『バイオ』究極の名作パック

Tuesday, July 21st 2009

『バイオ』究極の名作パック

最後のバイオハザード　『バイオハザードコード: ベロニカ完全版』
ホラーゲームの代名詞となった『バイオハザード』シリーズの4作目。タイトルナンバーが無いため外伝的位置づけに見られがちだが、ストーリーは第2作『バイオハザード2』の3ヶ月後を描いた内容となっている。
シリーズ集大成とも言えるボリュームで、まさに『バイオハザード』らしい内容。慣れるまで大変な独特の操作方法、弾薬節約に苦悩する日々、やたらと迷いやすいマップ、無駄に往復させられる謎解きなどなど、まさに『バイオ』である。
そして、一番重要な要素として「ゾンビ」の存在。以降のシリーズには「ゾンビ」という存在が消え、寄生生物により凶暴化した人が今後の敵となる。ホラーゲームとしての位置づけから大きく外れだした本シリーズ。本作『コード: ベロニカ』は、シリーズとしてもっとも『バイオハザード』であり、最後の『バイオハザード』である。

新生バイオハザード　『バイオハザード4』
ゲームシステムを大胆に変更し、最高峰のクオリティとなった『バイオハザード4』。本作からシリーズの「らしさ」は消え、新たなスタイルで挑んだ意欲作。その「らしさ」は消えてしまったが、ゲームの評価は非常に高く、シリーズ最高傑作と評されるほどに。
まったく新しい作品となった本作は、今後のシリーズに新たな希望を持たせてくれると同時に、「初代のようなB級ホラーはもう味わえない」と確信するほど完成された作品でした。

今なお迷走を続ける『バイオハザード』シリーズ。本作『バイオハザードコード: ベロニカ完全版＆バイオハザード4 (バリューパック)』は、シリーズの転換期を味わえる魅力的なパックです。『バイオハザード5』がいまいちだったあなたにもおススメ。

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