Sym.9: Karajan / Vpo Schwarzkopfhongen Patzak Hotter
Showing 1 - 4 of 4 items
-




eroicka | 不明 | 不明 | 25/October/2012
若々しいカラヤンの覇気とウィーンフィルの往年の響きが結晶した名盤。独唱陣も豪華。1947年のEMIのSP録音だが音質も良いほうだ。たとえば、同時期のフルヴェンの英雄やブラームスの1番と比べればその差は一目瞭然だ。クラシックは聴き比べの妙に楽しみがあるわけで、フルヴェンとカラヤン、トスカニーニといった多彩な個性を持った指揮者が同じオケを指揮しても、同質の演奏や感動を期待するのは、そもそも八百屋に行って魚や肉をくれというようなものだ。特にフルヴェンとカラヤンを論じるときは、ファン同士、かみ合わない非難の応酬になりがちだが、高価なLPしかなかった時代ならいざ知らずCDどころかダウンロードで古今の様々な演奏に触れられるこの多様性の時代に、「名盤はこれ一つ」的な未熟で不毛な論議をするのは、もういい加減卒業すべきではなかろうか、と自ら戒めたい。4 people agree with this review
-




れいくー | 奈良県 | 不明 | 14/June/2011
この録音がなされた1947年といえば、フルトヴェングラー、ワルター、トスカニーニもバリバリの時代です。しかし、このカラヤンの演奏はそれらを凌ぐ斬新なものだったでしょうとも想像出来ます。ウィーンフィルと、しかも、このような望みえない豪華な歌手を揃えて録音出来る当時のカラヤンは既に巨匠以上の存在だったのかもしれませんね。 さすがのウィーンフィルもご主人様に従っているように私には聴こえます。 このような素晴らしい録音が残されている事は大変ありがたいと思います。3 people agree with this review
-




とほほの助 | BULGARIA | 不明 | 16/May/2010
シュワルツコップ、ヘンゲン、パツァーク、ホッターと当時考えられる最高のソリストとウィーンフィル…私も「これは名演に違い無い」と期待したのですが…完璧な演奏と言うのは必ずしも名演ではないの典型的な一例(笑)燃焼度が低すぎる。第四楽章レチタティーボのホッターのお気楽ぶりは何なんだと言いたい。ウィーンフィルも若い指揮者と共演する時の悪い癖で流し気味で抑揚の無い演奏。でも熱狂的な第九を好きでない人や、少しのミスも許せない人にはオススメです。0 people agree with this review
-




シゲ | 佐世保 | 不明 | 20/September/2008
このCDに聴くウィーン・フィルは、まるでベルリン・フィルの様な激しさである。カラヤンの第9では、個人的に'62年盤が一番良いと思っていたが、この演奏はそれに全く劣らない。独唱陣も伝説的なソリストばかりを揃え、当時のEMIのカラヤンへの力の入れ具合が見てとれる。ムジークフェライン・ザールでの録音の為、ライブの雰囲気がある。音質はヒス・ノイズが少し大きいが、演奏の邪魔をするほどではない。もし、ステレオ録音であればカラヤンの第9ではベストと言える。3 people agree with this review
Showing 1 - 4 of 4 items
