TOP > Music CD・DVD > Classical > The Art of Felix Slatkin (13CD)

CD The Art of Felix Slatkin (13CD)

The Art of Felix Slatkin (13CD)

Customer Reviews

Showing 5 star reviews > Read all customer reviews

Do you want to write a review?

Write you own review

Showing 1 - 2 of 2 items

  • ★★★★★ 

    レインボー  |  不明  |  不明  |  13/August/2021

    アメリカのレーベル、キャピトルの看板アーティストとして活躍したフェリックス・スラトキン、多数の録音を残しましたが、こんにちでは一部の録音を別にして復刻される事は稀です。 スクリベンダムから出たこの13枚のボックスは貴重なもので、フェリックスの代表的な音源を集めた内容となっています。 フェリックスの録音は大雑把に分けてクラシック、ポピュラー、その他で、同じくキャピトルで活躍したカーメン・ドラゴンに比べてクラシックの割合が強めです。 基本的にはロマン派以降のオーケストラ小品を中心としていますが、バッハなどのバロックや同時代の作曲家まで幅広くレパートリーを誇っています。 特に同時代の作曲家の作品ではこんにちでは忘れられた作品もあるなど資料的な価値も高いです。 オケはハリウッド・ボウル交響楽団と、コンサート・アーツ交響楽団、更にコンサート・アーツ・チェロ・アンサンブルと複数の団体が明記されていますが、これらは録音用の団体のはず。 しかし多少粗さはあっても、演奏は軽やかで軽快な楽しいものばかり。 アメリカの作曲家も含めてノリ良く聴かせるなどこの時代ならではの演奏です。 ポピュラー分野ではこのCDでは、ファンタジック・ストリングスとファンタジック・フィドルズを振ったもので、上質なイージーリスニングに仕上がっているのは流石です。 その他は吹奏楽、言わゆる行進曲ですが、アメリカの団体らしいご機嫌で豪快なコンサート・アーツ交響吹奏楽団とのアメリカ行進曲や、ザ・ライト・ブリゲードとのアーノルドのファンファーレやドラムなどの式典音楽集が収められています。 録音から相当な年数が経っており、多少の古さはあるものの、録音年代の割に音はそれほど悪くは無いかと思います。 ただ他のスクリベンダムと同じく編集が雑なところはありますが。 廉価盤なので解説書などはありません。 しかしHMVサイトのスラトキンの詳細な解説が載っており、これを読めば充分です。 今後、本家からここまでのボックスが出る可能性は高くないと思いますので気になるなら早めの入手をお勧めします。 追記 CD10のガーシュウィンですが、CDの厚紙裏ジャケの収録順と異なっています。 正しくは1曲目がラプソディ・イン・ブルー、2曲目がパリのアメリカ人、3曲目がポギーとベスです。 ただこれプレス時の制作のミスなのか、ジャケットの制作時の間違いなのかは不明で、ロットによっては裏ジャケ通りの順に収録されているのもあるかもしれません。

    4 people agree with this review

    Agree with this review

  • ★★★★★ 

    k.k  |  大阪府  |  不明  |  17/June/2021

    以前から欲しかったBOXでした。カーメン・ゴラゴンのBOXを購入した時にも書かせてもらいましたが、HMVさんの商品紹介文には感服いたします。そんじょそこらのライナーノートとりも詳しく、よくそこまで調べ上げたなと思うくらい丁寧な解説文です。 Scribendum レーベルのBOXは、アンダーソン、ドラゴン、スラトキンと3つ目ですが、本当に渋いアーティストを取り上げますね。

    4 people agree with this review

    Agree with this review

Showing 1 - 2 of 2 items