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Beethoven (1770-1827)

CD Beetoven: Violin Concerto.Romance No.2

Beetoven: Violin Concerto.Romance No.2

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  • ★★★★★ 

    エーテルの風  |  長野県  |  不明  |  10/March/2015

    この曲のたいていの名演奏は聴いているつもりだが、他の演奏はこのシェリング盤の説得力には到底及ばない。オイストラフ、ハイフェッツ、コーガンなど、個性の魅力を挙げだしたらきりがないが、このシェリング盤はとにかく曲そのものの魅力を前面に押し出すスタイルであり、オーソドックスでありのままの演奏に過ぎない。しかしそれでいて、そこからただよって来る魅力の大きさを他の名演奏と比べたら、おそらく「釈迦と孫悟空」くらいの差があるのではなかろうか?

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  • ★★★★★ 

    たーさん  |  神奈川県  |  不明  |  29/May/2011

     1966年1月10日にこの録音のLPを買って以来45年以上のつきあいになる。20種を超えるこの曲の録音も含めてそこそこの枚数のLPやCDを持っているが,この演奏はそれら全体のなかでも最も頻繁に取り出して聴くもののひとつになっている。また,N響との2回の協演でいずれもベートーヴェンを聴けたことも幸せな体験だった。  ということもあって,シェリングのこの演奏はわたしにとって「ベートーヴェンのヴァイオりン協奏曲」の規準のような位置にある。まず,一音一音を忽せにしていない(他のどの演奏を聴いてもわずかながら弾き飛ばしているようなところが必ずといっていいほどある)。シュミット=イッセルシュテットの指揮がまたそういう姿勢である。それと芯のある美音。それらがこの曲のもつ気品と風格を余すところなく表現している。「ロマンス」も情緒に溺れてない抒情がいかにも味わい深い。  なお,音質としては「ロマンス」が入っていない24bit盤の方がより好ましく思えたが本盤はどうなっているのだろう。手元にあるのは24bit盤が出る前のもので本盤の“前身“らしいが。

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  • ★★★★★ 

    静流  |  福岡県  |  不明  |  05/September/2010

    ロマン派のヴァイオリン協奏曲はよく聴いていた頃、ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲はあまり、ピンと来なかった。しかし、この演奏を聴いて、この作品はなんて素晴らしいんだろうと思えるようになり、今ではヴァイオリン協奏曲の中ではこの作品が一番好きです。シェリングはバッハの無伴奏で大変素晴らしい録音を残していたので、この演奏も聴いてみようと思いました。ヨアヒムのカデンツァもカッコイイです!(グリュミオーの演奏も好きですが、グリュミオーのカデンツァはクライスラーのものなんですよね。)

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  • ★★★★★ 

    ワルター・メンゲルベルク  |  不明  |  19/September/2008

    最高のベートーヴェン!冒頭のティンパニーからして、まるで淡い恋心を抱いたときの胸の鼓動のようです。ヴァイオリン協奏曲の作曲当時、ベートーヴェンは恋をしていたのです。束の間の春、彼はどれだけときめき、迷い、憧れ、苦しんだでしょうか。彼の様々な感情が、時に控え目に、時に赤裸々に綴られたこの曲を、シェリングとS=イッセルシュテットは極限まで語り尽くしています。例のティンパニーのリズムは、第一楽章の至る所で形を変えて現れ、それがこの曲の心臓であることを暗示するかのようだし、続く第二楽章では飛翔するファンタジーが絶品です。終楽章の気高さと至福の雰囲気も素晴らしく、どこを取っても非のつけ所がありません。因みに個人的には、1959年のライヴ(クレンペラー/PO、品番SBT1353)もお薦めです。

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  • ★★★★★ 

    一人のクラシックオールドファン  |  芦屋  |  不明  |  08/August/2008

    シェリング/シュミット=イッセルシュテット/LSOのベートーベン・ヴァィオリン協奏曲は安心して聴ける最高名盤! シェリングは格調高くこの頃には所謂3大か4大ヴァイオリン協奏曲を一通り録り終えた時期で年齢も40歳台半ばその充実ぶりが伺えます。片や指揮者のシュミット=イッセルシュテットは60歳台半ばベートーベン協奏曲伴奏ではバックハウスとのピアノ協奏曲収録も先立って済ませVPOとの交響曲全集へと・・・純ドイツ指揮者の価値として見直された時期でもありこの盤の各奏者の背景をちょつと考えても冒頭述べた感想に尽きるかと思います。

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  • ★★★★★ 

    タイガー哲  |  東京都  |  不明  |  02/June/2008

    20年以上前のことになるが、妻がコンセルトヘボウでシェリングの弾くベートーベンのコンチェルトをライブで聴いてきている。しかも旧コンセルトヘボウで。このCDを聴くとそのときの演奏が髣髴とするそうな。めちゃ悔しい!!音色に暖かさがあり、奏法に無理がない。インテンポで演奏しているが表情豊か。最近の若い奏者の演奏は聴いたことがないが、この演奏があれば、それでいいのではとさえ思う。まあだまされたと思ってあなたも一度聴いてみて下さい。ロマンスも聴きものです。

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  • ★★★★★ 

    ゆーさん  |  埼玉某所  |  不明  |  17/December/2007

    筆舌に尽くしがたい程の素晴らしさ!バッハやブラームスなどのドイツ物を得意とするシェリングだけあって、このベートーヴェンはあらゆる録音を押し退け、間違いなく名盤の筆頭格だ。甘さと渋さか絶妙に調和した音色や、歌に溢れた息遣いなど、シェリングの美点が遺憾なく発揮されている。苦渋に満ちたベートーヴェンの人生の中の、束の間の春の情景を、憧れと一抹の不安を交錯させながら描き切っている。しかも過度にロマン的にならず、知的なコントロールで程よい温かみを引き出している。少しの奇の衒いもなく、まことに中庸を得ており、最近のテクニック一辺倒の演奏とは明らかに一線を画している。シェリングはのちにハイティンク/コンセルトヘボウ管をバックに再録音し、最近復刻盤が廉価で登場している。音質としては再録音盤が一歩有利だが、シェリングの気迫やオケの彫りの深さなどはイッセルシュテットと録音した本盤の方が素晴らしい。もっとも、シェリングに興味のある人は聴き比べも面白いであろう。過剰な誇張や独り善がりな誇示すらも“個性”として持ち上げられるような昨今のヴァイオリン界の中にあって、向こう受けする演奏やテクニックのひけらかしなどから最も離れた芸風を持っていたシェリングの演奏は、まさしく永遠のスタンダードと言えよう。

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  • ★★★★★ 

    マエストロ  |  愛媛県  |  不明  |  15/July/2007

    シェリングはヘンデルのヴァイオリン・ソナタでそのしなやかな音色の虜になり、次は愛すべきベトコンでもと思いながら、漸く拝聴することに。これまでレーン、メニューイン、スターン、クレーメル(2種)、セントヘイ、ズスケ、テツラフと聴いてきましたが、シェリング盤は清楚ながら最も豊かなロマンスに満ちており(特に第2楽章)、至福の時期にあったベートーヴェンの思いにどっぷりと浸ることが出来る。イッセルシュテットの伴奏も過不足なく、シェリングの独奏を十ニ分に際立たせてすばらしい。なお、所有CDの内ではセントヘイ、ズスケ盤がこれに近いかと思われる。

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