FU-TENインタビュー part.2

Friday, May 1st 2009

FU-TEN interview



FU-TEN interview  part.2


-  それでは、今回のアルバム「FREE」に関して質問していきます。今回のアルバムタイトルの「FREE」の意味は?

SW:2年半かかって作ったアルバムなんだけど、初めは今日のマーケットの事とかいろいろ考えて作ろうとして、それが上手く行かず、それからもいろいろ試行錯誤して、悩んで、また試行錯誤して。そして、最終的に行き着いたところが、自然にというか、自由に作る事が一番FU-TENらしい音楽が出来るという事にメンバー全員が気づいた事だったんだよね。そこに行き着くまでに本当に苦労したけど。でも、この試行錯誤する時間はFU-TENにとって絶対必要な時間だったと思う。そういう意味を含めて、今回アルバムタイトルを「FREE」にしました。ジャンルにもとらわれず、自分達が自由に感じたまま作れば、それがFU-TENの個性として表現出来るんだなということ気づいたかな。今回のアルバム制作を通して。


-  アルバムタイトル曲の「FREE feat. YOSHIMI」は、いままでにないブラジリアン・テイストの曲ですが、この曲の狙いは?

SW:この曲はデモ段階で全然違うネタを使っていて、そのネタがブラジリアンなネタだったんだけど、結局そのネタは使用出来なくて、他のネタを探していた時、偶然出会ったのがindigo jam unitの「Tsui so」という曲。その曲のピアノとパーカッションのパートを聴いた時に、この曲の新たなイメージがパァッと広がった感覚があったね。「これだ!」って。メンバーもすぐ賛成してくれて、そこから今の形に仕上がっていって。それから、前のネタの段階からこの曲には女性ボーカルを入れたいなと思っていて、その新しいバージョンにしたときに、前から知り合いだったYOSHIMIに仮歌を録るのを手伝ってもらって、仮メロディーを乗せてみたら、それがメンバーに好評で結局、彼女に本番も歌ってもらう事にしました。偶然だけど、良い出会いだったよね。


-  「What Morals? feat. TAKUMA(10-FEET)」では、10-FEETのボーカル・TAKUMAとの異色の合体ですが、どういういきさつでTAKUMAとコラボレーションする事になったんでしょうか?

SW:TAKUMAは同じ京都出身で、京都のイベントとかで一緒になったりして、前から知り合いで。以前から曲やりたいなってお互いが言ってて。それで今回、JAY-Z×LINKIN PARKの「NUMB/ENCORE」っぽい曲やりたいなと思った時、自然とTAKUMAの名前が上がってきて、リクエストしてみたらTAKUMAも快諾してくれて、実現した感じかな。


-  またこの曲もFU-TENでは今までにないハードロック/ミックスチャー系の曲で、歌詞の内容がシリアスな感じですが、どのようなメッセージがありますか?

BB:特にアメリカでは、国を守るために疑いもなく戦争にいく人が多くて、でももう一度考え直してみたら、本当に戦争する事が国のためになっているのかとか、実はもっと考えればもっと世界中の人が幸せになれるんじゃないかなという疑問を投げかけてるメッセージになってます。シリアスなメッセージだけど、ポジティヴなメッセージでもあります。


-  「SHOW YA STYLE」は、ストレートのヒップホップ・ナンバーですが、やはりFU-TENの根幹にはヒップホップがあるということでしょうか?

SW:やっぱり、ヒップホップがFU-TENの芯だから。この曲出来るのすごく速かったよな。やはりみんなが好きなジャンルだし、得意なジャンルでもあるしね。あと、昔から知り合いで良くセッションとかでは一緒にやっていたRAH-Dと念願の共演が出来て、本当に嬉しかったね。あと、このアルバムでは、ロービートの曲が結果的に少なかったので、この曲がイイ味付けになっていると思うな。


-  RIP SLYMEのPESと MELLOW YELLOWのK.I.Nが参加した曲「Steppin’Out」ですが、この曲は豪華な客演ですが、この客演が実現したいきさつを教えてください。

SW:まだ、M.FUJITANIが在籍してバンドスタイルの頃のFU-TENのライヴとかもKINちゃんもPESくんも見てくれてて、昔からの知り合いで。それで彼らがOptimystikを立ち上げた時に、FU-TENがモデルとして協力して、それからOptimystik自体とも親密な関係になって。それでKINちゃんPESくんとは、ファッションだけでなくて、音楽も一緒にやりたいよねってずっと前から話していて、このアルバムでようやく実現した感じだね。この曲では、またFU-TENの新たな可能性を表現出来たと思うし、TAKUMAの曲もそうだけど、FU-TENの音楽の幅の広さを見せつけれたと思うな。


-  ストリートブランドのOptimystikとは、音楽だけでなく、ファッションのコラボレーションもしていますが、ファッションに関して興味はありますか?

SW:みんなあると思うよ。やっぱり、モテたいんでね!常にファッションはみんなチェックしてるよ!


-  ミュージック・ビデオも拝見しましたが、この曲を良く表現したビデオになってますね。PES、 K.I.Nと共演してみていかがでしたか?

BB:前からお互い良く知ってるし、そんなに詳しく打合せもしなかったし、みんな自然に出来たんじゃないかな?でもやっぱり、KINちゃんとPESくんは、俺とMILIとは違うスタイルを持っているからそのコントラストは面白いんじゃないかな?PESくんの、女の子にカワイイって言わせるあのキャラクターとか、KINちゃんのオールドスクールなファッションだけど、それがすごい似合っているあの独特のキャラとかね。すごく面白いミュージックビデオになったと思うよ。




-  「indigo」は、いわゆるFU-TENの18番のJAZZネタの曲ですね。印象的なウッドベースで始まりますが、このウッドベースは誰ですか?

