BEST OF 2009 【HIPHOP】

Monday, December 28th 2009



年末恒例のジャンル担当者による独断と偏見で選ぶ年間ベスト・ヒップホップアルバム! 最近はシングル/曲単位でシーンが語られるようになり、CDショップに行っても欲しい曲が入ってるCDを買えないという状況が増えてきております。 CD屋の立場から見ると、音楽リスナーとの乖離を感じずにはいられない由々しき状況にありますが、それでもなお聴くべきアルバムはまだあるだろうということで、 こちらでは担当者が09年に発表されたアルバムの中からオススメの作品を選出いたしました。ベスト・アルバムの常連のあのラッパーの新作は?と思われる方もいらっしゃるでしょうが、 あくまで一ユーザーとしての個人的な感想ですのであしからず・・・。

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Gucci Mane / State Vs Radric Davis  
年末ギリギリにリリースされたのにNo.1なの?と疑問に持つかも知れませんが、ヤツの今年の大活躍っぷりや、Mixtapeやネットを通じての曲の刷り込み状況も踏まえての順位!ゲストにはKeyshia Cole、Lil Wayne、Soulja Boy、Usherといったビッグネームが参加!リード・シングルはShawty ReddやGrilla Zoe、Young Jeezy作品でもお馴染みの同郷のプロデューサーFATBOIがプロデュースした「Wasted」でPliesをフィーチャー!続くセカンド・シングルはシンセの鳴りの良さとキャッチーなビートがいかにもPolow Da Ponぽいメロウ・ミディアム・アップ「Spotlight」。UsherのソウルフルなフックとGucciのけだるくゆったり刻むラップの対比がたまりません!来年のHottest MC in the Gameのトップに最も近いと言われ、既にヒップホップ・シーンのスポットライトは完全にGucciに向いています。これを聴かずして年は越せませんぜ!年始に出所との噂も!BURRRR!
 No.2
Pitbull / Rebelution  
とにかく最後までハイテンション!ヒップホップの新メッカ、マイアミのシーンを勝ち抜いた屈指の実力の持ち主でありながら、気持ちいいくらいにアゲアゲ・イケイケ・スタイルを貫き通した最強の1枚。フロアアンセム「I Know You Want Me (Calle Ocho)」のヒットばかりが取り沙汰されますが、ハウス/エレクトロ・ビートも取り入れながらPitbullらしさも失わなかった部分も評価できます。当方はこのアルバムを聴くと、なぜか仕事がはかどるはかどる!
 No.3
UGK / Ugk For Life 
片割れPimp Cの突然の訃報により、UGKとしてはラスト・アルバムとなってしまった作品。しかし、もともとはPimp Cの生前に新作として制作されていた経緯もあり、お涙頂戴的な雰囲気は無く、単純にアルバムとして 楽しめます。ヒットメイカーのAkonをフィーチャーした楽曲はコアなファンの間では賛否両論ありますが、UGKのトレードマークとも言える滲み出るような哀愁とブルース&ソウルが全体に覆われた傑作です。心にしみます。



  • Z Ro / Cocaine
    Z Ro / Cocaine
    Hタウンの人気者、Z-Roのニューアルバムは紆余曲折あって、なぜかこのタイトルで発売。しかし中身は歌うようなZ-Roのフロウがテンコ盛りで、桃源郷のよう(と、思うのは当方だけ?)。 ゲストにはBilly Cook、Big Pokey、Mike D、Lil O、Lil Flip、Gucci Mane、Chris Wardが参加!


  • Eminem / Relapse
    Eminem / Relapse
    一時は引退とまで騒がれたEminem。自身の薬物依存をパロったのか、ヒップホップ界への復活を宣言したのか、ラップバトルの頃の気持ちが沸いてきたのか、タイトルからしてEminemの様々な思いが見てとれます。 Dr Dreが殆どの曲でプロデュースを担当。皮肉とブラックユーモアたっぷりなEminem節を堪能できる痛快な1枚!


  • Clipse / Til The Casket Drops
    Clipse / Til The Casket Drops
    バージニアの兄弟ラップ・デュオClipseのColumbia移籍後初のアルバム。プロデューサーはお馴染みNeptunesを中心に、Sean C & LV、DJ Khalilと少数精鋭。緊張感漂うクールさとキャッチーさが共存するスタイルは相変わらずかっこいい。


  • Lil Boosie / Superbad: The Return Of Boosie
    Lil Boosie / Superbad: The Return Of Boosie
    耳障りが悪いハイテンション・ヴォイスが妙に癖になるバトンルージュのラッパーLil Boosieのシャバへの置き土産となった4th。Mouseがプロデュースしたアゲアゲチューン「Better Believe It」などわが道を行くサウス・ナンバーが最高。


  • Kid Cudi / Man On The Moon: The End Of Day
    Kid Cudi / Man On The Moon: The End Of Day
    ミックステープで注目を集め、カニエの『808s & Heartbreak』にゲスト参加するなど、本格的なデビュー前から各メディアで絶賛されていたラッパーKid Cudi のデビュー作。カニエにも影響を与えたという独特の世界観とビートに合わせたユニークなシンギン・スタイルが癖になります。


  • K'naan / Troubadour
    K'naan / Troubadour
    長い内戦で知られるアフリカはソマリア出身。先にカナダでデビューを果たし、今年本格的にアメリカ進出を果たす。アラブ圏に近い東アフリカの音楽をルーツとしながら、ヒップホップ、レゲエ、ロックやフォークの要素を取り込んだ無国籍でオリジナルにあふれたサウンド。アメリカのギャングスタ・ラッパーとは違うクールさとエモーショナルさが同居。


  • Rick Ross / Deeper Than Rap
    Rick Ross / Deeper Than Rap
    アルバムチャートで初登場全米No.1記録を驀進中のマイアミのラッパー、Rick Rossの3rdアルバム。看守を務めていた過去がバレてしまいイメージダウンに繋がるかと思いきや、彼独特のハスラーな語りはさらに磨きがかかり、エモーショナルで深みのある作品に仕上がっています。ゲストも豪華!


