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書籍 スタッフ・ランキング【マンガ】

Saturday, July 4th 2009

上半期面白かったマンガ(ライトノベル含む)

アクセル・ワールド
 『アクセル・ワールド』 川原礫
 「電撃文庫」のライトノベル。王道中の王道、ボーイ・ミーツ・ガールのヒーローストーリー。近未来のネットゲームを舞台にした緻密な世界観と、鳥肌もの物語展開が見事です。是非ともアニメ化して欲しいところです。

とある魔術の禁書目録外伝 とある科学の超電磁砲
 『とある魔術の禁書目録外伝 とある科学の超電磁砲』 冬川基 / 鎌池和馬
 この作家さんはとにかく漫画が上手い。綺麗な作画、抜群のコマ割・構図に舌を巻きます。それでいてシナリオのレベルも水準以上。下手したら原作よりも面白いとの評判も頷けます。

魔王 JUVENILE REMIX
 『魔王 JUVENILE REMIX』 大須賀めぐみ / 伊坂幸太郎
 伊坂幸太郎の原作小説を超解釈で全くの別物に。しかし漫画として非常に面白い作品に化けた稀有な例。『DEATH NOTE』、『コードギアス』辺りにも通ずる、異能の力を持つ主人公の頭脳バトル。

ナナとカオル
 『ナナとカオル』 甘詰留太
 とにかくエロい。直接的に見せないのに匂い立つようなエロス。某バカチワワ・某ヒューマノイドインターフェイス(バックアップのほう)みたいなルックスの優等生・ナナさんが、変態道に覚醒していく様は見応え充分。

バカとテストと召喚獣
 『バカとテストと召喚獣』 井上堅二 / 葉賀ユイ
 「ファミ通文庫」のライトノベル。主要登場人物全員のキャラ立ちが素晴らしく、テンポのいい会話の流れだけで楽しさが伝わってくる学園ラブコメ。“試召戦争システム”含め、2009年中アニメ化の仕上がりが楽しみです。

ぢごぷり
 『ぢごぷり』 木尾士目
 『げんしけん』でオタクの“光”の部分を描ききった木尾士目の最新作は、体験に基づく子育て漫画。世に溢れる子育て漫画の多幸感とは間逆の“闇”の部分がリアルに描かれています。登場キャラクターを萌え絵にしてもドン引き。

ゴクジョッ。 -極楽院女子高寮物語-
 『ゴクジョッ。 -極楽院女子高寮物語-』 宮崎摩耶
 とにかく頭が悪い(いい意味で)。桂正和みたいな綺麗な作画なのに、下ネタ(オタク・腐女子も少々)連発の果てしないバカ漫画。ぶち抜きページで決めるネタは破壊力抜群。何も考えずにひたすら笑いたい方におすすめです。

はるみねーしょん
 『はるみねーしょん』 大沖
 東方project界隈では有名な作家さんの商業誌デビュー作。とにかくシュール。そしてキャラがかわいい。独特の間の取り方が何だか癖になる感じの4コマギャグ漫画。\やべえ/

失恋ショコラティエ
 『失恋ショコラティエ』 水城せとな
 ここ最近注目を浴びている水城せとな作品。無自覚に周囲を振り回す女と、それを盲目的に追いかける男のお話。これは…愛情というよりももはや復讐に近いです。今後いかにドロドロとした展開になるか楽しみです。

ぼくらの
 『ぼくらの』 鬼頭莫宏
 「IKKI」2009年8月号にて5年の連載に終止符。救いの無い初期設定、鬼頭作品特有の鬱展開にも関わらず、何故か最終回周辺は爽やかな読み心地を感じました。個人的にはキリエ、アンコのエピソードが気に入ってます。