Shostakovich, Dmitri (1906-1975)
Sym, 8, : Sokhiev / Toulouse Capitole O
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mickey_tonma | 富山県 | 不明 | 17/July/2020
面白い! 好きか嫌いかは別にして・・・ 大変緻密に組み立てられた面白い演奏。タコ八はこれまで猟奇的演奏が多く、その最右翼がムラヴィンスキーの1982年ライブで (版が多数存在するがAltus ALSAT312 がBest)、それを越えるものは出ないかもしれない。とすれば、「猟奇的演奏」の方向性では勝負できないと見たのか、鬼才ソヒエフは室内楽的響きを用いることで、全く新しいタコ八の世界を作り上げた。私は現時点では好きではないが、一聴の価値はある。想像だにしなかった「美しいタコ八」ではある。ただオケの表現力が一歩及ばない気がする。往年のカラヤン率いるベルリンフィルがこの方向性で緻密でふくよかな演奏を展開したなら、盛り上がる部分での爆発性も含めて、ムラヴィンスキーをも超える超絶的演奏となっただろうと想像する。いつかきっとだれかがそれを実現するであろう・・・それは、名器を手に入れた際のソヒエフなのだろうか?2 people agree with this review
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