kazu  |  東京  |  不明  |  11/December/2008

この５７年録音のシューマンの第４交響曲は、カラヤンのあらゆるディスクの中でも最高の名演といえよう。カラヤンは明らかにフルトヴェングラーを意識している。そしてフルトヴェングラー顔負けの純ドイツ的な音楽を見事に再現している。「俺にもこういう演奏が出来るんだ！」と、まるで見栄を切っているかのようだ。本当にカラヤンは奥が深い音楽家だと思う。私はフルトヴェングラー盤より、こちらの方をより高く評価します。このシューマンが発売されているだけでも大変な価値を持つと思う。

 

erloiika  |  不明  |  03/December/2007

シューマン４番だがフルヴェン色が残る渋く重厚なオケから、色彩感とモダンな造形を引き出している。颯爽とした若獅子の情熱が重心の低い響きのオケとともに名演を生んだ。独ＥＭＩのＢＰＯ記念ＢＯＸに入っていたものを愛聴していたがステレオということで購入した。が、ライナーノートにある通りモノしか存在しないそうで実に残念だ。フルヴェン盤と比べ聴くと面白さは倍増だ。後年の録音よりこの盤を好む。ブラ４も素直な名演でブレインの音が聴けるのが貴重だ。

 

ベルリン恐竜世代  |  埼玉県  |  不明  |  30/June/2005

ステレオ誤報で躊躇されている皆様へ：99年発売国内盤の不自然かつ不安定なリマスタリングとは比べ物になりません。これがレッグをミスジャッジ（？）させたホンモノの「モノラル末期のクオリティ」なのかも・・・それでも同時発売のブル８（１ヶ月後の録音）を聴いてしまうと「ステレオのほうが」と思ってしまいますが・・・いずれにせよ、このシューマン、間違いなく「買い」だと思います。

 

pp（ピアニッシモ）  |  東京都  |  不明  |  28/June/2005

ブラームスは2楽章4楽章のホルンがよい。1、4楽章の優雅さは例えようもない。 さて付録のブックレットにはモノからステレオへの時代の変遷につき懇切丁寧に述べられている。（55年から57年の間EMIでは名プロデューサーのレッグが反対したため、英国での録音についてはモノとステレオ録音が混在したこと、当時ドイツでは技術的にモノしか作れなかったこと。） またさらにMP盤からLP盤への変遷の中でカラヤンのｼｭｰﾏﾝ・ﾌﾞﾗｰﾑｽの組合せが販売されて3年で廃盤になったこと。カラヤンがｼｭｰﾏﾝは好きでなかったことなどが書いてあります。乞一読

 

ＳＰＲＩＮＧ  |  山形  |  不明  |  28/June/2005

＜ポリドールインターナショナル　カラヤンディスコグラフィより＞R.Schumann：Symphonie Nr.4 1- BPO 1957・EMI 2- BPO 1971・DG （こちらの皆様は既にご存知ですよね？） 実を申しますと今回のシューマンの４番はそれが正規盤である限り当初からMONOと確信致しておりました。いずれにせよリリース以来「純ドイツ的表現」と世評の高い名盤をART盤で入手できたので「○」です。

 

ワタミ  |  江東区  |  不明  |  27/June/2005

このCDのポイントはブラームス。おそらくデニス・ブレインがホルンを吹いている。久々の復刻版になるのでは。比較的きびきびとした佳演と思います。 クレンペラーやトスカニーニが同じ楽団を指揮した演奏と聴き比べて見るのも面白いと思います。 シューマンはステレオかどうかは知らないし興味ないが、どうしてもステレオがよければｸﾞﾗﾓﾌｫﾝの新盤を聴けばいいでしょう。 でもベルリンフィルを録音できくならフルトヴェングラーの方がはるかに面白いと思いますが。