Charles Gerhardt Conducts Classic Film Scores (12CD)
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フォアグラ | 愛知県 | 不明 | 05/August/2020
先日オリヴィア・デ・ハヴィランドが104歳で亡くなったが、新聞記事は「風と共に去りぬ」ばかりの紹介であった。しかし彼女はエロール・フリンとのコンビによる冒険活劇シリーズで人気女優だったのであり、その音楽の大半はコルンゴルト。エロール・フリン物は後にB級映画として評価を落とし、コルンゴルトも忘れられた。決してつまらない映画ではないのだが。ゲルハルトの当初のアイデアはコルンゴルト復活であり、これが評判がよかったため後発も企画されることになった。このゲルハルト盤がなければコルンゴルト再評価はなく、そのおかげでラトル/ベルリン・フィルが「ロビンフッドの冒険」組曲を演奏するまでになったといってもいいのではないか。多分このシリーズの映画を全て知っているという人はほぼ皆無だと思うが、ゲルハルトもそれを承知でかなり凝った選曲をしている。ティオムキンやローザでは一番有名な映画は外されているしヴィクター・ヤングもたった1曲。一方でコルンゴルトはLP2枚分プラスかなりの量になるし、スタイナー、ワックスマンも多い。ただ12枚聴いての感想は、ロマンティック極まる音楽で甘いだけでなくスリルもあるのだが少々退屈でもあった。シベリウスの劇音楽などと比べるとオリジナリティが不足するからだろう。個人的に一番気に入ったのはアルフレッド・ニューマン。遺作の「大空港」が入っているのも嬉しい。ゲルハルトの演奏は立派なものだが、オリジナルの往年のハリウッドのオケはナショナル・フィルよりはるかに上手いことも指摘しておきたい。2 people agree with this review
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