  • Warren G / G-files
    Warren G / G-files
    西海岸を代表するラッパーWarren Gの6枚目のアルバム。ゲストにはSnoop Dogg、Blink-182のドラマーTravis Barkerに加えて、Raekwon、Nate Dogg、RBXらも参加!レイドバック・メロウ・チューン「Crush」他、ウタモノ寄りの聴きやすい傑作です!


  • MOP /  Foundation
    M.O.P. / Foundation
    男汁満点!NYのヒップホップ・デュオ、M.O.P.の新作!プロデューサーは彼らの初期作品に関わっていたDJ Premier、Nottz、DJ Green Lanternの他、メンバーLil FameがFizzy Womack名義で担当。コブシを握って首を縦フリしたくなるような男気溢れるハーコートラックから、オートチューンや早回しネタものも!祝・初来日。


  • Jim Jones / Pray IV Reign
    Jim Jones / Pray IV Reign
    Dipsetの暴れん坊、Jim Jonesが07年にColumbiaと億単位のビッグ・ディールを結びリリースした勝負作!バスタの「Arab Money」も手がけたRon Browzによる変則オートチューン使いの「Pop Champagne」や、フック部分が頭に残る「Na Na Nana Na Na」などのヒット・シングル収録。意外と(失礼!)聴き飽きない作品でした。


  • La Coka Nostra / Brand You Can Trust
    La Coka Nostra / Brand You Can Trust
    伝説のハードコア・ヒップホップ・グループHouse Of Painを母体としたスーパーグループ。 ゲストにCypress HillnoB-Real、Sen Dog、Snoop Dogg、Psycho RealmのSick Jacken、Bun Bと強力!しかもプロデューサーにはAlchemistとSoul AssassinsのThe Whooliganzとこのラインナップなら間違いなし。爆音でどうぞ。


  • Blakroc / Blakroc
    Blakroc / Blakroc
    Mos Def、Raekwon、Q-Tip、RZA、故ODBなどのビッグネーム達と、シンプルでブルース色の濃い楽曲で人気を博しているオハイオのブルース・ロック・バンドThe Black Keysによるスペシャル・プロジェクト。 エネルギッシュで生命感溢れるビートとパワフルなラップがアツくぶつかり合うことで化学反応を起こし、強烈なエネルギーを放出!



 アンダーグラウンド

  • Cunninlynguists / Strange Journey 1
    Cunninlynguists / Strange Journey 1
    アルバム出す度にベストに選んでます。単純に彼らが好きなんです。Knoの音は深い森のようです。Vol.2もGoodです。

  • Shafiq Husayn / Shafiq En'A-free-ka
    Shafiq Husayn / Shafiq En'A-free-ka
    本隊Sa-Raより彼のソロの方がお気に入り。よりアフロぽく、バックバンドの素晴らしい演奏が堪能できます。Bilalも参加。

  • People Under The Stairs / Carried Away
    People Under The Stairs / Carried Away
    西海岸特有のファンキーで明るい雰囲気が今回のアルバムは素直に楽しめました。「Trippin' At The Disco」のアホなPV最高。

  • Fashawn  / Boy Meets World
    Fashawn / Boy Meets World
    来年活躍すると言われるMC、Fashawn。本作は鬼才Exileがプロデュースを担当。

 ウェッサイ/チカーノ

  • Lucky Luciano / New Movement
    Lucky Luciano / New Movement
    Hi Powerからの発売ですが、チカーノと思ったらビックリするかも。かなりサウス寄り。しかも良質の。まじめにオススメします。

  • DJ QUIK & KURUPT / Blaqkout
    DJ QUIK & KURUPT / Blaqkout
    夢の共演が実現!DJ Quikの名前だけでも買いですけど、相手がDPGのKuruptなら言うことナシ。ラクダPVもいい塩梅でした。

  • Mack 10 / Soft White
    Mack 10 / Soft White
    パワーダウンしたかと思いきや、本作で復活しましたね。ゲストも豪華で、シングル曲以外も充実。ゴリゴリウェッサイじゃないけど。

  • Lil Rob  / Love & Hate
    Lil Rob / Love & Hate
    王道で手堅く行けるはずなのにメインストリームを取り入れたりチャレンジしている人に惹かれます。もちろんメロウ&スムースも収録されてますけどね。

 サウス

JuvenileとかESGとか、Ace HoodとかRally Boyzとかいっぱいあって選びきれません・・・。
  • Project Pat / Real Recognize Real
    Project Pat / Real Recognize Real
    666周辺では今年はコレが一番かな。忍耐・体力必要ですが、ブルースと一緒で慣れるとハマります。DJ Paulソロも良かった♪

  • Mike Jones / Voice
    Mike Jones / Voice
    みんな忘れてるでしょ。残念ながらセールスはパっとしませんでしたが、バラエティに富んだ充実作です。

  • Slim Thug / Boss Of All Bosses
    Slim Thug / Boss Of All Bosses
    低く粘着質な声質で、チョップド&スクリュードのサウンドとの相性がバツグンのSlim Thugの新作。Jim Jonsinとの相性抜群。

  • Dorrough / Dorrough
    Dorrough / Dorrough
    Hタウンに続くサウスラップの新勢力となったダラスの新鋭。「Ice Cream Paint Job」が印象的。今後も注目の存在。

 

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