52ヘルツのクジラたち
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mori | 東京都 | 不明 | 22/June/2021
聞こえない声、社会の中でマイノリティとしてかき消されてしまう声を聞こうとする人のお話でした。愛されたいと願う純粋な気持ちとそれが叶えられない状況に胸が痛くなります。こうした声を拾い上げようとする本作のような作品があることが一つの救いの形になっているのではないかと思いました。一方でマイノリティのアイデンティティがドラマを盛り上げるための演出として安易に消費されているような印象も同時に受けました。感動した、の一言で済ませてはいけない題材だと感じます。0 people agree with this review
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ねる | 埼玉県 | 不明 | 28/April/2021
2021年本屋大賞受賞作とのことで、町田その子さんの作品を初めて読んでみました。最初、主人公はなにか訳ありのような雰囲気を醸し出しつつ物語が始まっていきますが、自分の人生を犠牲にしてきたことが分かり、私自身が恵まれていることに改めて気づかされました。心が洗われたようで、読んでよかったです。0 people agree with this review
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taku | 東京都 | 不明 | 17/April/2021
親、恋人と、さまざまな信頼し愛する相手から受ける虐待は、読んでいてつらいくなる。そして、愛されていながら本当の自分を受け入れてもらえないこともまたある種の虐待なのだと感じられた。そうした傷を負った人たちが支え合い、自分の存在意義を感じて強く生きようとする姿はいいなと感じる。 ただ、親が読んでいたひどい呼び方をしたくないからと数字で呼ぶのも(子どもが興味を持ったことだったとしても)どうなのかと、呼ぶたびに何か居心地の悪さを覚えた。そして、アンさんを死なせる必要もあったのかという後味の悪さも残ってしまった。1 people agree with this review
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はれ | 不明 | 不明 | 10/April/2021
家族に搾取されてきた主人公。そこから抜け出したと思ったら、大事な人がいなくなり、喪失感を抱えた女性が逃げるように引っ越したのは海が見える古い家。そこで出会った男の子に共鳴し、彼を救うことが自分を救うことになっていきます。 つらく、ひどい世の中でも、救いを求めている人の声を聴き逃さないようにしたいと、この本を読んで強く思いました。心がひりひり痛いけれど、この本に出会えてよかったと、強く感じました。0 people agree with this review
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