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Berlioz (1803-1869)

SHM-CD Symphonie Fantastique: Ozawa / Saito Kinen O (2010 New York)

Symphonie Fantastique: Ozawa / Saito Kinen O (2010 New York)

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Showing 1 - 8 of 8 items

  • ★★★★★ 

    テリーヌ  |  Hyogo  |  不明  |  03/July/2017

    幻想交響曲は過去膨大な録音が世に出たのですが、鐘選びをはじめ、多様な演奏を比較する楽しみがある曲です。「小澤さん&サイトウ・キネン・オーケストラ」のこの録音は完成度が高いと評します。鐘選びも品位あり、すべての楽器が上質の響きです。

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  • ★★★★★ 

    テリーヌ  |  Hyogo  |  不明  |  03/July/2017

    幻想交響曲は過去膨大な録音が世に出たのですが、鐘選びをはじめ、多様な演奏を比較する楽しみがある曲です。「小澤さん&サイトウ・キネン・オーケストラ」のこの録音は完成度が高いと評します。鐘選びも品位あり、すべての楽器が上質の響きです。

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  • ★★★☆☆ 

    一人のクラシックオールドファン  |  Hyogo  |  不明  |  18/February/2013

    小澤征爾には色彩的な管弦楽がフィットする場合が多くベルリオーズの幻想交響曲についても本人自覚もあり本盤を含め四度の収録歴があります。即ち1966年トロントSO(タイム@13’04A6’13B13’37C3’56D8’59)、1973年ボストンSO(同@13’02A6’17B14’25C4’00D9’09)、2007年SKO(同@12’57A6’31B13’19C4’23D拍手込み9’47)そして本盤2010年SKO(同@13’19A6’36B13’50C4’27D拍手抜き9’15)でSKO演奏のものはライブ録音であり最終楽章タイムには30〜40秒の拍手が入っていますのでその辺りを考慮しますと少なくとも幻想交響曲について小澤の演奏タイム上のブレは殆どないように思います・・・流石得意としているだけに演奏運びはしっかりしたものです。さて、本盤は小澤が75歳の時、長い病気療養からの復帰という位置づけでのニューヨーク演奏で高音質盤でちょっと正直耳障りにも感じる事も含めてライブ独特の雰囲気が充満しております。演奏自体はまぁ小澤がオーケストラへのコントロールを意識し過ぎているのかオーケストラがそれに応えようと頑張り過ぎたのかやや粗っぽい場面がありましたがそれが生きる楽章・・・第4楽章、最終楽章等・・・では迫力感に結びつき結果オーライとなったのではないでしょうか。最終楽章での鐘の音が他の多くの演奏で聴く音とは異なって高めなのは面白いと言えば面白い処でもあります。反対に前半楽章ではややスタートから慎重になり過ぎたのか私の好みからの「乗り」に今一歩でそれが全体バランス上どう評するかに係って来ると思います。本盤も小澤/SKO演奏盤解説書にお馴染みのオーケストラ・メンバーが記されており設立後約四半世紀になったSKOには必ずしももうオリジナル出身演奏者ばかりではなく外部からの参加者も入っているようでそれも小澤への全幅の信頼と深い絆の証なのでしょう・・・。OKランクとしています。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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  • ★☆☆☆☆ 

