廣瀬智紀・北村諒インタビュー舞台『弱虫ペダル』IRREGULAR～2つの頂上～

2015年08月21日 (金)　19:00

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走る、舞台。

「週刊少年チャンピオン」で連載中のロードレース漫画が、気鋭の演出家・西田シャトナーの演出技法と若手俳優陣の熱演によって見事な”演劇”となった。
2012年から始まった舞台は、いまやチケット入手が困難になるほどの人気シリーズに。今年3月にはインターハイ（ＩＨ）篇の最終章となる、レース最終日の物語が描かれた。

今作は人気キャラクターを演じたキャストたちの続投による７作目。
総北高校自転車競技部の３年・巻島裕介と、高校自転車競技界の王者・箱根学園の３年・東堂尽八の２人がメインとなる新たなストーリーだ。

巻島役の廣瀬智紀は、前作を「シリーズに参加してきた仲間全員の目標であったＩＨのレース最終日まで走ることができて、とても達成感に溢れていました」と振り返り、「その前作を超える何かを生み出さなくてはいけないし、それが歴代座長へのリスペクト、お客さまへの恩返しだと思っています」と意気込む。

東堂役の北村諒は、巻島と東堂の関係性を「お互いを高め合える、本当に”好敵手”という言葉が似合うと思います」と語り、「プレッシャーはありますが、それ以上に楽しみですし、このカンパニーなら大丈夫！という安心感があるので気負わずに臨めます」と信頼をのぞかせる。

人気ステージの魅力を問うと、「正真正銘の全力」（廣瀬）、「レースをリアルに体感できるほどの熱量」（北村）と返ってきた。
頂上を目指し登りつづける本気度に、ブレーキはない。

「東堂尽八をしっかりと背負っていきたいと思います。すてきな作品にするのでぜひ観に来てください！」（北村）「”ＩＲＲＥＧＵＬＡＲ”というタイトルから、予想だにしないことが起きたりするのではと期待しています。初心を忘れず大事に丁寧に作り上げたいです。応援よろしくっショ!!」（廣瀬）

インタビュー・文／片桐ユウ
掲載・構成／月刊ローソンチケット編集部　8月15日号より転載

●プロフィール
ヒロセトモキ
’87年、埼玉県出身。舞台・ＴＶドラマ「私のホストちゃん」鳳条夕妃役、「エイジハラスメント」山本恒役、主演映画「セブンデイズ」芹生冬至役など。映像・舞台で活躍している。

キタムラリョウ
’91年、東京都出身。舞台「メサイア～紫微ノ章～」悠里春斗役、ミュージカル「八犬伝―東方八犬異聞―」犬川荘介役などの舞台出演のほか、モデルとしても活躍中。

●作品
【舞台『弱虫ペダル』IRREGULAR～2つの頂上～】
原作：渡辺航「弱虫ペダル」（秋田書店『週刊少年チャンピオン』連載）
演出・脚本：西田シャトナー　音楽：manzo
出演：廣瀬智紀、北村諒
太田基裕、鳥越裕貴、郷本直也
滝川英治、秋元龍太朗、桝井賢斗　他

10/8[木]～12[月･祝]　名古屋・日本特殊陶業市民会館フォレストホール
10/22[木]～25[日]　TOKYO DOME CITY HALL
10/29[木]～11/3[火･祝]　大阪・梅田芸術劇場メインホール
11/7[土]･8[日]　福岡・キャナルシティ劇場