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Beethoven (1770-1827)

SACD Complete Symphonies : Bernard Haitink / London Symphony Orchestra (6SACD)(Hybrid)

Complete Symphonies : Bernard Haitink / London Symphony Orchestra (6SACD)(Hybrid)

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Showing 1 - 15 of 19 items

  • ★★★★★ 

    タケセン  |  千葉県  |  不明  |  24/January/2023

     21年秋に亡くなったハイティンク3度目、最後のベートーヴェン交響曲全集ですが、かつて、これほど男性的・意志的なベートーヴェンはなかったのではないでしょうか  キビキビとして強靭なテンポ、揺るぎない確信。さらに優秀なライブ録音は、快感を呼びます。非常に上手いフルオーケストラでベートーヴェン指定の速度に近い演奏は、驚くほどの迫力です。ハイティンクは穏やかな紳士ですが、非妥協的な徹底は、仰天するほどです。 超がつく名演です。

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  • ★★★★★ 

    うに  |  不明  |  不明  |  11/March/2021

    これは聴いていて気持ちのいいCD! やたらティンパニーの音が明瞭で、リズムが強調されて、えもいわれぬ爽快さがあります。何度でも聴き返したくなる屈指の全集だと思います。

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  • ★★★★☆ 

    となりのドロロ  |  神奈川県  |  不明  |  14/May/2012

    このCD聴いて「穏健」だなんて...屈指の全集だと思います。

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  • ★★★★★ 

    音楽遊人  |  千葉県  |  不明  |  09/February/2012

    この全集を「退屈」「穏健」と評価するのは、如何なものか? どの曲も安定して聴けるのは、ハイティンクならでは。 ただ、収録によって残響のバランスが異なるのは残念だ。

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  • ★★★★☆ 

    withT  |  東京都  |  不明  |  13/August/2011

    これは好みが別れるでしょうね。僕自身は買って良かったな、と思っています。録音がデッドなことに影響されてそう感じるのかもしれませんが、番号が若い方に良い演奏が多いように思います。ガーディナー指揮LSOのベートーヴェン(4・5番)をバービカンホールで聴いた経験がありますが、その時も響きはこんな感じでしたっけ。このセットの中では3番が特に気に入りました。

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  • ★★★★☆ 

    稲荷屋茶助  |  東京都  |  不明  |  31/May/2011

    どなたかが仰ってましたが、再生装置のレベルによって評価が大きく分かれる録音ですね。小生の装置(ゴールゴムンドにアヴァロン)は少し響きが長い性質があり、デッドな録音・近接的な録音があまり気にならない。むしろこの録音の様に楽器の定位が明晰な録音は好印象。 こうして聴くこの演奏だが、LSOのやや鋭角的なサウンドとハイティンクの暴れの無い演奏スタイルとがうまくブレンドされ、静かな中に秘められた情熱を感じさせ、実はベートーヴェンに良く似合ってるんじゃないかとも思わせるものがあります。 なお、バービカンセンターはデッドだというのが定説ですが、これも座席位置によってかなり異なる点は指摘しておきたいです。

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  • ★★★★★ 

    なかじぃ  |  大阪府  |  不明  |  03/April/2010

    自分は全集ではなく、一枚ずつコツコツ集めて最近ようやく全てが揃いました。9、5&1、2&6、4&8、7、3の順番で二年かかりました。ロンドンのバービカンホールは残響がデッドですが、楽器がよく分離されており、音がよく澄んで聴こえます。この録音にはかえってプラスに働いたように感じました。ハイティンクが演奏の際に最も気を配る事の一つとして、楽器のバランスを挙げています。室内楽的なアプローチとバービカンの残響を考えた結果、音が濁ったり、壊れたりする事を避けたくてこのような演奏スタイルになったのだと思います。つまりハイティンクの「穏健」とは何ら関係はないように思います。的外れな批判はいかにも知ったかぶりのようで失笑するしかありませんが…

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  • ★☆☆☆☆ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  11/February/2010

