Bach, Johann Sebastian (1685-1750)
Johannes-passion, Matthaus-passion, Weihnachts-oratorium, Mass In B Minor
Showing 1 - 2 of 2 items
-




northeast57 | 東京都 | 不明 | 13/September/2011
Johann Sebastian Bach: Great Religious Works / ■バッハの宗教曲集。受難曲2曲、クリスマス・オラトリオはGrossmann(グロスマン)指揮、ミサ曲はGrischkat(グリシュカート)指揮。不勉強で全く知らなかったのですが、グロスマンはウィーンの合唱指揮者・指導者としてよく知られた方なのでした。日本人のお弟子さんもいらっしゃるようです。「グロスマン先生」でGooglと先生との思い出といったエッセイがいくつか見つかりました。 ■オリジナルは米Voxで、録音はすべて1950年代です。パッケージの表示ではヨハネ受難曲1950年、マタイ受難曲1959年、クリスマス・オラトリオ1959年、ミサ曲ロ短調1958年となっています。しかしBach Cantata Website によると、Grossmannのヨハネ受難曲は1950年で正しいようですが、マタイ受難曲が「1954年以前」、クリスマス・オラトリオが「1952年」というのが正しいようです。実際、3曲ともモノラル録音です。Grischkatのミサ曲ロ短調は1959年でステレオ録音。一番新しいだけあって録音状態はこれが一番良いようです。 ■以上のような内容なので、古い録音、モノラル録音などもっての外、という方には全くお薦めできる所がありません。録音が古くても、演奏内容に興味アリという方に向けた録音です。1950年代の録音としては十分水準に達しているのではないかと思います(異論も多そうですが)。 ■CD1-2がヨハネ受難曲。録音は1950年モノラルという年代からするとかなり良好だと思います。冒頭「管楽器のピッチが変?」と思ってしまったのですが、ここはもともと管楽器が不協和音の演奏しているところを、管楽器が強調された演奏のためやけに目立ってしまったようです。切迫感や緊迫感を強調する狙いなのでしょうかね。当時としてはむしろ軽快なテンポの演奏でしょう。「ピッチが変?」の疑惑から離れて、だんだん聴きこんでいくと印象が変わって行きとても良い演奏だと思うようになりました。独唱者はみな良く歌っています。合唱は少年ではなく女声のみのようです。声を張り上げるような合唱の歌い方には好き嫌いあるかもしれません。テノール(エヴァンゲリスト)はFerry Gruber。最初、少し頼りないかなと思ったんですが、歌唱は流麗でした。この方は、主に、オペラ、オペレッタで活躍した人です。 ■CD3-5がマタイ受難曲。「実際は1954年以前」のモノラル録音です。ヨハネより少し録音の状態が良くないように思われます。合唱は女声と少年がともに演じているようです。さらに、一部のソロにも少年が歌っているところがあるようです。これらの少年はクレジットされていませんが、もしかするとウィーン少年合唱団かもしれません。もちろん独唱者たちも良く歌っていると思います。 ■CD6-8がクリスマス・オラトリオ。実際には「1952年」録音ということでが、これもヨハネより少し録音の状態が劣っているかもしれません。合唱は女声が演じているようです。受難曲に比べて演奏がリラックスしていて、クリスマスに相応しい、伸びやかさと穏やかさが感じられます。ソロ歌手も、ノビノビと歌っていると思います。Grossmannの3曲の中では一番聴きやすいかも知れません。 ■CD8-10がミサ曲ロ短調。Girschkatの録音は1958年のステレオ録音。独唱者はGrossmannよりも優れていると思います(Wunderlichがいるくらいですから)。演奏は重くならず、晴れやかで穏やかといった感じで好感が持てます。しかしなんといってもこの曲の目玉はWunderlichで、そのアリアを聴くのが最大の目的でしょうね。Wunderlichの出番は少ないので全部買うのか?、という躊躇は残りますが。 ■Grossmannは他の指揮者と違って合唱の指揮者ということなので、彼の3曲は興味深い3曲となっています。特に、ヨハネ受難曲は合唱の曲でもあり、良い演奏だと思います。また、クリスマス・オラトリオも、リラックスしてクリスマスを寿ぐのに相応しい演奏だと思います。マタイ受難曲は少年の合唱が、イエスの緊迫した状況を浮かび上がらせます。Grischkatのミサ曲は、結局Wunderlichを聞く曲かもしれませんが、他の歌手も優秀ですよ。 ■何というか、「是非聞いて下さい」という訳ではないんですが、1950年代録音の代表作として、特に合唱に興味のある方、Wunderlichに興味のある方には、「聞いて損は無い」と言っても良いものです。といことで、星4つと評価します。3 people agree with this review
-




佳田玲奈 | 京都府 | 不明 | 24/August/2006
ロ短調ミサにヴンダーリッヒの名があり思わず食指が動き購入してしまった。ヴンダーリッヒ のアリアは期待どおりすばらしかった。一方受難曲は1950年初期の演奏ゆえ,一部歌手に不満はあるものの、年代を考慮すると全体として質が高い。ただモノラルなので混声合唱になると各声部が混濁し聴きとりづらい。なお一箇所、CD4枚目最後の26トラックsopranoのアリアのみ急に音域レンジがダウンし,音量が半減する。小音量では聞き取り難い。明らかにリマスタリング時の編集ミスと思われるが、この欠陥が残念だ。0 people agree with this review
Showing 1 - 2 of 2 items
