Holst, Gustav (1874-1934)

CD The Planets: Karajan / Vpo

The Planets: Karajan / Vpo

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    困ったお父さん  |  三重県  |  不明  |  12/July/2021

    生まれて初めて購入したのがこの曲、この演奏です。「木星」では完全主義者のカラヤンには珍しくわざと崩した表現をそのままで収録しています。好みによりますが私は結構スリリングに感じて気に入っています。録音もDECCAのFFSS録音の代表的なもの。美しくクールなようでどこか温かみのある録音はアナログの魅力満載です。せっかくですからLONDON時代のアンドロメダ星雲のジャケット、復活できないものでしょうか?

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  • ★★★★★ 

    ファルスタプー  |  福岡県  |  不明  |  07/April/2016

    このマスタリングは凄い! DMMというカッティング手法は、嘗てOrfeoがLPを出していたころに 使っていたものです。具体的には、金属の円盤に直接音を刻む方法です。  LPでは、通常はプラスチックの円盤に音をカッティングし、その後に 化学メッキを行い、更に電解メッキを行ってプレス用のマスターを作ります。 この化学メッキが曲者で、析出する金属の粒子がやや大きいので、元の カッティングされた形状が鈍ってしまいます。これが、再生音を鈍らせてしまう原因となります。DMMでは、直接金属メッキされてスタンパーが作られます ので、カッティングがそのまま活きてきます。 DMMでカッティングされたLPはSACDよりもリアルです。 この音源のLPを国内盤、英国盤と持っていますが、今回のこれは異次元です。 このカッティングで聴かれたことの無い方は是非聴いてください。 演奏は勿論、この曲の最高の演奏の一つです。 DMMで、アナログ録音最高のコンドラシンのシェーラザードを聴きたい!!メーカーさん、頼みます!!

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  • ★★★★★ 

    海神の声  |  東京都  |  不明  |  24/August/2015

    BPO版でも『惑星』は録音しているが、VPO版の方が断然いい。若い日のカラヤン活気漲る演奏である。

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  • ★★★★★ 

    fuka  |  東京都  |  不明  |  04/August/2013

    何度も聴いたこの名盤。また取り出して聴いてみました。現代ではいくらでもスペクタクルにできるこの曲。作曲家自身は、つぎはぎにしたり編曲されることを禁じたといわれています。科学がいくら進んだとはいえ、宇宙の闇や謎の全体からしてみるとここ何十年の進歩なんて蝸牛の歩みにしか過ぎません。星空を見上げて宇宙に思いをはせるとき、ホルストの時代、いや太古の昔と、我々は何ら変わっていないとも言えるでしょう。カラヤンのこの名盤を聴いてみると、音楽を越えた感覚があらためて呼び起されます。

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  • ★★★★★ 

    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  22/August/2012

    以前書き込みした者ですがデータ的なものを主に今回追加させていただきます。本盤はカラヤンがDECCA時代VPOを振って一連の録音を実施していたものの演奏で1961年収録の「惑星」タイムは(火7’03金8’22水3’59木7’38土8’33天王5’45海王7’36)と20年後1981年にBPOを振って再録した演奏(タイム火7’20金8’37水4’15木7’32土9’22天王6’02海王8’49)より何か颯爽としたものを感じさせます。VPOの円やかなサウンドは必ずしもこの曲にマッチしているとは限りませんがLP時代から私はこの演奏により引き入れられました・・・特に有名な「木星」メロディをカラヤンはレガートを噛ましつつ豊麗に歌わせ聴く者に印象付けたのではないでしょうか。マァ、この曲に関してはスタートのやや前のめりに気合の入った「火星」からラスト静謐な佇まいの楽曲における浮世離れした美しさが特筆される「海王星」まで・・・このカラヤン五十歳代前半の演奏か初演者ボールトの手練手管の何れかの演奏盤があれば充分と思っております。従前から色んなフォーマット・バージョンが出ておりますがとにかく名演奏最高ランクものでありましょう。(タイムについては盤により多少異なる場合があります)

