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Bruckner (1824-1896)

SACD Sym, 8, : Haitink / Concertgebouw O (2005)

Sym, 8, : Haitink / Concertgebouw O (2005)

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  • ★★★★☆ 

    avanti  |  NETHERLANDS  |  不明  |  30/July/2010

    このライヴは,実際にコンサート会場で聞くことができた.当日の演奏を彷彿とさせる録音だ.満員のコンセルトヘボウが,第4楽章とともに高揚感でいっぱいになり,フィナーレで割れんばかりの拍手に包まれたことを思い出してしまう.シャイー時代に疎遠になっていたオケとも,この頃には再び共演を果たすことが増えてきており,両者の呼吸もいい.ハイティンクによるブルックナーの交響曲第8番は,他のオケとも収録されているが,楽曲の解釈はさておき,オケの響きという点では,録音にも助けられたせいか,このディスクが一番よい響きを伝えているように思う.ペレイラとの演奏を含め,DVDで発売されている9番もCD化してほしいものだ.

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  • ★★★★☆ 

    らびっと  |  福島県福島市  |  不明  |  10/March/2006

    80年の同じオーケストラによる録音に比べると何か物足りなさを感じます。楽団員から直接聞いたのですが、ハイティンクは昔と同じことを要求、しかし昔とからいるメンバーはもう半分もいないらしく、ハイティンクの要求が理解不能のまま演奏したと言うことです。何となく物足りないのはその辺かなぁと感じました。でもオーケストラはすばらしい。

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  • ★★★★☆ 

    KURO  |  福岡  |  不明  |  04/December/2005

    ハイティンクがいかに素晴らしい指揮者であるかを証明してくれる快演だと思います。久しぶりにブルックナーらしい、しかも美しいブルックナーを聴いたように感じました。

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  • ★★★★☆ 

    たんとりす  |  山形市  |  不明  |  07/June/2005

    随所にヨッフムやハイティンクとやっていた頃の残照のようなものを感じる瞬間もあるが、基本的にオーケストラの音出しがイージーすぎて、もはや往年のRCOのイメージはない。 弦主体の時はまだいいのだが、木管がからむ弱音時のアンサンブルなどはデリカシーやニュアンスに乏しく、まるで違う楽団だ。 全体に沈潜した演奏になっているのはなによりもハイティンクがあまりのオケの変容ぶりににがっかりしてしまっているのだと思う。 かつての恋人のあまりの変貌に会話の糸口が見出せず、去来するのは昔の面影ばかりといった挽歌のような演奏。

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  • ★★★★☆ 

    鴻辺コウ  |  東京  |  不明  |  29/May/2005

    ハイティンクは「大曲」によって大化けする指揮者だと思う。この曲はその典型であり、VPOなどとの名演が今も思い起こされる。今回は、古巣のRCOだということで、どのような燃焼ぶりを見せてくれるかと思った。内実はこちらがヤキモキするほど抑制した響きで、それによるオケとの絶妙のひとときがいくつか味わうことができた。ハイティンク畢生のディスクだと思う。

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