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Stravinsky (1882-1971)

CD Stravinsky Le Sacre du printemps, Eotvos Alhambra : Pablo Heras-Casado / Paris Orchestra, Isabelle Faust(Vn)

Stravinsky Le Sacre du printemps, Eotvos Alhambra : Pablo Heras-Casado / Paris Orchestra, Isabelle Faust(Vn)

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  • ★★☆☆☆ 

    ねこ  |  大阪府  |  不明  |  29/July/2022

    「木を見て森を見ず」という言葉がありますが。全体的に素晴らしい演奏であれば、多少のミスは見過ごしてでも高く評価すべし、と、わたくしも思います。  しかしながら見過ごせない大きな(編集?)ミスに言及もせずに推薦盤とするのはどうかと思い、あえてレビューさせていただきます。  この「春の祭典」第一部「敵の都の人々の戯れ」で6拍分のカット、同じく第一部の「大地の踊り」で2拍分の追加が聴き取れます。素人判断で申し訳ありませんが、第一部「敵の都の人々の戯れ」では練習番号63の3拍目から、次の小節まるごと4拍分、併せて6拍分がカットされています。練習番号63の小節では2拍分しかなく、次の2小節目を飛ばして3小節目に飛んでいます。つまり 練習番号63が4拍子ではなく、2拍子になります。あたかも高速ドライブ中に一瞬道路が突然陥没して前が見えなくなるような感覚に陥ります。「大地の踊り」では、練習番号73から4小節目と5小節目の間に2拍分(4小節目の2拍と3拍目)が挿入されていて、前のめりにずっこけてしまいます(ご存じのように「大地の踊り」は終始3拍子で進行しますから、ここ1箇所だけに突然2拍子が割り込んできます)。リズムと拍節(ビート感)の連携が本質的とも言えるバレエ音楽「春の祭典」で、拍の削除や追加によってリズムと拍子が変更されていることをなります(この曲を聴き慣れている方であれば、わざわざスコアを取り出さなくとも体感的に違和感を覚えると思いますが)。  当然この削除と追加は指揮者本人の意図された改編ではなく、編集ミスだとは思います。しかしながらこの変更を指摘せずに手放しで名演と評価するのには正直躊躇します。  ベートーヴェンの交響曲第五番の出だしが、編集ミスによってウダダダダーーからウンダダダーーになっていても評価され、推薦盤になるのでしょうか?  このミスは、それくらい大きな、見過ごせないものだと思いますが、いかがでしょうか?

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