Lalo: Symphonie Espagnole / Saint-Saens: Violin Concerto No.3
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一人のクラシックオールドファン | 兵庫県 | 不明 | 03/March/2012
本盤、いつもながらのパールマンの鮮やかなテクニックと美音、そして豊かな表現力が満喫出来特に私はスペイン交響曲についてこの曲を見直した演奏でもあります。先のレビューで東京都の方が書かれている様に私もフランチェスカッティ/ミトロプーロスのLP盤で長くこの曲を聴いていましたが四楽章収録版であり本盤パールマン/バレンボイムの1980年演奏は通常カットされる事が多い第3楽章(サラサーテが初演時省略した事にも原因)も入れて五楽章全部が録音されています(演奏タイム@7’51A4’11B6’13C7’06D8’06)。第1楽章、艶やかなパールマン(当時35歳)のヴァイオリンとPOを振ってのバレンボイム(同38歳)のやや重いしっかりしたサポートがゆっくりと進めて行き時折の陶酔感を伴った「粘っこさ」は時折この曲他演奏で聴かれる荒っぽい異国情緒とは一線を画しています。第2楽章はヴァイオリンが旋律線をたどり中盤では語る様でもあります。さて、第3楽章はオーケストラ前奏が何かありそうな様子を遠く近く交代にカルメン舞曲風に展開します、そしてヴァイオリンが分かりやすいテーマから入って変奏風に進めて行きます。〆は静かに足踏みを残しながらフェードアウトします。第4楽章もややゆったり目のバックに情緒的歌謡的なヴァイオリンが実に映えます・・・起承転結的メリハリ感も・・・。最終楽章も民謡風な感じで早めのテンポの内にヴァイオリンがしっかり縫って行きます。最後はピチカートを噛ませて鮮やかに閉めます。とにかくパールマン、バレンボイムこの両者は共演機会も多かっただけにピッタリ息が合って開放的な演奏に仕上げております。サン=サーンスのV協奏曲第3番は1983年の録音でタイムは@8’28A8’25B10’58とこの曲でもたっぷり感が味わえます。即低い音でのヴァイオリン・ソロから始まる第1楽章は途中メロディ・ラインを描きつつ縦横無尽なヴァイオリンの乗りが素晴らしいです・・・古典的でちゃんと整ったこの曲でもサン=サーンスらしい華麗な雰囲気を余す処なく表現しています。第2楽章はゆったりペースのヴァイオリンに様々な管楽器が絡んでホッとする楽章、そして前楽章から一転、ややキツメのヴァイオリンからスタートする最終楽章はテーマメロディを見え隠れで示しつつ最後の〆は華やかな管楽器を打ち出して高揚感を伴いつつ終わります。完璧なテクニックで雄弁に進める演奏は実に説得力がありますね。両曲とも本盤私は最高ランクにしたい演奏であります(タイムについては盤により多少異なる場合があります)。1 people agree with this review
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和愚練庵 | 東京都 | 不明 | 02/January/2011
強烈なフランチェスカッティ、ミトロプーロス盤に替わるディスクとして辿りついたのがパールマン、バレンボイム盤でした。 この曲に求めるエグさを、優れた録音バランスが後押しして、大変満足できた演奏です。 パリ管時代のバレンボイムは、「幻想」も強烈で、力の出し惜しみをしていないところが○です。 併録のサン・サーンスも素晴らしい演奏でした。0 people agree with this review
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