[USED:Cond.A] Violin Concerto: Szeryng(Vn)Dorati / Lso +mendelssohn
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せごびあ | 愛知県 | 不明 | 09/November/2018
シェリングの音楽を聴くと、多くの演奏家がいかに曲をデフォルメしてしまっているかがわかってしまう。時に「こういう曲だったんだ」と思わされるほどです。端正でありますがその中に熱さを感じることも多いです。0 people agree with this review
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greyfalcon | 福岡県 | 不明 | 30/March/2014
シューマンの協奏曲が飛び切りの名演だ。ドラティ渾身の出だしからシューマンの仄暗い情念の炎が燃え上がり、シェリングの太く柔らかいのに、冷たい刃のように煌めくヴァイオリンがオケを切り裂いて入ってくるとゾクゾクしてくる。私にすれば何でこんなに人気がないのか理解できない名曲の不滅の名盤なのだ。初めて聴いたときから何度聴いても決して飽きない。メンコンもシェリングのクールなリリシズムが冴え渡る。折り目正しく貞淑な女性のごときヴァイオリンとでも言おうか、決して妖艶ではないが、気高く美しいヴァイオリンの響きを心ゆくまで堪能できる。3 people agree with this review
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一人のクラシックオールドファン | Hyogo | 不明 | 16/October/2012
フィリップスで以前 シェリングとA.ドラティ指揮/LSOバックのLPがありましたが メンデルスゾーン、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲がカップリングされ前者の スコアがジャケットに同綴されておりました。そのLPを1960年代半ば当時クラシックファン新米の私にとって親しみ易かったメンデルスゾーンを優先させて亡母と聴いた思い出がよみがえって来ます。1964年録音時、シェリング46歳、ドラティ58歳・・・年齢的にも過不足ない時期のこの演奏は素晴らしく情緒オンリーに陥らず要は一定の「品」を保った聴き飽きの来ないものとなっています。シェリングの美学も流石ながらバックもドラティの実務型よろしくさりとて事務処理のようにはならずしっかりしたサポートはこのいつもの地味ながらの指揮者のプロの味もシェリングのヴァイオリンとともに味わって欲しい名演奏と言えるでしょう。本盤収録のメンデルスゾーン(タイム@12’21A7’44B6’37)での中庸のテンポで進めていく情緒に溺れることのない誠実且つ美しく凛とした表現は今でも最高と思っています。メンデルスゾーンの協奏曲の方なのですが本盤演奏以外にシェリングには1959年クリュイタンス/FNROとのライブ盤(タイム未確認)と1976年ハイティンク/ACOとの組合せ演奏(@13’23A8’04B7’07)がある様です。残念ながら同年録音のシューマン・ヴァイオリン協奏曲の方(@13’37A5’25B9’27)そして1963年C.ライナーのピアノ伴奏で収録した小品集・・・バルトーク「ルーマニア民俗舞曲」(5’51)、ドビュッシー「レントより遅く」(4’03)、ノヴァーチェク「モト・ペルペトゥオ」(2’42)、ブラームス「ハンガリー舞曲第17番」(3’57)、マロキン「メキシコの子守歌」(2’30)、リムスキー=コルサコフ「熊蜂の飛行」(1’13)・・・を聴けてませんので★一つ保留させて下さい。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)1 people agree with this review
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たーさん | 神奈川県 | 不明 | 25/December/2011
米マーキュリー盤で聴いてきたが安価につられて購入することにした。 シェリングによるメンデルスゾーンの,情緒に溺れることのない美しく凛とした表現はいくつもの優れた演奏を聴いてきたいまでもわたしの心の中で色褪せることがない。吉田秀和氏が「非のうちどころのない完璧な作品」と評されているが,こういう演奏に接するとほんとうにその通りと思える。 シューマンのほうは,管弦楽が例によって何色もの絵の具をほとんど完全に混ぜ合わせたような姿なものだから,どの演奏を聴いていてもまず痛々しさが先に立ってしまう。独奏部分に時折ハッとする美しさも感じたりはするものの,正直なところわたしのような凡夫はそう度々取り出して聴こうというふうにはなれない。 録音年代について。これは1964年の録音で,68年の再録音というのは私の調べた範囲ではなさそうである。このころシェリングはほかにチャイコフスキーやブラームスそれにベートーヴェンも録音していて,70年代に入ってハイティンク指揮コンセルトヘボウ管弦楽団とこれらの曲ををまた録音した。その間にメンデルスゾーンを同じドラティ/ロンドン響と再録音する必然性があったかどうか。1 people agree with this review
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りひ狂 | | 不明 | 09/June/2008
おお! 何という若々しくカッコ良いシェリング! メンコンはハイティンク.ACO愛聴ですが、その手堅く穏やかな名演とはまた違った魅力のハンサムな演奏でした。さすが1964年…ってちょっと待てよ、購入したら1968年となっているんだけど…。なんだ、ユニバーサルミュージックと迷って(曲目同じ)ちょっとケチってこっち買ったのに、メンコンは別演奏なのか。困ったなあ、こうなると1964年のも聴きたくなってしまう。まあこちらの超名演奏だけでも十分満足しているんですが…。2 people agree with this review
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れいくー | 奈良県奈良市 | 不明 | 31/March/2008
シェリングのバイオリンはこれらの曲の教科書的な名演奏です。私の中ではシューマンもメンデルスゾーンもこの演奏がBESTです。特にメンデルスゾーンは名曲なので名演も多いですが、このシェリングの演奏聴いていない人は一度聴くべし!ドラティの伴奏も出しゃばらず、非常に好感のもてる演奏です。表示が無いですが、このアルバムには熊蜂の飛行やハンガリー舞曲17番など6曲の小品も入っています。今回久しぶりにこのアルバムを聴いて、シェリングは、どのような曲を弾いても、歴史に残る名演奏の記録を残している事を再認識しました!3 people agree with this review
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