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  • ★★★★★ 

    masato  |  新潟県  |  不明  |  25/February/2012

     おそらく技術的には満点は付けられないアルバムなんだろうと思います。華やかさではマゼール盤が優れ,滑らかさではデュトワ盤が優れ,技術的にはレバイン盤が優れ,総合的な完成度ではカラヤンの新盤が優れていると思います。  …が,最も魅力的なのは本盤です(今回のSACD化でその価値は一層高まりました)。カザルスのバッハ無伴奏のレビューには「お手本がない状態で,きれいな白紙に,たっぷりと墨(思いのたけ)を付けた筆で,渾身の力を込めて,書を書いた(たたきつけた)…ような力強さを感じます」と書いたのですが,これと同じように,お手本(前例)のない状態の中での“勢い”“力強さ”を感じるのです。獣道…道なき山中でも繰り返し通っていれば道ができる…ボールトやカラヤンがその道なき山中に力強く一歩を踏み出した…。マゼール,デュトワ,レバインらが,その獣道を華やかに,美しく通り過ぎていく…。 “刺激的”…カラヤンの演奏で,そう感じることは滅多にないのですが,このアルバムはその数少ないものの一つです。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  19/June/2011

    英国のローカルな作品の地位に甘んじていたホルストの組曲「惑星」を、クラシック音楽を代表する世界的な名作として広く認知させるのに貢献した歴史的な超名演と高く評価したい。本演奏の録音は1961年であるが、この当時は、同曲の録音は、ホルスト自身による自作自演盤や、同曲の初演者であるボールト盤しか存在しなかった。ところが、本カラヤン盤の登場によって、同曲が瞬く間に世界中に知られることになり、様々な指揮者による多種多様な演奏が行われるようになったのである。カラヤンの伝記などを紐解くと、当初はカラヤンも、そしてウィーン・フィルも、同曲の演奏には相当に難儀したとのことである。しかしながら、カラヤンとウィーン・フィルがその難儀を克服して要領を掴んだ結果、素晴らしい演奏が成し遂げられることになったのだ。本演奏における壮年期のカラヤンの指揮は、冒頭の火星からして、前のめりになって進んでいく気迫溢れる力強さが漲っており、そのパワフルな演奏は圧巻の迫力を誇っていると言える。また、金星などにおける情感の豊かさは美しさの極みであり、木星における崇高さは、雄渾なスケールを誇っていると言える。海王星における神秘的な雰囲気が漂う消え入るような繊細さは、カラヤンだけが描出し得る至純の世界と言えるのかもしれない。カラヤンの統率の下、ウィーン・フィルも最高のパフォーマンスを示していると言えるところであり、とかく華麗で賑々しくなりがちな同曲の演奏に、適度な潤いと奥行きの深さを与えている点も忘れてはならない。カラヤンは、本盤の20年後にベルリン・フィルを指揮して同曲を再録音(1981年)しているが、音のドラマとしては圧倒的な素晴らしさを誇ってはいるものの前述のような華麗で賑々しく感じられる箇所が随所に散見されるところであり、とても本演奏のような魅力はないと言える。いずれにしても、本演奏は、その後に登場した様々な指揮者による多種多様な名演にも、今なおいささかも引けを取らない至高の超名演と高く評価したい。録音は、英デッカならではの鮮明な高音質であるが、これまでのところでは、数年前に発売されたSHM−CD盤がベストの音質であった。もっとも、歴史的な超名演であることもあり、今後は、SACD&SHM−CD化を望みたいと考える聴き手は私だけではあるまい。

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  • ★★★★★ 

    批評家  |  ロンドン  |  不明  |  10/February/2009

    時代は1961年。当然のことながらCDもなければ、デジタル録音も無い。しかし、音の美しさ。なんと美しいのだろう。この録音は、カラヤン伝説の中でも代表すべき奇蹟の一つ。どのように録音したのか?本当に信じられないほどの圧倒的な音質の美しさ。もちろん、演奏も美しい。音楽美の連続。デジタル時代、80年代のベルリンフィルとの惑星は蛇足でしかない。このことは、この録音を耳にすれば誰もが納得するだろう。この録音を聴いて、初めてカラヤンの凄さ、そして偉大さを知った。

