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Beethoven (1770-1827)

CD Piano Concerto.4, 5: Gieseking(P)Bohm / Saxon State O Walter / Vpo

Piano Concerto.4, 5: Gieseking(P)Bohm / Saxon State O Walter / Vpo

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    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  31/October/2009

    先日SPコロンビア原盤でギーゼキング、ワルター/VPOによる本盤収録の「皇帝」を聴く機会がありました。本演奏は1937年収録でまだ当時まだベテランの域には達していないギーゼキングがワルターの器の中で実に粒そろいのタッチでストレートに弾いている演奏でワルターの方もVPO・・・時にユダヤ勢力が一時追放される一〜二年前の燃焼度を上げているような伴奏で晩年のワルターには聴けない演奏であります。第1楽章やや弦の音が裏方ティンパニーの音を遮り勝ちですがカデンツァを含め約19分はまたたく間、続く楽章は約6分のタイムですが管楽器音が前面に目立ち次の約8分の最終楽章・・・元気な出だし、第1楽章ではかき消され気味のティンパニーもしっかり聴こえばっちりです。いずれにしても今から70年以上前の世情環境演奏にもかかわらず颯爽として音質も素晴らしく入っており本CDもそれに準ずると思われます。第4番は聴いていませんが多分ベームの指揮はがっちりとしかつこの穏やかな協奏曲にむしろ合っているギーゼキングにはより適しているのではと勝手に推察する次第です。私の好きな演奏家がそろった盤であります。

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  • ★★★★☆ 

    eroicka  |  愛知県  |  不明  |  11/May/2009

    「皇帝」は、宇野功芳氏の指摘の通り指揮者とソロのバトルが面白い。剛直で怜悧なソロは前のめりに驀進しオケも追いかけるのだが、オケが主導権を握る場面ではややブレーキをかけ柔和な音楽を聴かせるといった趣。個性の競演も「競争曲」、もとい協奏曲の醍醐味だ。宇野氏によると、後年このレコードについて問われたギーゼキングは憮然として何も語らなかったという。壮年期のベームと共演の第4番は「競争曲」ではなくオーソドックスな「協奏曲」で立派な演奏だ。

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