Waltzes, Polkas, Etc: R.kempe / Skd
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つよしくん | 東京都 | 不明 | 03/December/2011
これは素晴らしい名演だ。ウィンナ・ワルツをおさめたCDは数多く存在しているが、本盤は、その中でも最も魅力的な名演の一つと言ってもいいのではないだろうか。ケンぺは、ベートーヴェンやブラームス、そしてブルックナーの交響曲などにおいて、ドイツ風の重厚な名演の数々を成し遂げていた指揮者だけに、どちらかと言えば謹厳実直で質実剛健な演奏を行うというイメージが付きまとっていると言っても過言ではないところだ。しかしながら、本盤のような愉悦に富んだ名演を聴いていると、ケンペは必ずしも質実剛健一辺倒の演奏を行っていたわけではなく、むしろ、ケンペという指揮者の表現力の幅広さ、多彩さ、そしてその豊かな音楽性を伺い知ることが可能だ。それにしても、演奏全体に漲っているリズミカルな躍動感は、ウィンナ・ワルツの演奏としては申し分がない理想的なものと言えるところであり、とりわけ喜歌劇「こうもり」序曲の畳み掛けていくような気迫や強靭さは圧倒的な迫力を誇っており、聴いて思わず度肝を抜かれるほどだ。それでいて、ケンペならではのドイツ風の重厚さも随所に聴かれるところであり、レハールのワルツ「金と銀」やヨゼフ・シュトラウスのワルツ「天体の音楽」の重心の低い深沈たる味わいの深さには抗し難い魅力があると言える。かかる演奏は、もはやウィンナ・ワルツという領域を超えた、ベートーヴェンやブラームスの交響曲などにも比肩し得る至高の芸術作品のレベルに達していると言っても過言ではあるまい。そして、このようなドイツ風の重厚な演奏を行っているにもかかわらず、いわゆる野暮ったさなどはいささかも感じさせず、愉悦性を失わないというのは、大芸術家ケンペだけに可能な圧巻の至芸とも言うべきであろう。そして、いぶし銀の音色を有するシュターツカペレ・ドレスデンによる名演奏が、ケンペによる重厚な演奏に独特の潤いと温もりを付加させているのを忘れてはならない。いずれにしても、本演奏は、あまた存在するウィンナ・ワルツ集の中でも、トップの座を争う至高の超名演と高く評価したい。音質は、1970年代のスタジオ録音ではあるが、リマスタリング、HQCD化等が行われたことや、聖ルカ教会の残響を活かした名録音であったこともあり、十分に満足できるものであった。しかしながら、先般、ついにシングルレイヤーによるSACD&SHM−CD盤が発売される運びになった。当該シングルレイヤーによるSACD&SHM−CD盤は、従来CD盤やHQCD盤などとはそもそも次元が異なる極上の高音質であり、音質の鮮明さ、音圧、音場の広さのどれをとっても一級品の仕上がりであると言える。いずれにしても、ケンペ&シュターツカペレ・ドレスデンによる至高の超名演を、かかる極上の高音質SACD盤で味わうことができるのを大いに喜びたい。4 people agree with this review
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宇野広報 | 奈良県 | 不明 | 01/August/2011
このCDには、ヨハン & ヨゼフ・シュトラウスやスッペの曲も収録されていますが、「金と銀」があまりに飛び抜けた名演奏なので、このCDを買った人は、誰しも「ウィンナ・ワルツ名曲集」ではなく「レハールの『金と銀』」のCDというイメージを持つようです。 とかく、このルドルフ・ケンペというドイツの指揮者のイメージは、「質実剛健」で「控えめで手堅い演奏をする人」という感じが強いのですが、この曲の演奏はそのイメージからは程遠いもので、非常に大胆な感じです。そして、 「大きな緩急をつけて、名旋律を歌い尽した」 本当に感動的な演奏となっています。 (このようなカンタービレは、他にはシューリヒトとVPOの未完成以外にはきいたことがありません。) とはいえ、そこはケンペです。人工的な面や作為的な面は一切感じられずに、 「心の中の感動と盛り上がりが抑えきれずに堰を切ってあふれ出した」 ような自然さのもとに、本当にやりたいことをやり尽くしています。 私の場合、この演奏を聴いて、この曲に対するイメージがそれ以前とは全く変わりました。 とくに、よく知られているように、ウィンナ・ワルツの形式は、 序奏と終結(コーダ)の間に、6(?)曲のワルツが2度ずつ繰り返して奏される ような形になっていますが、このケンペ聴いてもすぐにわかるくらいに、1度目と2度目の演奏の仕方が違っています。 しかし、それが全く不自然でなく、むしろ、そうあるべきようにきこえるのです。 私の場合、評論家の宇野功芳さんの推薦文を見てLP(オイロディスク=キング)を購入したのがきっかけでしたが、それまで、ただの通俗名曲であったこの曲が、金や銀ではなく、ダイアモンドのように光り輝く魅力的なものに変わりました。 私の手元にあるコロムビア発売のCD(多分、CDCOCO70420と同じマスター)の場合は、最初は、弦の音抜けが悪くて、LPで聴いたときの感動が伝わりにくい感じでしたが、再生装置のレベルアップとともにほぼ満足できる音が出るようになって来ました。 このような名盤こそ、XRCDで発売してほしいと思っております。2 people agree with this review
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ペーターダム男 | 神奈川県 | 不明 | 30/July/2011
まるで極上の羽毛が飛び交うが如くを思わせるような演奏です。この当時のSKDのサウンドは何と軽やかで心地よいサウンドを奏でていることか。ウィンナワルツの演奏としても、聞いていての心地よさ,ノリの良さではVPOの演奏を数段上回っていると思います。これは、ケンペがSKDを指揮している他の演奏全てに言えることですが。まさに歴史的名盤の一枚と言えます。2 people agree with this review
