Les Contes D'hoffmann: Kratzer C.rizzi / Rotterdam Po J.osborn I.roberts Minasyan C.rice Ermonela Jaho
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村井 翔 | 愛知県 | 不明 | 09/August/2022
新鋭クラッツァーの演出は複数の副舞台を駆使した現代化演出。中層の真ん中にホフマンの部屋があり、その左右に副舞台、また上と下に三部屋ずつの舞台があり、計九つの空間を駆使して、ホフマンの恋物語が演じられる。このアパルトマン全体が主人公の「心の構造」の表象だと考えれば、納得のゆく解釈。それでも別の部屋にいるホフマンとミューズがちゃんと会話したりする−−ちなみにこの演出ではミューズは最後まで男装せず、ニクラウスにはならない。ホフマンとオランピアのダンスが完全に性行為と解される、シュレミールは決闘で倒されるのではなく、麻薬のオーバードーシスで死ぬ、などは現代的な趣向。特にアントニア篇では彼女とホフマンの愛の二重唱も壁を隔てたままで歌われ、ついに最後まで二人の身体接触なしで終わるのは秀逸。ステッラも名前だけで、舞台には登場しない。 歌手陣もなかなかの高水準。切れ味鋭い技巧のミナシャン、一途なヤオ(「箱入り娘」にしては声に力があり過ぎるけど)、豊満なライスも適材適所。シュロットは余裕綽々、楽しそうに悪役四役を演じている。オズボーンの題名役は歌は達者だけど、本当に天才的な芸術家(この設定では現代の写真家)に見えず、ただの酒(と麻薬)びたりのダメ男にしか見えないのが難点−−あらゆる『ホフマン物語』上演の最大の問題ではあるけれど。リッツィの指揮は凡庸ではあるが、手堅い職人仕事。新しい校訂版による上演で『輝けダイヤモンド』のような追加曲は歌われていない。0 people agree with this review
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