Symphony No, 8, : Blomstedt / Leipzig Gewandhaus Orchestra (2SACD)
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つよしくん | 東京都 | 不明 | 04/August/2012
本盤におさめられたブルックナーの交響曲第8番は、85歳となった現代を代表する巨匠指揮者であるブロムシュテットが、長年にわたってつとめてきたライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団のカペルマスターを退任するに当たって行われた記念碑的なコンサートのライヴ録音である。ブロムシュテット&ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団という稀代の名コンビは、様々な名演を成し遂げてきたが、何と言ってもそのレパートリーの中心にあったのは、ブロムシュテットが最も得意とする独墺系の音楽、中でもブルックナーの交響曲であったことは論を待たないところだ。既に、このコンビは、英デッカに第9番をスタジオ録音(1995年)しているし、1998年には第3番を録音している。そして、今般の2005年の第8番のライヴ録音であるが、本演奏があまりにも素晴らしいものであったせいか、その後、このコンビによるブルックナーの交響曲チクルスが開始され、2011年のライヴ録音である第1番の登場により、既に第7弾を数えているところだ。このように、本演奏は、退任コンサートにとどまらず、このコンビの新たな出発点にもなった演奏とも言えるが、それだけにその演奏の質の高さは尋常ならざるものがあると言える。このような名演奏を聴いていると、ヴァントや朝比奈なき現在においては、ブロムシュテットこそは、スクロヴァチェフスキと並んで、現代を代表するブルックナー指揮者と評しても過言ではあるまい。本演奏においても、基本的なアプローチは、楽想を精緻に、そして丁寧に描き出していくというものであり、これは近年のブルックナーの交響曲演奏の王道を行くものである。そして、かかるアプローチは、誠実とも言えるこの指揮者の美質そのものであると言えるが、例えば、楽曲自体は異なるが、かつてシュターツカペレ・ドレスデンとともにスタジオ録音を行った交響曲第4番や第7番の定評ある名演などと比較すると、彫の深さ、懐の深さにおいて、はるかに凌駕していると言える。ブラスセクションなどもかなり強靭に鳴らしていると言えるが、無機的な音は皆無であり、どこをとっても奥深い、それこそブルックナーらしさを失っていないのが素晴らしい。ライヴ録音ならではの熱気には事欠かないものの、かつてのブロムシュテットにあった唯一の欠点でもある、楽曲の頂点における力みが感じられないというのは見事であり、これは、ブロムシュテットの円熟の証左と言えるだろう。ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団も、かつてもシュターツカペレ・ドレスデンのような独特の魅力的な音色を湛えているとは言い難いが、それでも重心の低い音色は、さすがは伝統のあるドイツのオーケストラと言うべきであり、ブルックナーの交響曲の演奏としては、正に理想像の具現化と言っても過言ではあるまい。いずれにしても、本盤の演奏は、ブルックナーの交響曲の演奏を数多く手掛けてきたブロムシュテットの円熟を感じさせるとともに、ブロムシュテット&ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の相性の良さを感じさせる見事な名演と高く評価したい。そして、本盤で素晴らしいのは、最近では珍しくなったマルチチャンネル付きのSACDであるということである。臨場感溢れる超高音質のマルチチャンネル付きのSACDは、本盤の演奏をより魅力的なものとするのに大きく貢献しているのを忘れてはならない。4 people agree with this review
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ushio | 東京都 | 不明 | 17/September/2010
当夜会場にいた人や、チェコpoとの来日公演を聴いた人は、実演との落差に驚くでしょう。録音がまずい。分離は良いが厚みがない。マイクを突っこみすぎ。ブロムシュテットのベストはいうまでもなくチェコとの「8番」。金管を極限まで鳴らし、突き上げるようなリズムで進んでいく。このCDとは別人。特に違うのが4楽章。CDはティンパニがマイクから遠すぎ。チェコとの演奏では、ゾンダーマンもかくや、というような強打だった。(若い人だったので多少非力でしたが。)いろいろ貶しましたが、弦楽器のしたたるような美しさは、ぜひSACDプレイヤーで聴いてください。1楽章のトレモロの静けさは、ヴァントを超えた神秘感。1 people agree with this review
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otto | japan | 不明 | 12/July/2007
先日発売された7番とともに購入しました。7番にはSKDとの美演もあるので、どちらかというと7番を楽しみにしていましたが、より強い感銘を受けたのはこちらの8番でした(7番もSKD盤を凌ぐ大変な名演奏でした)。重心低く、深みのある音色と線の太さを持ったLGOの伝統的な美質には、7番より8番のほうが似合っているとも感じました。演奏の指向は変わらず端正で、ブロムシュテットらしく丁寧で敬虔、誠実な音楽作りが心に沁みますが、以前よりも信仰を表現する意志の強さを感じさせられたのが印象的でした。神業的バランスで演奏された稀有な8番でした。2 people agree with this review
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賄賂とケネディ | 岩手 | 不明 | 03/February/2007
ブルックナー演奏につきまとう「骨太・重厚・巨大」等のキーワードは鳴りをひそめ、「端正・透明・壮麗」な天上の音楽に仕上がっている。敬虔な宗教者であるブロムシュテットの真摯さが見事に結晶したような快演。 しかし、9番を録った頃と較べてゲヴァ管は実に上手くなったと思う。これから更に色々な演奏を聴きたかった…。 そういえば数年前サントリーで聴いたブル5も良かったのでCD化希望。0 people agree with this review
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せいろく | ふくしま | 不明 | 14/January/2007
真摯に曲に向き合い、実に丁寧に作り上げた演奏だと思います。スケール感は乏しいけれど、細かいところまで気持ちが入り、美しく響いています。改めて良い曲だなぁとしみじみ思いました。特に第3楽章はすばらしく、今までで一番共感できる演奏です。いいコンビだと思っていたのですが・・・ブロムシュテット、これからどうするんでしょうか?0 people agree with this review
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ブル使徒 | 東京都 | 不明 | 17/December/2006
この実演に接した者からすれば確かに録音がイマイチだが、ここに溢れる音楽に虚心に耳を傾ければ、そんな咫尺を弁ずることなどバカらしくなる。なんと静謐で、清澄な境地なのだろう。次は是非5番を正規盤で聴きたいし、昨年のバンベルグ響との「8番」もリリースを渇望。1 people agree with this review
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コーキロマンハ | 神戸市 | 不明 | 16/December/2006
適度なテンポ運びで抒情たっぷりに聞かせている感じ。ゲヴァンドハウス菅の重厚でありながら瑞々しい響きはいつ聞いても良いですね。先般出たヴァント、ミュンヘン・フィルが絹漉しとすれば本盤は木綿漉しという感じでしょうか。1 people agree with this review
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登山家いっちー | 名古屋 | 不明 | 14/December/2006
美しすぎるサウンドに酔ってしまう。 一音に対する思い入れが見事。 巨大なシンフォニーに緻密なアンサンブルを加えて、天国に向かう馬車のような神聖さがこの演奏にはある。0 people agree with this review
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