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Schubert (1797-1828)

Hi Quality CD Wanderer-fantasie: Pollini(P)+schumann: Fantasy (Uhqcd)

Wanderer-fantasie: Pollini(P)+schumann: Fantasy (Uhqcd)

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  • ★★★★★ 

    風信子  |  茨城県  |  不明  |  22/January/2018

    ポリーニがレコード・デビュー間もない頃に録音した幻想曲二曲を組み合わせている 明晰な打鍵から生まれた音楽は意味深く何かを語り出す 無味乾燥な不感症性であったりプログラム化されて流れ出る幾多の演奏とは次元が違う 幻想曲ではソナタの枠を越えて作曲者の深奥からの歌が聴ける 親密感が濃い対話が始まる 真情を吐露されているような切迫感と同時にじっくり腰を落ち着けて語り合う寛容の空気が流れる ドラマを見る感覚ではない 討論でもない まさに対話の時なのだ シューマンの深々とした味わいを愛するが シューベルトが時折見せる外連も愛すべきものと微笑む それぞれに人柄がにじみ出る ポリーニは一音から一フレーズから真実の声を引き出してくる それは皮をむくように糸を紡ぐように鮮やかだ 音のみに語らせる演奏に聴き惚れる あなたも如何   

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  • ★★★★★ 

    淳メーカー  |  愛知県  |  不明  |  10/February/2013

    初来日の時の「さすらい人」が今でも脳裏に蘇る名演奏です。完璧な技巧、堂々たる演奏です。さすらい人のテーマの翳りや切なさも見事なものです。シューマンのロマンティシズムも特筆に値します。若くして完成されたピアニストであるが故、聴き手は更なる高みを求め、そのため後年批判されることもしばしばあるわけですが、ここに我々の時代の最高のピアニストがいることに間違いはありません。余談ですが、年のせいかポリーニの初来日と2回目の来日が頭の中で混同し、D.960と交響的練習曲が初来日時、となっている拙文があります。この場を借りて、ごめんなさい。

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  • ★★★★★ 

    lightnin  |  青森県  |  不明  |  03/October/2010

     OLD FANさんと同じです。LPを何度も何度も聞きました。カップリングは,さすらい人ではなく,シューベルトのソナタだったような気がしますが,私の好きなのは,シューマンの幻想曲のほうです。若くてそのテクニックが名声を博していた頃のポリーニですが,このシューマンはなんとはつらつとしている事か。快活なパッセージ,叙情的なパッセージ,感情があふれるままにといった感じがします。

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  • ★☆☆☆☆ 

    I amSterdam  |  東京都  |  不明  |  02/October/2010

    ポリーニのピアノ、とりわけシューベルトやシューマンを聴くとき、必ずと言っていいほど居心地の悪さを覚えます。確かに「ピアノの世界」という意味では完璧であり、完結しているとも言える音楽です。だがそこに「ピアノの世界」を追求する求道者ポリーニの姿勢が見える。その姿勢がわたくしをして居心地の悪さを抱かせる。ピアノという楽器を突き詰めようとするポリーニの姿勢がそうさせるように思えるのです。だから、シューベルトはもちろんシューマンも手がけたリートの世界をポリーニが弾いたなら、ピアノというメカニックな楽器とは対極にある「声の世界」とあまりに乖離してしまうのではないか。そういう危惧を抱くのでしょう。もちろん「声の世界」と「ピアノの世界」は別物かも知れない。けれどもその2つの世界を創作した当の本人にあっては何らの別なく一個の人格のなかで、ひとつ心から生まれ出た世界であったはずです。それを思うとき、例えばシューベルトの傑作リート「夜と夢」のピアノに聴く幻想世界を、このポリーニのシューベルトからは感じることができない。もちろん思いを込めて音楽するより、求心的に臨んだ方が作品の実相を映すに違いない。しかしながらその実相には(それが実相であるがゆえに)「音楽の愉悦」という余情が滲み出るものではないでしょうか。余情という言葉の字義どおり、それは思いを込めて「出す」ものではなく、実相から「出る」ものでありましょう。余情を感じないポリーニの「ピアノの世界」を象徴しているのが、「若者の音楽」であるこのシューベルトでありシューマンであるように、聴けば聴くほど思えてならないのです。

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  • ★★★★★ 

    聖オーガスティン  |  IRELAND  |  不明  |  25/September/2010

    何でシューベルトとシューマンを入れ替えたのかわからない。シューベルトはシューベルト、シューマンはシューマンで聞きたい。そんなことより、この頃のポリーニを聞くと、今とは別人のような感想しか出てこない。草原の輝くとき、再びそれは還らずとも。

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  • ★★★★★ 

    mravin  |  埼玉県  |  不明  |  19/February/2010

    ホロヴィッツ、ブレンデル他の同曲違盤を聴いたが、シューベルトの孤独さを打鍵の鋭さと共に切々と訴えかけるのは当ポリーニ盤のみ。この演奏を聴いてしますと他の演奏が生ぬるく感じる。

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  • ★★★★★ 

    OLD FAN  |  TOKYO  |  不明  |  02/October/2007

    中学生の頃からLPで擦り切れるほど聞きました。 総てが光で影がないのに美しい・・・。

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