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Bach, Johann Sebastian (1685-1750)

CD Johannes-Passion : Philippe Herreweghe / Collegium Vocale Gent (2018)(2CD)

Johannes-Passion : Philippe Herreweghe / Collegium Vocale Gent (2018)(2CD)

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  • ★★★★☆ 

    なて  |  東京都  |  不明  |  18/March/2020

    先ず、思うことは「やっとヘレヴェッヘの’第1曲Herr, unser Herrscher’が聴けた」でした。 ヘレヴェッヘの勢いが感じられた2001年ごろ、彼の2回目のヨハネ受難曲は第2稿でした。そういう録音がこの世に誕生してもよい。が、1999年のマタイ受難曲と同じクオリティで’Herr, unser Herrscher’を聴きたかったのにと思われた方は多かったでしょう。 1回目の録音の1980年代はヘレヴェッヘ&コレギウムヴォカーレの成長期であり現代の目で見ると物足りなさは感じる。 今回の3回目の録音は滋味深く心地よいものでした。 虚飾を排したこの曲の本質に迫る感じは、70歳という年齢に達した者でしかたどり着けないのかもしれない。 と、ここまでは褒めたが、私の本音も少々。 高齢に達した指揮者の解釈はシンプルで控えめになることは多々あるが、 なんの芸術の世界でもそうですが、やはり年齢とともに才能は目減りしていく。 ヨハネ受難曲といえば1998年の鈴木雅明の完成度の高さには心底驚いたし、2013年のジョン・バットの解釈には若い者の情熱と勢いを感じました。 今回のヘレヴェッヘのヨハネにはそういうときめきは感じられなかった。 もちろんコレギウムヴォカーレは非常にうまい。しかし音楽の頂点の世界ではオケ・声楽のうまさは最低限のハードルなのでは?そこからさらに高いハードルが求められると思うのです。

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