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  • ★★★★★ 

    一人のクラシックオールドファン  |  芦屋  |  不明  |  28/July/2008

    エードリアン・ボールドの数ある盤もこのカラヤンのVPOと昔収録した盤はDECCAだけに音色の迫力と清澄さを再現したある意味で技術陣の結晶でもあったと思われます。J-POPでも引用された例の「木星」を私は多分このカラヤン盤で初めて接したわけでとっつき易いあの中間部の旋律を歩きながら何度ハミングしたことでしょう。磨きを徹底的に追求した美しさは他の惑星へのアプローチも同様、カラヤンの1970年代後半から80年代のワンパターン的厚化粧性向の収録盤では見られない一種の「覇気」さえ感じさせるもので、とにかく「最高」盤です。

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  • ★★★★★ 

    ヒューブーン  |  静岡県  |  不明  |  24/August/2007

    とりわけカラヤン嫌いの方に聴いてもらいたい一枚です。BPOとの新盤、あれは僕も好きになれません。カラヤンは上手に歳を取れなかった帝王で、晩年は形骸化したようなディスクが目立ちましたが、1960年代の録音に関して言えば、カラヤンバッシングはスーパースターへの単なるヒガミに過ぎないように思えます。

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  • ★★★★★ 

    オタヌキ  |  愛知県  |  不明  |  17/November/2006

    ホルストは普段聴きませんが、これは永遠に聴き継がれるべき名演だと思います。ボールトにも彼の良さがあると思いますが、カラヤンの音の作り方は、もう魔法ですね。60’は名演が目白押しと言った時期ですが、この頃のカラヤンは帝王間違いなしでしょう。

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  • ★★★★★ 

    rai  |  Aomori  |  不明  |  08/November/2006

    カラヤンのCDを初めて買ったベルリン・フィル盤では、縦のラインが不揃いで、カラヤンという指揮者の実力を疑ったものだが、このウィーン・フィル盤では反対にカラヤンの実力を思い知らされる形となった。 ベルリン・フィル盤を聴いて失望した人も、感動した人も、是非この盤を聴いてみて頂きたい。

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  • ★★★★★ 

    yass  |  大分県  |  不明  |  26/August/2006

    数多あるカラヤンの録音、そして数多ある「惑星」の録音のなかでも、未だにトップの名盤だと思う。特に「火星」は戦争の不安・恐怖をこれほどにズバリ表現したものはないほど壮絶極まりない。「金星」「海王星」といった曲も比類ない美しさだ。この演奏の素晴らしさに息を呑むと同時に、今の演奏家連中は何をやってるんだ!と思うのもまた事実である。

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  • ★★★★★ 

    江戸前寿司  |  TOKIO  |  不明  |  10/August/2006

    まだ無名だったこの曲を、現在でもスタンダードとして聴くことができる演奏に昇華させているカラヤンのスコアの読みの深さと、熱演するウィーン・フィルには感激的。「火星」ではウィーン・フィル独自の三連符の刻みも堪能でき、再現部での爆発は今も他に例がないほど。DECCAのアナログオリジナルには遠く及ばない音質がイマイチだがマスターの劣化を考慮するとそれは仕方のないことか。特に後半の充実した演奏が光る。どこにも手抜きがない名演奏。いい仕事してます。

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  • ★★★★★ 

    ドクターペイン  |  仙台市太白区  |  不明  |  06/August/2006

    ホルストの「惑星」の魅力を世界に広めた歴史的ともいえる名演奏の記録。今聞いても、ウィーンフィルの美しさが万全に生かされた素晴らしい演奏で、今でもこの曲の演奏の最高の演奏の1つに挙げられる魅力あるものでお薦めである。

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