【今日の1曲】 小島麻由美 With Boom Pam「白い猫」

今週発売から小島麻由美の新作を。小島麻由美は、ジャズ、ブルース、シャンソン、フレンチ・ポップ、昭和歌謡...自身の愛する「古き良き時代」の音楽を、現代に鳴らす唯一無二のシンガーソングライター。こういうオリジナリティの強いアーティストは時代に流されないですね。デビュー当時から聴き続けている数少ないアーティストの一人です。そんな彼女の新作は、仰天！Boom Pamとの共作です。ってもBoom Pamなんて知らないですよね。イスラエルはテルアビブで結成されたBoom Pamは、チープなサーフロック・サウンドにアラビア成分を加えた、こちらもオリジナリティの強いアーティスト。実はヨーロッパでは結構な人気なんです。僕は観られなかったけど、去年のフジロックにも出演してます。こういうバンドを共作相手に選ぶセンスも小島麻由美ぽくて素敵です。
Boom Pamの泣きのギターから始まる「白い猫」。この二組は共演する事は、運命としてあらかじめ決まっていたかのような相性の良さです。いや最高！MVの監督が、VHSサンプリングというオリジナリティの強い手法の使い手VIDEOTAPEMUSICってところもポイント高いです。
9月には、Boom Pamバックの共演ライブも開催されるとの事。これは楽しみだ。