SW:それは、indigo jam unitのBJこと笹井くんですね。実は、彼は僕たちがまだ瘋癲になる前にやっていたイベントの「瘋癲」のセッションでベースを弾いていてくれて、それ以来の付き合いなんだよね。だから古いよ、関係は。とにかくindigo jam unitのサウンドって力強いんだよね。笹井くんのウッドベースのぶっ太さとかも含めて、他のバンドにない力強さがあって、そこがすごく気に入ってます。この曲はindigo jam unitの「BACK SHOT」という曲をサンプリングさせてもらいました。


-  「Rico」は2曲目と同じく、ブラジリアンなネタですね?今回のアルバムのひとつのテーマはブラジリアンですか?

SW:FU-TENはいままでJAZZネタをたくさん使って来たけど、ジャズとブラジリアンってすごく近かったりするじゃないですか?Gilles Petersonがジャズ物からブラジル物に移行していったりとか。あとブラジル物はやっぱりリズムというか、ノリがかっこいいよね。そう言う流れで自然とブラジリアンなネタの曲を作った感じかな。


-  アルバムの後半は、前半に比べてレイドバックしたメロウな曲が多いと思います。この辺も今回のアルバムの特長だと思いますが、そこには狙いがあるんでしょうか?

SW:アルバムの曲順を決める時に、なるべく今回聴かせたい曲を前の方に持っていくように意識して曲順を決めていったら、これまた自然に、後半にレイドバックした曲が集まって、結果的に前半であげて、後半でだんだんスムースになっていくイイ感じの流れが自然とアルバム内で作れましたね。


-  特にギターのサウンドがブルースっぽかったり、ウエストコースト・サウンドがあったりと。やはりこの辺はギターのGUROの影響が大きいんでしょうか?

BB:そうだね。「共通する時間の中で」とか、結構ブルージーなギターが印象的なんだけど、これはまさしくGUROサウンドだよね。


-  お二人とも、ブルースとかウエストコースト・サウンドのイメージがないんですが、実際B-BANDJさんがこういうトラックにライムをのせていくのは難しいですか?

BB:それでも、以前1枚目のアルバムで「俺達のブルース」という曲をやっていて、今回もみんながこういう曲またやりたいなって話していて出来た曲だから全然、違和感とかはなかったね。


-  「At Daybreak」は、SUWAさんがプライベートでサーフィンをしていて、サーフィンをテーマにして作られたそうですが、どんなきっかけで作ろうと思いましたか?

SW:実は、トラックを作っている段階ではサーフィンのテーマとかはなくて、サビの部分をB-BANDJが作って来た時に一気にそういう雰囲気になったんだよね。やはりB-BANDJが島とか南国が好きで、自然にああいうサビになったんだろうね。


-  この曲のように、プライベートの生活からヒントを得て作った曲は他にありますか?「DREAM HORIZON」は?

BB:「DREAM HORIZON」はいつもの生活の中からというよりは、たまに休暇で行く夢の島を連想して作った曲だね。だから、そういう生活を夢見て、そこを目指して毎日を頑張るって曲だね!


-  ズバリ、お二人の一番お薦め曲とその理由を教えてください。

SW:僕は「SHOW YA STYLE」。前にも言ったけど、RAH-Dとはイベントのセッションで何度も一緒にやっていて、やっと曲での共演が出来た事がすごく嬉しいのと、あとこの曲は自分の狙い通りに前に突っ込んでいく感じの曲に仕上がったからかな。

BB:僕は「Rico」と「Dream Horizon」。自分がやりたいと思っていた通りの曲に仕上がって、あと知り合いとかのウケもイイんだよね、この2曲が。


-  それでは、今後のライヴ等のスケジュールと、今後の活動の予定は?

SW:ライヴは、アルバム「FREE」のリリースパーティーを全国各地で行います。現在決定しているのが、
5月2日(土) @ 京都 SPARKLE
5月4日(月) @ 三重 SPARK
5月15日(金) @ 大阪 SUNSUI
6月5日(金) @ 東京 Club Asia
6月13日(土) @ 名古屋 LOOOP
です。
特に東京のリリパは、ほぼFU-TENのワンマンの内容になる予定で、スペシャル・ゲストも多数出演予定です!
また、5/29から3日間行われる「美ぎ島 MUSIC CONVETION IN MIYAKO ISLAND 2009」にも出演します。初めての宮古島でのライヴなので楽しみですね!
その他、最新情報はFU-TEN公式サイトをチェックしてください。

http://www.fu-ten.fm/



-  それでは、最後にHMVオンラインをご覧の皆様にメッセージを!

SW: アルバムが出来た時に、いつも言ってるんですが、ぜひこのアルバムを聴いてもらって、自分なりの映像を作ってもらって、「自由」に自分なりの色で染めて聴いて欲しいなと思います!

BB: このアルバムを手に入れて、いろいろなシチュエーションで聴いて欲しいな。例えば、部屋で、iPodで、あとの車の中とか。シチュエーションによって感じ方も全然違うと思うし。あと、ライヴにも来てもらって、生でもぜひ聴いて欲しいな!

SW:あとHMVの初回特典で抽選で、FU-TEN×Optimystikの特製コラボTシャツのHMVスペシャルバージョンが当たります!お早めにお買い上げを!

HMVスペシャルバージョン!


-  ありがとうございました!



さらに!FU-TENメンバーに今作『Free』の全曲楽曲解説をしていただきました!

楽曲解説を読む


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