    ぶうこちゃん  |  不明  |  不明  |  27/October/2011

    ユニバーサルミュージックの非圧縮SACDシリーズは、とにかく音がすばらしく、限定盤ということもあって、オーディオファンにとっては、一生大切に保管していくことになるコレクションであると思っています。 純粋なオーディオマニアの王道は「2ch」と半世紀上の間、相場が決まっていましたので、マルチch部分を省略するということはもちろん大賛成ですし、エクストンレーベルの「HD」で非圧縮の具合が良いということも実証されてきましたし、また、SHM−CD化もユニバーサルレーベル自体で実績を積んできましたので、これらが効くというのは当然のこととして、それらにもまして、最も注目されるべきは、シングルレイヤー化ではないか?と感じています。 オクタビアレコードの方でダイレクトカット盤ということで、1枚2万円もする高音質盤が発売されていますが、それらと比べても、1枚4500円の当シリーズが、音質的に、必ずしも負けていない、というか、部分的にはメリットさえ感じられるというのは、両者の違いとして、ダイレクトカット盤は相変わらずのハイブリッドであるけれども、ユニバーサルの方は、シングルレイヤー化してきているので、その威力では?と推測しています。 考えてみると、SACDが出来たばかりの頃は、SACD/CDのハイブリッド盤なんて、規格さえ存在しなかったわけで、もともとSACDは、高音質追求のために生まれてきたということを考え合わせてみても、SACDに対応していない普通のCDプレーヤでも聴けるハイブリッド盤というのが、誰のための何であったのか??なんと中途半端な存在か??という結論が自然と思います。技術的にも、2層になっていることが、反射等で音質的に悪さをしていないわけが無いわけですから。 当シリーズの他盤では、古いアナログ録音であっても「あっ」とびっくりするほどに音質が改善されていますし、従来、普通にSACDハイブリッドとして販売されていたDSD録音のものでも、当シリーズに買い替えると、もう古い方はゴミ箱に捨ててしまおうと思うくらいに変化していますので、当盤のように最新の録音であって、しかも、音響効果抜群の「幻想」というプログラムともなれば、それはそれは、もう、と期待するのが当たり前と思うのですが... これは...ですね。そんなオーディオマニアの期待とは真逆の方向性、というか、ですね。 これは、高音質リファレンスディスクとして、繰り返し試聴に耐えられるようなタイプの演奏ではないです。 とにかく、病気からの復帰おめでとう!!、ということで、そういった歴史的なストーリー性を重視する音楽ファン向きのディスクと思います。 一夜限りの本番一発のライブということもあるのでしょうが、細部は結構に荒いですし、それにもまして、オーディオ的に一番重要なところの、弦の厚み感というのが、かなり欠如しているように感じます。 それに、ライブ特有の演奏者の息遣いのような雑音も結構邪魔で、総合的に、これは、非常にまずいと思います。 ところどころ、木管のソロ等で、生々しい質感もあって、当シリーズの高音質性の片鱗はのぞかせるのですが、やっぱり、オーケストラものは全体としてのバランスが重要ですので、これはNGと思います。 まとめますと、高音質のために可能な限りのことはやり尽くした、といったコンセプトのシリーズに、演奏そのものの音の完成度はともかくとして、そこに至るまでの過程も含めたストーリー性に重点のある歴史的演奏、というのは、全く方向性が逆で、ミスマッチングのため、私と同様に、オーディオ目線での期待をしている人には、本盤は全くお勧めできない、ということになるかと思われます。

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  • ★★★★★ 

    恐怖のタヌキ男  |  不明  |  不明  |  06/July/2011

    前日のブラームス1番に続く小澤征爾の復活ののろしです。幻想、ブラームス1番となると小澤の師匠のひとり、ミュンシュの十八番であり、この幻想、熱っぽく、ゲルマン的な雰囲気と、ラテン的な色彩を両立させています。ライヴの熱気もあり、一発ライヴでやや荒さもありますが、今の小澤の完成度を見るものがあり、小澤の情熱が音となった稀有のCDです。