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オットー | 新潟県 | 不明 | 26/April/2011
確かに面白い。ものすごくよく考えて演奏しているのがよくわかるし,こまやかな表情の変化など「おっ!」と思わせるようなところがいっぱいある。が,やはり,リズムの冴えがイマイチだと思う。ウィンナワルツ特有のリズムの絶妙さ,冴えはボスコフスキー&VPOにはやはりかなわない。当たり前か・・・。そこらへんを開き直ってくそまじめにやるカラヤンなどは逆に面白いのだが・・(BPO,66年69年75年80-82年盤,POの60年盤,VPO(59年,87年ニューイヤー)との録音では当然ウィンナワルツのリズムになっているが)。金と銀での豪華絢爛な響きと表現は素晴らしいのだが,これももっとさらりと粋な味をだすボスコ&VPO盤が格段に上だと思った。香りがまず違う。ケンペはお好み焼きって感じがしてならない。みなさん★5つの高評価なのでひとりだけ★3つというのも気がひけるがご容赦くださいまし。0 people agree with this review
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レインボー | 不明 | 不明 | 28/October/2010
冒頭のメリハリのついた、こうもり序曲から本当に凄い名演揃いだ。 皆様の言う通りレハールの金と銀は素晴らしく、この曲の録音の中でも最上級の演奏と言って良いのではないだろうか。 ヨーゼフの天体の音楽もロマンティックで良いし、スッペの朝昼晩の後半のノリの良さ、躍動感も見事。 アンコールのように収録されている、浮気心ポルカも躍動感があってとても楽しい。 録音もそれほど悪くはないと思う。 価格も安く、演奏も良い、おすすめの一枚。1 people agree with this review
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遊悠音詩人 | 埼玉県 | 不明 | 07/May/2010
SKDの妙技が冴える!「ウィンナ・ワルツやポルカはVPOが一番だ」と頑なに譲らないような人にこそ聴いて頂きたい。何たる躍動感!何たるロマン!何たる歌心!スタジオ録音だというのに、ライヴ以上にライヴ的なノリの良さ!VPOがややもするとルーティンワーク同然の演奏をすることもあるのに対し、SKDの演奏は音楽が今まさに生まれてくるようだ。《こうもり》序曲のラストの捲りもさることながら、やはり《金と銀》の絢爛豪華かつ人間味溢れる表現は、ケンペの音楽性の高さも相まってこれ以上ないほどの美演だ。手練手管を駆使しながらも嫌味に聞こえず、むしろ親しみ易ささえ感じさせるという離れ業をやってのける。スウィトナーの同様の盤とともに、SKDとウィンナ・ワルツとの絶妙な相性の良さを窺い知ることの出来る、貴重な一枚と言えよう。録音も、聖ルカ教会にてシュトリューベン氏らが収録しただけあって水際立っている。特に小太鼓を始めとするパーカッション類が効果的に響いており、躍動するリズムに花を添えている。3 people agree with this review
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シーフォ | 羽曳野市 | 不明 | 18/July/2008
「金と銀」がなんといっても素晴しい! 豪華絢爛、愉悦の極致、ワルツに乗って体が動きだすこと請け合いです。ケンペって本当に音楽性の高い、いい人だったんだなぁと思えてきます。「天体の音楽」もいい。他もいいですよ。×なことは決してありません。超お薦めです。1 people agree with this review
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ドクターペイン | 仙台市太白区 | 不明 | 09/October/2005
ウィーンの伝統的な演奏とは、異なるケンペSKDのザクセン人の重厚な演奏。 オーケストラの魅力的なサウンドとケンペの解釈に魅了される1枚。 どの曲も、その魅力に圧倒される記録である。 ドレスデン国立管はスウィートナーの演奏も含め、ウィンナワルツを得意にしていたのではないか? とにかく、とても魅力的な演奏なので、聞くべし。 今日では、なかなか得られない魅力あふれる個性的で素敵なアルバムです。1 people agree with this review
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風雷暴 | 横浜 | 不明 | 07/June/2004
Kempe(Gre-Con20th)のポルカが良く、期待したが、Strauss兄弟のワルツ&序曲は中途半端な表現で×。やはりVPO(orVSO)を振らなきゃダメ?Suppe序曲は楽想の相性も良さそうで○。が、超弩級の目玉はLeharの金と銀!何じゃコリャ、Knaの再来か!?そのダサイまでに大仰な振りかぶり(でもバッチリ決まってる!)は爛熟の後期浪漫派そのもので王座即決!でも後で調べたら、宇野先生御推薦でした。知らぬは小生ばかり也..0 people agree with this review
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よしくん | 東京都・江東区 | 不明 | 19/August/2003
何と柔らかく安堵感のある演奏でしょう。ケンペの人柄の結果です。オーケストラの響きも美しい。指揮者との信頼関係と相性の良さでしょう。1 people agree with this review
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