瀬尾まいこ

Books その扉をたたく音

その扉をたたく音

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  • ★★★★☆ 

    はれ  |  不明  |  不明  |  14/April/2021

    30歳までは夢を追いかけよう、と決めていた主人公の宮路。その夢であるミュージシャンとしての自分を信じることもできず、暇をもてあましていた。家族とも不仲のまま、親の仕送りで生活している自分のことも嫌になっている。そんなある日、ボランティアで演奏に訪れた老人ホームで、運命的な出会いをする。介護士の渡部くんのサックスの音だ。そこの老人ホームの人々に対する宮路の対応は、優しさと思いやりに溢れていた。自分で考えて行動する立派な一人前に見えた。人のことは簡単に判断するものではもちろんないし、才能は誰にもあるんだと、宮路や、ホームの人たち、渡部くんを通して痛感した。それでもまだ、ぐずぐずしている宮路が動き出すよう、背中をおすホームのとあるおばあさんの言葉に心動かされた。じっくり、読んでほしい。

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