Sym.3: D.grossmann / Ensemble 28
Customer Reviews
Showing 5 star reviews > Read all customer reviews
Showing 1 - 1 of 1 items
-




ひばりの舌 | 佐賀県 | 不明 | 21/October/2012
誤解を恐れずに言えば、個人的にはこの演奏はカルロス・クライバーを髣髴とさせる。1980年代にホグウッドのモーツァルトの交響曲を初めて聴いた時の『なんじゃ、この音色。とても聴けたもんじゃない!』と思ったような古楽器臭い音色とは程遠い流麗な音色で、グイグイと突き進む勢い(にもかかわらず非常にスマートでもある。)も生半可ではない。 小編成であるにもかかわらず、特に小編成の古楽器ではとかく音が薄くなって物足りなさを感じることが多い1楽章最後や2楽章の真ん中のクライマックスでも、その勢いのためか充分な迫力でもって描き出すことに成功している。2、3ヶ所、一瞬だがオケが乱れる部分があるのだが、セッション録音にもかかわらず編集してないのはその勢いを削ぎたくなかったからかもしれない。 先日発売されたブリュッヘンの演奏は非常にロマン派的なものだったが、この演奏は古典派とかロマン派とかではなく非常にモダンに聴こえる。が、同時に30代に入りここで一発すごい曲を、という野心があったであろうベートーヴェンその人の勢いというかノリもすごく伝わってくるように感じる。 このグロスマンという指揮者が常にそういう演奏をできるのか、たまたまこの録音だけがそうなのか、古楽ではいいが普通のモダンオケでそうでもないのかは、録音があまりないだけに判断が難しいが。1 people agree with this review
Showing 1 - 1 of 1 items
