Complete Symphonies : Bernard Haitink / London Symphony Orchestra (6SACD)(Hybrid)
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タケセン | 千葉県 | 不明 | 24/January/2023
21年秋に亡くなったハイティンク3度目、最後のベートーヴェン交響曲全集ですが、かつて、これほど男性的・意志的なベートーヴェンはなかったのではないでしょうか キビキビとして強靭なテンポ、揺るぎない確信。さらに優秀なライブ録音は、快感を呼びます。非常に上手いフルオーケストラでベートーヴェン指定の速度に近い演奏は、驚くほどの迫力です。ハイティンクは穏やかな紳士ですが、非妥協的な徹底は、仰天するほどです。 超がつく名演です。0 people agree with this review
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うに | 不明 | 不明 | 11/March/2021
これは聴いていて気持ちのいいCD! やたらティンパニーの音が明瞭で、リズムが強調されて、えもいわれぬ爽快さがあります。何度でも聴き返したくなる屈指の全集だと思います。3 people agree with this review
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音楽遊人 | 千葉県 | 不明 | 09/February/2012
この全集を「退屈」「穏健」と評価するのは、如何なものか? どの曲も安定して聴けるのは、ハイティンクならでは。 ただ、収録によって残響のバランスが異なるのは残念だ。5 people agree with this review
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なかじぃ | 大阪府 | 不明 | 03/April/2010
自分は全集ではなく、一枚ずつコツコツ集めて最近ようやく全てが揃いました。9、5&1、2&6、4&8、7、3の順番で二年かかりました。ロンドンのバービカンホールは残響がデッドですが、楽器がよく分離されており、音がよく澄んで聴こえます。この録音にはかえってプラスに働いたように感じました。ハイティンクが演奏の際に最も気を配る事の一つとして、楽器のバランスを挙げています。室内楽的なアプローチとバービカンの残響を考えた結果、音が濁ったり、壊れたりする事を避けたくてこのような演奏スタイルになったのだと思います。つまりハイティンクの「穏健」とは何ら関係はないように思います。的外れな批判はいかにも知ったかぶりのようで失笑するしかありませんが…42 people agree with this review
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rin | 大阪府 | 不明 | 04/September/2009
所有する21種のベ−ト−ヴェン交響曲全集の内で最も感動しました。録音は持っている5000枚以上のCDで最高です。ただしSACDではなくCDプレイヤ−MARK LEVINSON 31.5と30.6で再生したCDでの評価です。8 people agree with this review
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山形の髭熊 | 山形県 | 不明 | 02/July/2009
ワルター・トスカニーニ・クレンペラー・ベーム・ミュンシュ・クレツキ・セル・カラヤン・イッセルシュタット・マズア・サヴァリッシュ等所有している全集の中で、録音の優秀さ楽譜の読みの深さにおいて、群を抜いて優れているように思う。旧録音のコンセルトヘボウ盤と比較して若々しくエネルギッシュな演奏であると言えます。コントラバス・ティンパニの明瞭さに驚かされます。重鋼かつ明瞭な音作りに驚かされます。再製装置の善し悪しによって聞く側の印象はかなり変わるような気がします。解釈は老いてますます盛んという言葉が当てはまるしかしみずみずしくさわやかな解釈です。何度聞いても飽きのこないよい演奏の一つだと思います。13 people agree with this review
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Abbadian | 東京都 | 不明 | 21/May/2009
この演奏を「いつものハイティンクか」と思って聴いたら大間違いだ。寧ろ,常のハイティンクでは考えられない「爆演」系の演奏といっていいだろう。ベーレンライター版を基本にしながら,何かが中庸穏健な彼を突き動かし,音楽がめらめらと沸点に達しそうな勢いで内部から燃え上がっている。テンションの高さも尋常ではなく,これが全9曲を貫いているから凄い。しかも演奏に粗さは皆無で,ライヴならではの良い面のみが表に出た稀に聴く秀演といえるだろう。同じライヴでも,最近のシカゴとの冷徹無比なマーラーとは正反対の演奏だ。(続く)11 people agree with this review
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茉奈 佳奈 | 福島県 | 不明 | 03/May/2008
この演奏を一言で言い表すなら「一気呵成」。ただし、「雑味」や「荒さ」は微塵もない。アプローチの仕方は、前二回の全集と基本的には変わらないが、「何も足さない。何も引かない。」と言った風情で、音楽的な純度が一段と高まっている。ティンパニの扱いに、最近のピリオド楽器奏法の影響(?)が窺えて興味深い。聴くほどに味わいの増す、素晴らしいセットだ。5 people agree with this review
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Proboscis | Malaysia | 不明 | 23/February/2007
Haitink’s cycle with the Concertgebouworchestra from the 80s was my first complete Beethoven-cycle. As I was disappointed with those recorings, I didn’t expect too much of these new ones. How wrong I was! This new cycle on LSO Live sounds fresh in every respect. When I received it, I wanted to sample some fragments, but I ended up listening to entire discs. I just couldn’t switch it off. Highly recommended!5 people agree with this review
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カバポチ | 横浜市 | 不明 | 26/September/2006
このSACDは録音が信じられないほど素晴らしい。演奏も、ハイティンクがロンドン響とは思えないほど彫りの深いコクのある音色を引き出している。ティンパニも実に効果的で、この楽器を重視したベートーヴェンの魂を体感出来る。何よりも、今ではなかなか聴けなくなった小細工しない正統派的アプローチが魅力的だ。但し、ホルンの音色がエロイカや8番のトリオで コンセルトヘボウのように美しくないのが残念!3 people agree with this review
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