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  • ★★★★☆ 

    karajan fan  |  北海道  |  不明  |  28/June/2011

    小澤らしい熱く情熱的な演奏です。 SKOもこの小澤の気持ちに答えるべく熱い演奏を繰り広げています。 全体的にはそんな印象を受ける演奏です。 食道がん、椎間板ヘルニアと数回の大手術を乗り越えた久々の大仕事。 こんなエピソードを私たちはこのディスクに聴いてしまっているのかもしれません。 それも含めての貴重盤ということなのかもしれませんが、、、 熱い演奏と云う観点から聴くと、前回の録音に聴いたアンサンブルのまとまりやアタックに精細さはなく、彼のオーケストラは少々熱気を帯びすぎてから廻りな感じがします。 しかし、小澤の幻想交響曲という観点から聴くと、前回の録音とほぼ同じ曲作りをしています。 前回の録音でも書きましたが、第1楽章、第2楽章はしっとりと甘美な繊細さに比してやはり後半は集中力の欠けた散発的な演奏に感じてしまいます。 こう考えると小澤の幻想への解釈がこのようなアプローチなのかもしれません。 このような批評を書きましたが、決してこの演奏を否定するものではなく、鑑賞曲としては超Aクラスのディスクであることは間違いありません。 小澤の音楽も現在ではあまたの巨匠達と肩を並べる域に十分達しているように感じます。 ただ幻想マニアとしては、比較の対象が多くちょっとハードルが上がっているのかもしれません。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  25/June/2011

    本盤におさめられたベルリオーズの幻想交響曲は、昨年12月にニューヨークでおこなわれた小澤の病気療養後の復帰コンサート(2日目)の記録である。既に従来盤で発売されているブラームスの交響曲第1番(14日)も小澤渾身の大熱演であったが、その翌日(15日)の幻想交響曲も凄い演奏だ。小澤は、若い頃からフランス系の音楽を得意としており、とりわけ幻想交響曲を十八番としていた。これまで、トロント交響楽団(1966年)、ボストン交響楽団(1973年)及びサイトウ・キネン・オーケストラ(2007年)の3度に渡って録音を行っており、それらはいずれ劣らぬ名演であった。したがって、今回の演奏は4度目の録音ということになる。確かに、本演奏においては、小澤自身も病が癒えたばかりで本調子とは言えず、オーケストラもホームグラウンドではないことから万全とは必ずしもいえないところであり、演奏の安定性の観点からすれば、前述の3種の名演にはかなわないし、本演奏上の瑕疵などについて指摘することは容易である。しかしながら、本演奏にはこれまでの名演とは比較にならないような、小澤のこの演奏にかける直向きさや気迫、そして執念が漲っており、小澤の渾身の命がけの指揮が我々聴き手の肺腑を打つのである。これぞまさしく入魂の指揮と言えるところであり、火の玉のように燃え尽きんとする小澤に導かれたサイトウ・キネン・オーケストラも大熱演を繰り広げていると言える。また、小澤&サイトウ・キネン・オーケストラによる壮絶な演奏を固唾をのんで見守るとともに、演奏終了後にスタンディング・オヴェイションとブラヴォーの歓呼で応えた当時の聴衆も、この大熱演の成就に大きく貢献していると言えるだろう。正に、本演奏は前日のブラームスの交響曲第1番と同様、指揮者、オーケストラ、そして聴衆が作り上げた魂の音楽と言えるところであり、このような高みに達した音楽に対しては、細部に渡る批評を行うこと自体がおこがましいことと言わざるを得ない。我々聴き手は、ただただこの崇高な至高の超名演を味わうのみである。録音も素晴らしい。シングルレイヤーによるSACD&SHM−CD盤は間違いなく現在のパッケージメディアにおける最高峰の高音質であり、小澤による至高の超名演をこのような極上の高音質で味わうことができるのを大いに喜びたい。

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  • ★★★★★ 

    KANA07  |  石川県  |  不明  |  18/June/2011

    1発勝負のライブなのでミスや観客の咳など聞く前気になったが、ほとんど気になるものはなく演奏も録音もすばらしい作品に出来上がっている。 余韻の効いた出だし、迫力満点の4,5楽章。SACDによるティンパニ、バスドラの威力も強力。最後の盛り上がり(加速)もすばらしい。新たな決定盤の出現か。

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