Complete Symphonies : Roger Norrington / Stuttgart Radio Symphony Orchestra (5CD)
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てつ | 東京都 | 不明 | 26/April/2021
これは参った。名盤です。ノリントンを見直しました。掘り出し物と言ったら失礼だけど、2002年の段階で彼がこの演奏をしていたとは!そもそもノリントン、N響客演のモーツァルトの39番の終結時に、ジャンプして観客の方を向くというパフォーマンスをして以来、私はちょっと違和感があり、レガートを多用するスタイルも、これでHIPなのかなと好きではなかったので今回のベートーヴェンも正直期待していませんでしたが、聞いてビックリ。楽譜に書かれたリズムをしっかり読み取り、推進力を前面に出したスタイル。これに加えてHMV指摘のクリアなパートバランスが絶妙。細部までしっかり読み込んでいて、新しい響きを提供してくれます。例えば4番第一楽章245小節の1stVnと2ndVnの掛け合いなんて「ここ面白いでしょ」ってノリントンが教えてくれます。響き自体も低弦がしっかり支えてくれておりモダンオケがノリントンに共感しているのがよくわかります。全曲に亘り金管がリズム刻むところを強調するのですが、モダンオケのおかげでそれが強調され過ぎずほど良いアクセントになるのです。曲順に言うと1番はノリントンの姿勢がわかる名演。推進力が曲に新しい光をもたらします。2番も同様なのですが、強調される音形が1番より新鮮。一楽章のコーダなどスゴい。エロイカは最初は早いテンポが違和感あるものの、メリハリが効いていて、ここぞという時にはティンパニがガツンと鳴らしてタメを効かせる爽快な演奏。4番は全集の白眉。ここまで読み込んだ演奏を聞くと、彼が悪いわけじゃないけどクライバーはもう過去。5番は脱力かよーと思わせながら、しっかり締めてくる。田園は推進力をエネルギーとしたこの全集からすれば、少し意図と曲がマッチしないけど、工夫がよくわかる。7番はモダンオケのHIPアプローチが効きまくる。二楽章のダクテュロスリズムが沁みてくる。8番は4番と並ぶ大名演。アダム・フィッシャーが8番の最高と思ってたが、ノリントンの方が全曲に亘り集中力を切らさずこちらの方が良いかも。9番は最近の名盤の先駆けと言えるような演奏。もしかしたら皆この演奏を聞いていて、これに触発されたかも、と思ってしまう。とにかく、曲を読み切って、モダンオケでここまでやった演奏は稀有。それでいてインテンポにこだわらず、聴かせどころはしっかり聴かせる。特筆すべきはどの曲もビオラが効いていること。サー・ロジャー。脱帽です。村井先生もこの全集聞いてくれないかなぁ。3 people agree with this review
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ハッチ | 愛知県 | 不明 | 18/March/2021
ノリントンのシュトゥットガルトとのベートーベン全集。 ついにアルバム1枚分の値段で、ベートーベンの全集。 しかも素晴らしい演奏。 今世紀に入って個性的な新境地が次々に生まれる。 カラヤンやバーンスタインの時代が大きく変わる。1 people agree with this review
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