その7「超リアル体験」のススメ

2015年09月25日 (金) 20:00

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カゲヤマン(って誰だ?)がエンタメ初心者と自認する皆さんに向けてお贈りする、ゆるっゆるなコラム連載。 さあ、今日からあなたも【エンタメラバー】♪

『hide crystal project presents RADIOSITY-prologue-』に行ってみた


シルバーウィークが終わり、すっかり日常に戻りましたね。
皆さん、シルバーウィークはいかがお過ごしになりましたでしょーか。
これでもかというほど、TV三昧&引きこもりで自宅を満喫した私は、会社が始まって人並みの生活を送れるようになり、ホッとしています。普段の生活リズムが崩れると、人格も崩壊するものですねー。人はどこまでも堕落できるものなんだな、とリアルに体感。日常って大切ーー(リズムを崩す自分が悪いというハナシも・・・)。

さてさて。
そのダラダラのシルバーウィーク突入前日の金曜日に、世界初のライブホログラフィック公演『hide crystal project presents RADIOSITY-prologue-』に行ってきました。
ホログラフィックとは、あたかもそこにいるかのような立体的な映像(3DCG)です。テレビなどで見たこと、ないですか?
今回、この世を去っても尚、新しい感動をファンに与えられるhideの魅力、その実現のために力を注いだスタッフの想い、そこまで人を動かすことができるhideのスゴさ・・・そしてなにより、その映像のドえらいリアルさに、ただただ感心してしまいました。

世界最高峰のライブホログラフィック施設「DMM VR THEATER」のこけら落とし公演として上演された今回の作品は、最新のサイネージ技術でhideのライブをリアルに体験できる上に、今までオーディエンスを前に披露されたことがなかった「ピンク スパイダー」の“初ライブ披露”としてニュースにもなっていました。
ホログラフィック公演でしょー?そんなにスゴくはないでしょーに・・・と高を括っていた私の目に飛び込んできたのは、リアルを越えた超リアル!

躍動感溢れる動きや表情、ステージを縦横無尽にかけめぐるhideがまさに目の前に体感できます、と書いてあった通りの、いや、想像以上のhideが目の前にババーーンと登場!
まさに、度肝を抜かれました。

そこにあったのは、見たことのない、「質感」。

ステージ上でスポットライトを浴びている人独特の、光に包まれた立体感とでもいいましょーか。その姿はリアルそのもの(当然足先までの全身がリアル!)。サイリュームを片手に(自身の赤いペンライトを持ち込むツワモノも・・・)hideと共に踊り歌う会場の姿と相まって、まさにそこはリアルなライブ会場。距離がむちゃくちゃ近いので、小さなライブハウスでの公演や、ちょっとしたディナーショーを想像してもらえれば、その距離と、その距離感でhideというスターを見る衝撃がわかっていただけるかもしれません。

正直なお話、X-JAPANのスゴさすらあまりわかっておらず、hideに至っては、「ピンク スパイダー」のサビしか知らないというアリサマ(失礼にも程がある・・・)。にもかかわらず、気づいたら目は釘付けでした。

hideを知らない私が、時を越えてリアルにhideを満喫。
実に不思議な夜でした。

「リアル」を超える「非リアル」


これまでも、K-POP系のホログラムライブをメインに数々開催されてきましたが、残念ながらどの公演も見れておらず、今回のhideの公演が初体験。・・・でも、逆にここまで待ってもよかったのかも、と思いました。
実在するK-POPアーティストのホログラムライブも、実際のライブ会場になかなか行けないことを考えるとそれはそれでファンにとっては嬉しいことです。でも他界しているhideに会える、その非リアル感こそが逆にリアル感を生み出しているような気がしたんですよね。捉え方の問題もありますけど、幻想的な空間そのものが超リアルでゾクっとしたというか。その質感は本当に一度見て欲しいレベル。個人的にはギターの質感(そのツヤ!!)に特に感動しました。

ちょっと似ているのが、3DCGを駆使したゲームとかの、あのリアル感ですかね?
あまりゲームはしないのですが(下手だから)、人がプレイしている「龍が如く」を見て、あまりのスゴさにビックリしたのを覚えています。先日開催されたばかりの東京ゲームショウでも海外からのゲーム映像の緻密さやリアルさがかなり話題になってました。どんどん進化するその技術は、いつかもっとリアルになっていくんでしょうねー。

いやーそれにしても、そこに居ないはずの人、ましてやこの世に居ないはずの人が目の前にいる。居ないはずなのに、その瞬間はリアルに存在していることがホントに不思議でした。さすがに映画「ゴースト」ほどのリアルさはないにせよ(あれは映像作品ですからね、どうとでもできるというか・・・)、本当に触れられるんじゃないかと思うような質感を持ったhideが、スグそこにいるんです。実際にライブ会場で生の姿を見るよりもリアルに存在していました。

いつかこの技術の進化によって、もっとエンタメ感覚で過去の人とリアルな再会ができるようになるときがくるんですかね。お墓参りに行ったら、生前の映像がリアルに流れちゃったりとか・・・なんだか無限に妄想が膨らみます(笑)。
個人的には東京ドームで美空ひばりのホログラフィックコンサートを見てみたい!!

ではまた来週ー♪

カゲヤマンリコメンド

これを見て、ぜひホログラフィック本公演でその超リアルを体験!!

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