Opera Transcriptions & Fantasies: Hamelin(P)+thalberg
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ココパナ | 北海道 | 不明 | 12/March/2021
興味の尽きない構成のアルバム。リストとタールベルクは、1800年代の半ば、パリで人気を2分したピアニスト。某資産家夫人の提案による「ピアノ対決」を経て、提案者が「タールベルクは世界で一番のピアニスト、リストは世界で唯一のピアニスト」というお茶を濁しごみの裁定(?)により、その裁定も含めて、より世にその名を轟かせたわけである。また、リストもタールベルクもコンポーザー・ピアニストであり、他者の作品の他、自作、あるいは他者の作品を自らピアノ独奏用に編曲し、コンサートでは、それらの作品を圧倒的なパフォーマンスで弾きこなし、聴衆を圧倒したわけである。当盤はそんな彼らの偉業とパリの興奮により残されたピアノ作品を集めている。前半の「ヘクサメロン」は、ベッリーニのオペラ「清教徒」の主題に基づき、リスト、タールベルクのほか、ピクシス、エルツ、チェルニー、ショパンが変奏を書き、リストがそれらの間のつなぎも含めて全体をまとめ上げたもの。ちなみにこの連作も、前述の資産家夫人の提案によりなされたらしい。そういうお祭り騒ぎにあまり興味のないショパンの変奏が、いかにも「落ち着いた」楽曲になっているのが皮肉めいていて面白い。そして、後半は、リストとタールベルクのピアノ対決を彷彿とさせるような、同時代の任期オペラの旋律を、両者がアレンジした作品が収められている。そして、これらの作品をまとめて弾いているのが、現代世界でも特に技巧に優れたピアニストの一人としてすっかり定着したアムラン。当然のことながら、並大抵の技巧では弾きこなすのは至難なこれらの楽曲を、鮮やかに弾きこなしていて、なかなか爽快。必要に応じて、情感を高め、興奮を煽るそのピアニズムは、これらの作品が生まれた背景を物語っている。1 people agree with this review
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