    穏健派に磨きがかかってきたハイティンクならではの実に美しいベートーヴェンの交響曲全集だ。これほどわめいたり咆哮したりしないベートーヴェンというのはなかなか類例は見ないのではなかろうか。もちろん、ベートーヴェンを威圧の対象にするのはいかがとも思うが、しかし、表面的な美しさに終わってしまうのならば、ライバルとなる名演盤がひしめいているだけに、実に退屈な演奏に陥ってしまうという危険性を孕んでいる。そして、ハイティンクは、その危険性の落とし穴にはまってしまった。全集の中で、少し評価できるのは、第1、第2、第6とトリプルコンチェルトのみだ。特に、第6は、穏健派のハイティンクとの相性は決して悪くなく、田園という曲の優美さが聴き手によく伝わってくる。第1や第2、そしてトリプルコンチェルトは、ベストの演奏とは到底言えないものの、緩徐楽章などにはそれなりの感動がある。しかし、その他の曲は、表層的な美しさだけが際立つ実に浅薄な凡演だ。特に、第3、第5、第7など、根源的な力強さに全く欠けている。第9も、あまりの軟弱さのため、最後まで聴きとおすのが実に辛かった。SACDマルチチャンネルによる高音質録音が虚しく聴こえたのは大変残念だ。

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  • ★★★★★ 

    rin  |  大阪府  |  不明  |  04/September/2009

    所有する21種のベ−ト−ヴェン交響曲全集の内で最も感動しました。録音は持っている5000枚以上のCDで最高です。ただしSACDではなくCDプレイヤ−MARK LEVINSON 31.5と30.6で再生したCDでの評価です。

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  • ★★★☆☆ 

    candi  |  福井県  |  不明  |  04/September/2009

    録音は最高かもしれないが、バービカンホールの音響が私の好みで無いので残念!!!残響が無さすぎてタイトな音となっており、コンバスとティンパニーがやたら強調される結果となっているのではないか。とにかくLSOシリーズはムジークフェラインとは言わないが、もっと良いホールで録音してほしい。

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  • ★★★★★ 

    山形の髭熊  |  山形県  |  不明  |  02/July/2009

    ワルター・トスカニーニ・クレンペラー・ベーム・ミュンシュ・クレツキ・セル・カラヤン・イッセルシュタット・マズア・サヴァリッシュ等所有している全集の中で、録音の優秀さ楽譜の読みの深さにおいて、群を抜いて優れているように思う。旧録音のコンセルトヘボウ盤と比較して若々しくエネルギッシュな演奏であると言えます。コントラバス・ティンパニの明瞭さに驚かされます。重鋼かつ明瞭な音作りに驚かされます。再製装置の善し悪しによって聞く側の印象はかなり変わるような気がします。解釈は老いてますます盛んという言葉が当てはまるしかしみずみずしくさわやかな解釈です。何度聞いても飽きのこないよい演奏の一つだと思います。

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  • ★★★★★ 

    Abbadian  |  東京都  |  不明  |  21/May/2009

     この演奏を「いつものハイティンクか」と思って聴いたら大間違いだ。寧ろ,常のハイティンクでは考えられない「爆演」系の演奏といっていいだろう。ベーレンライター版を基本にしながら,何かが中庸穏健な彼を突き動かし,音楽がめらめらと沸点に達しそうな勢いで内部から燃え上がっている。テンションの高さも尋常ではなく,これが全9曲を貫いているから凄い。しかも演奏に粗さは皆無で,ライヴならではの良い面のみが表に出た稀に聴く秀演といえるだろう。同じライヴでも,最近のシカゴとの冷徹無比なマーラーとは正反対の演奏だ。(続く)

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  • ★★★★☆ 

    tiss  |  kantoh  |  不明  |  29/January/2009

    録音のおかげもあってか、低音がブンブンッと歯切れ良く、聴いていて気持ちが良いベト全です。

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  • ★★★★☆ 

    セクスィー部長代理  |  ギンザ  |  不明  |  06/January/2009

    まず全曲を通しての統一感が強いことは全集として高く評価。逆に曲それぞれの個性を楽しむには不向きかも(贅沢?)。スカッとさわやかコカコーラって感じかな??。ハイティンクのCDは久々に買ったが、正直ベートーヴェンでこんな演奏を聴かせてくれるとは思わなかった。先のRCOとの録音と比べると音の録り方(箱も、版も)がかなり違うので、ちょっと聴いた感じ印象はまるで違う。円熟の極みに達した感じのハイティンクの今後が楽しみ。

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  • ★★★★★ 

    茉奈 佳奈  |  福島県  |  不明  |  03/May/2008

    この演奏を一言で言い表すなら「一気呵成」。ただし、「雑味」や「荒さ」は微塵もない。アプローチの仕方は、前二回の全集と基本的には変わらないが、「何も足さない。何も引かない。」と言った風情で、音楽的な純度が一段と高まっている。ティンパニの扱いに、最近のピリオド楽器奏法の影響(?)が窺えて興味深い。聴くほどに味わいの増す、素晴らしいセットだ。

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