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【インタビュー】iLL

Tuesday, August 25th 2009


iLL
     
   
 

iLL 4thALBUM『Force』完成!

iLL名義で発売した1st『Sound By Ill』ポップ性を排除したような、実験性にあふれた作品でiLLとしてのキャリアをスタートさせたナカコー。
そして『Dead Wonderland』『Rock Album』を経て完成させた4thアルバム『Force』は原点回帰とも呼べるポップな作品となった。
そしてアルバムの発売を記念してインタビューを敢行!あぶないジャケ、あぶないアー写にまつわるちょっぴりあぶない話など必読です!
ゆるい雰囲気の中行われたインタビューをぜひご覧下さいませ。
 
   

インタビュー iLL

HMVアルバム『Force』の完成おめでとうございます。昨年の8月にリリースされた『ROCK ALBUM』からの変化をすごく感じましたが、何か変化の理由があったら教えてください。

iLL: 聴いてる人には変化っていうものはあると思いますけど、僕は割りとリリースしたいものがあったので、それを順々にリリースしていっただけで、個人的にはそんな変化っていうのは無いんですよね。

HMVアルバムの制作にあたって、そもそも明確なコンセプトがあって創っていったわけではないのですか?

iLL : ポップでわかりやすいものを創ろうというのはありましたね。

HMVジャケ写が強烈なので、もともと大きなテーマがどーんとあったのかと思ったのですが。

iLL : そういうわけでもないんですよね。アルバム自体は去年にほぼ終了していて、シングル3枚切るっていうのは去年の段階で決まっていたのでそれに向けて作業をしていって、順繰りに出していったっていう感じですね。

HMV制作にはどのくらいの時間がかかったんですか?

iLL : 僕らそんなにスタジオを使わないというか、使ってもすぐ終わっちゃうので、凝縮すると2週間ぐらいかな。『ROCK ALBUM』創って、それのプロモーションやってる時には着手はしてたんで、(創ってる時のことは)そんなに覚えてないんですよね(笑)。まあ何年か前に作った曲は引っ張り出せばいいだけだし。途中で映画のお話も来たので、それように制作するのもあったんで、その期間で新しい曲を何曲か創って。。。そんなに苦労したことは無かったですね。

HMV曲を創る時は、それだけに集中して他のアーティストの作品とか全く聴かなくなったりします?

iLL : それは無いですね。色んな音楽を聴きますね。

HMVオフィシャルページを見てたら、“〜っぽい”っていうリリースできない曲が結構あるって書いてありましたね。

iLL : アルバム作る過程でそういう曲っていうのはやっぱり出来ちゃって。無意識にそうなってしまうんで、自分でもこれなんかの曲に似てるなって思ったらボツにしますし、人にコレ何かの曲に似てるよって言われたらそれもボツにしますし。その中で残っていったやつが、、、でも一枚アルバムを作るのに曲は結構創りますね。

HMV詩をのせるのはその後の作業ですか?

iLL : 詩は一番最後に。全部の録りが終わって、一番最後にダーっと書くっていう感じですね。

HMV歌詞っていうのは中村さんにとって重要な位置を占めていますか?それとも音との相性やリズム感的なものを重視しているんでしょうか?

iLL : 僕はデモテープの段階では、デタラメというかインチキ英語で歌っているので。それと僕は洋楽を聴いてきた人間なので、日本語で歌が入ってくるとすごい違和感がある人だったので。今でも自分が歌っている時は、聴いた時にあまり日本語的な印象を与えないように、さ〜っと流れるような感じに聴こえたらいいなと思って創ってます。最初に邦楽を聴いて、あとから洋楽を聴いた人たちっていうのは、すごいバランスがいいと思うんです。僕はそういう部分ではバランスが悪いと思っているので、日本語的だなと思うと、“嫌だな”って思うってしまうことが多いですね。

HMV歌詞は短いですよね、そこに印象的な言葉リピートするというのが多いと思うんですけど。

iLL : そうですね、何度も同じフレーズをやるのは、、、なんて言うんですかね、反復する気持ちよさがあるので、そこで歌詞が変わると、急に景色が変わっちゃう。それが僕の音楽には必要無いと思ったんで。もっともっと減らしたいんですけどね(笑)。そうするともっともっと楽になるんですけどね(笑)。

HMV(笑)。タイトルも結構シンプルですよね。

iLL : 個人的な、私的な内容でなければ、割とわかりやすい・覚えやすい感じでタイトルは付けていきますね。

HMVシンプルだと過去の作品とかぶっちゃったりしちゃいませんか?

iLL : う〜ん、かぶったほうが、僕はうれしいですね。

HMV(なにげなく曲名を見ながら)「Hello」がスーパーカー時代にありましたもんね。

iLL : (一瞬止まって)あっ!ほんとだ!

