Requiem: Krivine / Lyon National O & Cho
Customer Reviews
Showing 2 star reviews > Read all customer reviews
Showing 1 - 1 of 1 items
-




finegan | 東京都 | 不明 | 04/May/2011
鎮魂の気持ちのこもった良い演奏だ。しかし、パイプオルガンのペダル音を意図的に消去した制作者に憤りを覚える。クラシック分野における宗教曲にパイプオルガンの超低音は欠かせないファンダメンタルで、これがないと作曲者の魂が伝わらないばかりか、信仰心が単なるヒステリックな歌となってしまう。超低音は伊達に使われているのではなく、魂を鎮める気持ちを表すためにぜひとも必要な音波なのだ。日本においては特にパイプオルガンの役割に対する理解が行き届いていない。クラシック音楽におけるコントラバスやパイプオルガンの低音は、建築で言えば基礎部分である。しっかりした基礎の上にこそしっかりした音響芸術が築かれるのである。音源の提供者は低音の重要性をしっかりと把握してソフトづくりを行ってほしい。2 people agree with this review
Showing 1 - 1 of 1 items
