「Birthday Sex」のJeremih、ブレイク！

Jeremihバイオグラフィー

悪名高きシカゴの南地区で育った若干21歳。3歳の時、両親にクリスマス・プレゼントとしてドラム・キットを与えらる。彼はシアーズの通販のドラムを夢中になった。その後パーカッションにも興味を持つようになり、音楽を制作することが大好きになった。シカゴのMorgan Park高校在籍時はマーチング・バンド部に所属。サックス、バス･ドラ、シンバルなど様々な楽器の演奏法を学んだ。ラジオを聞いてコピーする癖がついたJeremihは音楽のクラスで先生に楽譜を読むよう怒鳴られた。“目を閉じて音楽を感じる。そうやって音楽を学んだんだ”- Jeremih　 優秀な生徒だったJeremihは飛び級をし、高校を16歳で卒業。両親の勧めでイリノイ大学のエンジニアリング・サイエンス・プログラムに登録。しかし、1学期でシカゴのコロンビア・カレッジへ転校。1学期を問題無く過ごしたのだが、キャンパスで開催されるタレント・ショウに関わり始め、音楽が彼にとって最も重要なものになってしまったのだ。アート・スクールであるコロンビア・カレッジへの転校は彼にとって自然なものだった。 2007年、音楽ビジネスを専攻する傍ら大学のタレント・ショウに参加。有象無象のラッパー志願者と一線を画すためにシンガーを目指す。同じ大学の音楽に傾倒し、プロトゥールを使いこなすMickとコラボレーションも始めた。Mickの自家製スタジオで新しい音楽を制作することに多くの時間を費やし、2008年には地元のラジオ局、Power 92にデモ音源を持ち込む。’My Ride’というドライヴ向きの曲はシカゴ限定だったがOAされたのだった。2曲目にレコーディングした’Birthday Sex’が彼らの未来を切り拓くことになる。Power 92のミュージック・ディレクターが曲を気に入り、ラジオのレギュラー・ローテーションに加えたのだ。その1週間後の10月30日、車を運転していたJeremihは、ラジオでシカゴの新星の曲として’’Birthday Sex’が紹介されていることを知る。まるでR. Kellyの新曲の様に何度も何度もラジオからOAされていたのだ。 2009年2月、JeremihはDefJamのトップ、LA Reidの前でパフォーマンスを披露するためにニューヨークへと飛んだ。LA Reidは新しいスーパースターの歌声と音域の広さに圧倒された。そして彼はDefJamのロースターにJeremihを加えること即決。Jeremihはその手応えを感じていたという。 デビュー・アルバム・リリースの準備に取り掛かったJeremihは作品を“アーバン･ポップ”と表現する。プロデューサーは盟友、Mickを迎えて制作され、伝統的なジャンルには収まらないものに仕上がった。Jeremihは20年後、30年後、時を経ても聴き続けられる作品だと感じている。ライターであり、シンガーであり、プロデューサーであり、ミュージシャンでもあるJeremihは他のアーティストとは違う存在であるという自信に満ち溢れている。(メーカー・インフォより）