Sym.4: Karajan / Bpo (1970)
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karayanus | UNITED KINGDOM | 不明 | 04/January/2014
初版のLPで購入したが、このCDに書かせて頂きます。 当時7割がアンチカラヤンの評論家陣でアンチカラヤンがステータスの時代でした。アンチカラヤンこそ、本物のクラシックファンと言われていたのです。 カラヤンファンは初心者、お子様、女、でした。そういう時代でした。 そのアンチカラヤンがグーの音も出なかった演奏がこのブルックナー4番です。 LPの解説がアンチの権化の一人西村氏。さすがに戸惑っていて文章が 褒めているのか貶しているのか解らぬ内容でした。今の中国や韓国の日本への 論評に酷似しております。宇野ほど酷くはないけれど、冷静さを欠く文章でした。 衝撃だったのでしょう。テンポが速いばかりと思っていたカラヤンが突然 非常に遅いテンポで悠揚迫らぬ大迫力で来たのですから。 第一楽章の最後の和音など、これ程魂のこもった力強い和音は決して聞いた事がありません。 66年のフルニエとのドンキホーテをあらゆる理由を探して避けようとしたが、どうにもならず一種のアルバイの様にアカデミー賞が与えられました。 その後70年のフィデリオもショルティの魔笛に授与し、カラヤンのアカデミミー賞授与の絶対阻止を至上命題とするアカデミー協会の強健な意思が働いたのですが、このブル4だけは如何ともし難い完璧な演奏であったと言う事です。 残響を生かした演奏は、正にブルックナーの真髄を表現し、素晴らしいの一語に尽きます。細部をぼかし、核となる音がきちっと鳴った上で、残響と共に共鳴するのは正にブルックナーが描いた真髄であると思います。 ブルックナー4番の最も精神的な演奏であるのは、論を待ちません。 申し添えれば75年のDGはカラヤンが時代に迎合して作った古典的表現であり、ブルックナーの本質とは離れました。性急さも残念です。 アンチの巣窟であった当時の日本の評論家陣がこれにアカデミー賞を献じたのは、皆驚倒しました。 それ程の演奏ですが、発売されているCDはマスタリングの関係で、音の酷いのが混じっておりますので、注意が必要です。EMIか英国の問題か解りませんが、わずか5年後に再録音されたのでEMIがぞんざいに扱った可能性があります。1 people agree with this review
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とほほの助 | 東京都 | 不明 | 24/April/2010
驚きましたねー、何なんですか、この気持ちよさは…確かに今までベーム盤を愛聴してきた私からすればブルックナーとしての違和感ばりばりなんだけど(笑)そんなのどうでも良くなる問答無用の説得力が有りますね。第一楽章のラストのフォルテッシモが格好良い…全休止でいちいち大見得を切るところが如何にもカラヤンなんだけど残響が心地好いから癖になる…んーっ、これはクォーターパウンダーダブルチーズだよね、ブルックナーから具が思い切りはみ出してる(笑)堪らないっすね、ごちそうさまでした。1 people agree with this review
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ヒューブーン | 静岡県 | 不明 | 24/July/2008
グラモフォンの新盤は「だめ」評価だが、反面こっちは「最高」と評したい。 カラヤンは、歳を重ねるごとに 音の「外観」ばかりを磨き上げるようになったが、この時代はまだ 内面から跳ね上がるようなバネを感じ、それがこの曲の明るさと若さと躍動感と瑞々しさを、見事に表現し切っている。1 people agree with this review
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ジョーカー | 福島 | 不明 | 10/April/2008
ブルックナーが素朴で自然的な演奏がいいなんて誰が勝手に決めたんだろう。シューリヒトやヴァントと対極をなす、耽美的で妖艶なブルックナーがここにある。もっとも10畳以上の部屋で大スピーカーで大音量にして聞かないとこの演奏の凄さがわかりずらいかもしれないが。我が家のシステムが7番同様やっと眠りから覚めた感じだ。今にして思えば、やっぱりベルリンフィルにはカラヤンが良く似合う。とにかく当時最強のコンビによる音の芸術ともいえるカラヤンの美学がここにある。1 people agree with this review
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fuka | 横濱 | 不明 | 21/October/2006
先日アバド/ルツェルンに感動しました。で、数日後にこれを聴き直してみましたが、いやはややっぱり全盛時のカラヤン/BPOの力というものはずば抜けていますね。再確認できました。2 people agree with this review
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四十路男 | 神奈川県大和市 | 不明 | 03/November/2005
4番をはじめて聞いたのがこの演奏。友人がベームを持っていたので貸してもらって聞いてどちらの演奏も好きになりましたが、やっぱりカラヤンの曲の構成力というか、BPOのオルガン的響きの素晴らしさが小生の趣味にあったというべきか、こちらに軍配があがります。 この頃のBPOは本当に素晴らしい!!0 people agree with this review
