち着いた歌唱ぶりだし女性陣J.ハマリ(A、27歳)、テレサ・ツィリス・ガラ(S、39歳)はバッハ宗教曲にマッチした歌いぶりである意味この演奏全体を引き締めております。ただH.プライ(B、40歳)はまぁOKだとしてN.ゲッダ(T、44歳)になりますと一番年長なのか随分張り切った感じで大らか且つ輝かしいオペラチックな歌いぶりは先の福音史家と共に違和感を伴ったのが正直な処です。演奏自体のスピード感はともかくオーケストラ(コンソルテウム・ムジクム)、南ドイツ・マドリカル合唱団のレガート含みのオーバーな情緒が先述の代表演奏とは趣きを異としてリリース時には存在感はありました。結果として評論家からは弛緩面等色々指摘された様ですが私自身はリアルに息づく演奏として、妙に目線を高くしない演奏として・・・まぁ平たく言えば温かい演奏として・・・当時ヴェルナー等と並ぶモダン楽器演奏なので後年続出する古楽器・オリジナル奏法とは別雰囲気なのは当然です・・・。併録の1968年演奏のヨハネ受難曲(同129’24)は聴いておりませんがマタイ受難曲の方の存在感で当面素晴らしいランクとしておきましょう。(タイムについては盤により多少異なる場合があります)0 people agree with this review
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