Schoenberg, Arnold (1874-1951)
Gurrelieder: Boulez / Bbc So J.thomas Napier Minton Nimsgern +roussel: Sym, 3, : Nyp (Hyb
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吉川英治 | 奈良県 | 不明 | 02/March/2021
ルーセルの交響曲第3番は、LP時代(2021年1月にファリャと組み合わせてSACD化された)デュカス「ラ・ぺり」のカップリングされて発売されていたのだが、まるでオマケのような扱いで大いに不満である。 ブーレーズのルーセルは、アンセルメやクリュイタンスのような角を丸めた表現とは違い、冒頭からアクセントを強調し、この曲がヒンデミットの「画家マチス」オネゲルの「交響曲第1番」ストラヴィンスキー「詩篇交響曲」などと同時代の、表現主義から新古典主義へと変遷する時代の音楽として捉えて(つまりフランキスト的な文脈ではなく)演奏させている。 日本では、ルーセルと言えば、未だにフランクの使徒であったダンディの弟子という観点から「フランキストの作曲家」として紹介されるが(確かにルーセルは「循環形式」を活用していたのだが)実際に作曲家としては当時の流行に即して印象主義的な作品から表現主義、新古典主義とスタイルを変遷させており同世代のフランキスト、例えばマニャールやロパルツとは一線を画している。当時のモダニズム、つまり6人組などに近い立ち位置にいると言えよう。 ところで、LP時代、我が家の再生装置は普通の2チャンネルステレオだったので4チャンネルではついぞ鑑賞できなかったのだが、現在の5.1chサラウンドシステム(本当は映画用に組み上げたのだが)でこのSACDを再生すると、通常のステレオだと音塊になるような箇所も楽器が前後左右に分離して再生される分、管弦楽法の機微がよくわかる。ただ、実際の演奏会ではコントラバスや木管楽器が後ろに定位するわけはないのだが・・・1 people agree with this review
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