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バイオケム | 山口 | 不明 | 31/December/2004
グラモフォン版はベームに影響されて?、かなりストイックな演奏でした。しかし、カラヤンの性格にはなじまない作り物の感じ(同じストイックでもグラモフォンの8番はすばらしい!ゴシックの大伽藍を仰ぎ見る印象。)。こちらはカラヤン本来の豪壮な演奏で、自然です。大学生時代にブルックナーに開眼させてもらった貴重な一枚です。2 people agree with this review
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Mulder | 福島 | 不明 | 19/August/2004
買いました。HS-0288盤とはやはり大違いです。ヒスノイズも音割れも気にならない程度になり,何より音に艶があります。HS-2088盤はガサガサの乾燥肌のよう…。2 people agree with this review
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joe | 仙台 | 不明 | 15/June/2004
豊穣で華麗な音響の渦!朴訥で質素なブルックナーからは大きくかけ離れた70分が展開されます。これはこれで大ありなのではないか?と思います。ところで以前のレビューが消えているのですが、何かあったのでしょうか?0 people agree with this review
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ドイツ | 愛知県 | 不明 | 01/June/2004
ミタケ様 私も反則しますがHMVは認めてくれるのかな。スヴェトラはチャイコで少々落胆しましたので敬遠しえました。情報ありがとうございます。件の友人は超弩級オーディオマニアでひたすら良い演奏と録音を求めています。私は貧相な装置で聞いてますが、それでもブルックナーは聞ける演奏と聞けない演奏があります。普段はモノラルで充分楽しめる私ですが、ブルックナーはやはりこうでないと。1 people agree with this review
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ミタケ | 横浜 | 不明 | 31/May/2004
反則かもしれませんが、こちらにて通信。皆様、情報どうもありがとうございます。安曇野〜様:7番一瞬だけ国内にてCD化(TOCE-7143)されました。現在廃盤のようでまことに残念。再販切に願う演奏です。ドイツ魂様:そういうお友達にはスヴェトラの8番を是非に。一般的スヴェトラとはまた違った重量+精巧感がたまりません。^^1 people agree with this review
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ドイツ魂 | 愛知 | 不明 | 29/May/2004
ヴァントファンに聞かせたら即カラヤンファンになりました。あまりに節操が無いようですが、ブルックナーファンの共通する部分を感じました。「音の洪水に身を浸す快感・・・」これ以上の演奏はないのではないか。オーディオにお金かけて良かったと思う至福の時を約束してくれます。1 people agree with this review
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安曇野のカラヤン | 長野県穂高町 | 不明 | 24/May/2004
後年のグラモフォン盤と比較してもグラマーでゴージャスな演奏。最もカラヤンらしいブルックナーではないでしょうか。賛否両論分かれるかもしれませんが、私は大好きです(笑い)。ところで、同じ頃レコーディングされた7番は今でも手に入るのでしょうか(どなたかご存知ないですか)?あるいは再販を強く望みます。1 people agree with this review
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Mulder | 福島 | 不明 | 21/May/2004
未入手ですが,以前出ていたart盤が入手困難になっていたのですごく楽しみです。HS-2088盤がノイズだらけのひどい音質なので。 オクターブ上げは,改訂版がそのような指示になっているそうなので,フルトヴェングラー,クナ,マタチッチなどはやっているらしい(未聴)ですが,その際ポルタメントをかけるのはカラヤン流らしいです。確かにこれを聴くとほかのはものたりなくて困ります。DG盤よりこちらの方がうまくいってるように思います。DG盤はテンポが速いのであっさりしすぎですね。0 people agree with this review
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fuka | 横浜 | 不明 | 20/May/2004
全くグラマラスな演奏で、カラヤンのブルックナー好きにはこたえられません。ミタケ氏指摘のオクターブ上げは、私も以前から不思議に思っていました。確かに他では聴いたことがありません。(これで慣れちゃうと、さらっとした通常演奏では物足りなく思えるのが危険です。)1 people agree with this review
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