Preludes, Fugues & Chorals : Nikolai Lugansky(P)
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ココパナ | 北海道 | 不明 | 10/March/2021
セザール・フランクの作曲活動は晩年に集中している。音楽教師兼オルガニストであったフランクは、ダンディやショーソンという大音楽家を育て上げたのちに、「退廃して不毛になった音楽界に、そろそろ本物を示してかないとね」の言葉とともに、今度は「作曲」に活動の主軸を移す。以後、数々の名品を生み出されることとなる。今になってフランクの生涯のことを調べてみると、まるで生まれた時からすっかり自分に与えられた役割をわかっていたかのような、不思議な足跡を追うことになる。神がかり的・・・とてもいいたいほどに。そんな彼が晩年に残した名品たちは、無類に美しく、時に神秘的だ。当盤で、ルガンスキーは、それらの作品の精神性に相応しい気高いアプローチを示す。透徹され、結晶化しきったピアノの音。澄んだタッチは、あたりの空気を一瞬で荘厳なものに変え、人知を超えたと表現したくなるような作品と演奏家との語らいの時が流れていく。それは感動的な体験だ。「前奏曲、コラールとフーガ」の澄みきった余韻から溢れてくる情熱、「前奏曲、アリアと終曲」の巨大な構築的美観、そして、心が研ぎ澄まされていく中で、暖かくも悲しい情緒が折り重なっていく「前奏曲、フーガと変奏曲」。ルガンスキーの強靭な技術と芸術的精神が、このマジカルな演奏を可能なものとした。0 people agree with this review
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