一同(笑)

iLL : かぶってますね〜(笑)。かぶったほうがいいんじゃないかな(笑)。

HMV今、ちょうど言ってたところですもんね(笑)。

iLL : それから、僕自体がバンド名とか曲名とかがあまり覚えられなくなってるので(笑)、なるべくシンプルなタイトルをつけようと。

HMVそしてタイトルが『Force』じゃないですか?

iLL : これは2つ意味があって、単純に4枚目だから“フォース”っていうのと。僕自身、作品を多く作ってるんですけど、作品を創る動機みたいなものがあるようで、ないんですよね。なんかよくわからない“力”によって創られてる。毎年(作品を)出す必要ないんですけど(笑)、毎年出しちゃうのはなんでなんだろう?って(笑)。説明できない、見えない力、的なもので。

HMVSTAR WARS的な?

iLL : …。

HMVそれは違うと。

一同(笑)

iLL : じゃあ、それでいいですっ!(笑)

HMVスイマセンでした(笑)。では仕切りなおしで、さっきちょっとお話しましたが、今回のジャケットがピンクフロイドの『狂気』のパロディじゃないですか。これは『Force』というタイトルをもとに、宇川さんに頼まれたのですか?

iLL :僕が宇川さんに発注したのは、“ピンクフロイドの『狂気』のようなシンプルさとフリーメイソンの力の象徴”で、お願いしますって(笑)。

HMVそうしたら…これ?(笑)

iLL :これ(笑)。

HMVいや〜完璧に伝わりましたね(笑)。

iLL :伝わったっていうか、なんて言うんでしょうね(笑)。

HMVデザインがきた瞬間どう思いました?

iLL :初め見たときは固まりましたね(笑)

一同(爆笑)

HMVアー写もすごいですよね。

iLL :製品盤の中がもっとすごくて、“まんまじゃん!”っていう(笑)。ちょっと回収されないか心配なんですけど(笑)。

HMVではそれはCDを買ってからのお楽しみということで。そういえば今回久しぶりにまりんさんが参加なさっていますよね。

iLL :まりんさん、都市伝説化してたんですよね(笑)。

HMVそれまでコンタクトとってなかったんですか?

iLL :僕は3年ぶりぐらいかな?でも一緒にやってる感じはいつもどうりというか、相変わらずっていう感じでしたね。

HMV刺激は受けますか?

iLL :そうですね、やりかたが違うので、ぼくにとっては勉強になりますね。

HMV他に一緒にやってみたいアーティストはいますか?

iLL :う〜ん、誰でもいいんですけどね(笑)。最近は誰がやってもおもしろいんじゃないかなと思いますね。

HMVオフィシャルサイトを見ると、すごい幅広く聴いてますよね。最近ではLADY GAGAまであがってましたし。そういう中からリミックスアルバムとかは考えたりしないんですか?

iLL :そうですね、最先端はなんだろうっていうのはとりあえずは押さえときますね。リミックスも売れれば出したいですけど(笑)、売れなそうだな〜(笑)。

HMV今回はロックな感じが多いので、それをリミックスっていうのも聴いてみたいですけどね。それでは最後に一言お願いします!

iLL :はい、え〜っと。ON LINEで買いすぎるな!ってことですかね(笑)。あっでもこれHMVのON LINEだから買ってもらわなきゃいけないんだ (笑)。

HMV全然自由に言っちゃってください(笑)!

iLL :いや、単純にON LINEで買うと金銭感覚がなくなるので、カード破産的な恐怖があるので気をつけたほうがいいよっていう(笑)。ご利用は計画的に(笑)。

HMVありがとうございました!

 

iLL NEW ALBUM

Force
『Force』
iLL

前作『ROCK ALBUM』から約1年、シングル『R.O.C.K.』『Kiss』『Deadly Lovely』3作を含むiLLの4thアルバム『Force』が遂に登場!! 1stアルバムの実験性からスタートし、その存在をモーフィングさせながら到達したのは、ロックとポップとエレクトロニックな手触りを全て兼ねそなえながらも、iLLの世界としか表現出来ない至高のアルバムだった。1曲目からエンディングまで、あらゆる瞬間が音楽的快楽に貫かれた、全ての音楽を愛する人に捧げる1枚。
初回盤は「Dead Wonderland」以降に発表されたMusic Clip7曲とライブを1曲収録した豪華仕様。

【通常盤】
Force

Discography

Rock Album
『Rock Album』
iLL



Dead Wonderland
『Dead Wonderland』
iLL



Sound By Ill
『Sound By Ill』
iLL



Profile

95年、地元青森にてバンド「スーパーカー」を結成。97年に「cream soda」でメジャーデビュー。05年2月、惜しまれつつもバンドを解散する。
また、バンドとは別にサイドプロジェクト「NYANTORA」を立ち上げ、その活動はバンドと並び、あらゆる音楽ジャンルに精通する可能性を見せ、メロディーメーカーとして確固たる地位を確立した。

2つの活動の影響は様々な方面に飛び火し、CMや映画、アートの世界までに届くボーダレスなコラボレーションにまでおよぶ。その他remixerとしても様々なアーティトを手がけその遺憾なく才能を発揮している。

06年「iLL(イル)」として、アルバム「sound by iLL」をリリース。 同年、フジロック06にて、レーザーを駆使した演出と自然との共演で高い評価を得て、07年1月には文化庁メディア芸術祭10周年記念展にて演奏を行う。同年4月にリリースされる映像作品「iLLusion by iLL」にはエッシャーの動画を駆使した映像を宇川直宏とともに制作。08年には「Dead Wonderland」、「ROCK ALBUM」と全く異なったテイストの二枚のアルバムを発表し、旺盛な制作欲は止まることない。

LIVE INFO

iLL「Force」 Live
2009/10/30 @ 代官山UNIT
OPEN 18:00 / START 19:00
adv ¥3500 / door ¥4000 (1drink別) ALL STANDING  
【TICKET】 09/05 一般発売 
チケットぴあ 0570-02-9999 (P-code:331-521)
ローソンチケット 0570-084-003 (L-code:75183)
イープラス www.eplus.co.jp
GANBAN www.ganban.net
【主催】 HOT STUFF PROMOTION
【企画・制作】 HEARTFAST / DOOBIE
【INFO】 HOT STUFF 【www.red-hot.ne.jp】 03-5720-9999