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細野晴臣のメールインタビュー!

SSW in JAPAN

Monday, April 27th 2009

細野晴臣


なんとなんと!6枚組、115曲にも及ぶ、細野晴臣の提供楽曲にスポットをあてたBOXセットがリリースされます!全曲のリマスタリング作業、そして大きな資料的価値を持つブックレットの編集まで、すべて細野晴臣が責任監修!これは凄い事です!!!まさに日本のポップミュージックの歴史です!!!そんな細野さんに、メールインタビューをさせて頂きました!歌謡曲の事から、音楽業界の事まで、いろいろと答えていただいています!どうぞご覧あれ!!!





細野晴臣の歌謡曲〜20世紀BOX


日本語のロックのオリジネーターとして常に高い評価を得てきたはっぴいえんど、そしてテクノ・ポップの創始者として世界に影響を与え日本では社会現象にもなったYMO、その双方の主宰者として日本のポピュラー・ミュージック界でもっとも重要なミュージシャンのひとり細野晴臣の提供楽曲にスポットをあてたBOXセットです。エイプリルフールでデビューしてから40年の間に細野晴臣によって作曲された200曲を越える楽曲から、細野本人が厳選し選曲した115曲が6枚のCDに収録されます。『天国のキッス』『ガラスの林檎』『ピンクのモーツアルト』松田聖子、『紐育物語』森進一、『禁区』中森明菜、『風の谷のナウシカ』安田成美、『赤道小町、ドキッ』山下久美子、『ハイスクールララバイ』イモ欽トリオ、『月下美人』松本伊代、『ユー・メイ・ドリーム』シーナ&ザ・ロケット、『紅い花、青い花』薬師丸ひろ子、『連れてってファンタジェン』小泉今日子、『青空挽歌』裕木奈江など、ヒット楽曲ももれなく網羅。20世紀の日本の音楽シーンの中心をになった歌謡曲からJ-POPの歴史をひもとく、第一線級の資料としても貴重な価値を持つBOXセットです。全曲のリマスタリング作業、そして大きな資料的価値を持つブックレットの編集まで、すべて細野晴臣が責任監修。まさに、決定版といえる細野晴臣の歌謡/ポップ・ミュージックのBOXセットです。


箱の中身はコレ! 豪華でしょ?
なんとサインを頂きました! かわいいっ!



細野晴臣 INTERVIEW


--- 今回「細野晴臣の歌謡曲〜20世紀BOX」という6枚組のBOXセットをリリースされる訳ですが、監修されて、改めてご自身の提供曲を聴き直した感想をお願いします。また、選曲からリマスタリングまで全て、自ら監修なさっていますが、どのような所に一番こだわりましたか?

自分の作品とはいえ、提供曲という資料的意味を重視しました。極力自我を抑え、相談しながら選曲をしましたが、結果には満足してます。苦労したのは曲の並びと、一枚に収める曲数とデータの量でした。


--- このBOXの中で、特に思い入れの強い曲、思い出深い楽曲はありますか?

楽曲にはそれぞれ思い出があります。特に80年代という近いような遠いような、まだ距離を測りかねない時代の仕事にはいろいろな思いがわき起こります。


--- 細野さんにとって、歌謡曲とはどういったものなのでしょうか?

実はぼくの関わった歌が歌謡曲なのかどうか、よくわかりません。例えば「月がとっても青いから」(唄・菅原都々子・作詞/清水みのる・作曲/陸奥明・1955)のような歌が歌謡曲だと思ってます。そういうものを作りたいけど、時代的な背景や要請がないと出来ないものです。


--- 歌謡曲を書く「職業作曲家」としての細野さんと、オリジナル作品をリリースする「アーティスト」としての細野さん。一番大きな違いはどういったところでしょうか?

音響でもビートでもなく、メロディとコードに集中した作曲が「職業作曲家」の面です。しかも音域的にも歌詞の上でも自分では歌えないものです。ソロの場合は自分の声や身体が総動員してつくります。


--- 楽曲制作の依頼があった際に、その依頼を受ける・受けないの基準はあったりしますか?

「受け」というのは仕事の基本です。依頼というのは天の声のようなものなので。でもそういう仕事は結構大変で、もうやめようと思うこともありましたが、つらいことは忘れちゃうものです。


--- 今、楽曲提供するとしたら誰にどんな曲を提供したいですか?

そういうことを考えて作ったことがありません。これから考えてみるのも楽しいかもしれない。


--- 逆に、この人の作った曲を歌ってみたいという人はいますか?

カヴァーはいっぱいやりたい。世の中にはいい歌が尽きぬほどありますから。内外を問わず、特に40~50年代の歌。


--- デビューしてから40年間、音楽業界をご覧になってきたと思いますが、細野さんの目から見て、日本の音楽業界はどのように変わってきましたか?

変わったのはCDという媒体になって「商品化」が顕著になったこと。そしてそれもまた変わろうとしています。


--- 最後に、音楽業界の現状をご覧になって、どのように感じてらっしゃいますか?

デビューした頃から業界には疎く、政治的、経済的仕組みはいまだによくわかりません。ただ、昔の業界人は音楽好きの理想家が多かったと思います。そういう人たちのおかげで辺境音楽家と言われたぼくも活動を続けることができたわけです。今は・・よくわかりません。。


中川翔子 / 心のアンテナ

細野さん 今度はしょこたんに楽曲提供!作詞はなんと松本隆!!!

中川翔子 / 心のアンテナ

細野さんの最新楽曲提供はしょこたん!!!しかも、松本隆先生との強力タッグです!聖子ちゃんを彷彿とさせるアイドルナンバー!タイアップは世界に知れ渡る大人気アニメ「劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド・パール アルセウス 超克の時空へ」主題歌に決定!!松本・細野・ポケモンの化学反応はこの夏の注目度NO.1間違いなし!!!