西崎信太郎のインディR&B一直線！

Wednesday, April 1st 2009



	C+C MUSIC FACTORYの「DO YOU WANNA GET FUNKY」を聴いてBLACK MUSICの世界へ。男性R&Bを中心に、NEW JACK SWING、メインストリーム物、インディR&Bが特に好み。 50年後もJOEの「GOOD GILRS」がFAVORITE SONG。 1曲でも多くの曲に出会い、皆で共感したい、そんな人生です。毎週水曜日、東京MXTV「U・LA・LA」にも出演中。 text by 西崎信太郎（数寄屋橋店ダンス＆ソウル担当）

今月の3枚！

FASHO / FASHO IS
　2003年にデビューアルバムをリリース、メンバーのJ-RONが脱退し(J-RONはラッパーとしてソロ活動中）、ANTWAN、QUE、QUANの3人での再スタートとなったアトランタのボーカルグループFASHOのセカンドアルバム。メンバー全員がまだ10代、B5同様に飛躍のセカンドになった今作の中で最も特筆すべきは、C TRICKY STEWARTと共にBOSS PRODUCTIONというプロデューサーチームで数々のメジャーアーティストを手がけたSEAN"SEPP"HALLが3曲を手がけている点。シングルカットされたSEAN"SEPP"HALLがプロデュースするスムーストラックの(1)はマイスペで100万ヒットを超える大ヒット！粒揃いの良曲が揃っているだけに、今後もシーンで生き残って欲しい期待のグループ！

RATED R / HOTTIE
　RATED Rが1998年にリリースしたアルバム「TOMMORROW 2 YESTERDAY」は、そのズバ抜けたクオリティの高さが話題となり、熱烈なインディR&Bフリークでなくとも一度は耳にしたことのアルタイトルかもしれない(彼らの楽曲はMIDWEST FUNKというコンピアルバムのVOL1 & 3にも収録）。今回ご紹介するのは2006年にリリースされたシングル盤、タイトル曲を含めた3曲＋バージョン違いの２曲の計5曲を収録。メンバーが一人減ったものの基本的なスタイルは変わらず、いずれも官能的な濃厚ミディアムトラック！ちなみに、1998年のアルバムリリース時のメンバーの一人が、知る人ぞ知る秘境的なボーカルグループLE JICEのメンバーに。

DAE 1 WON / NO TIME 4 GAMEZ
　2003年にDAE WON名義でデビューアルバムをリリースしたボーカルグループがDAE 1 WONに名義を変更してリリースしたセカンドアルバム。K JAE、DRE、FAZE、BAMM、DITTOの5人からなるコーラスグループ。リードボーカルを務めるDREことANDRE STOKESは、1970年代に活躍したファンク系グループLAKESIDEのメインボーカルを務めたOTIS STOKESの子息という、正にサラブレッド的な存在の若手コーラスグループ！「キリストのメッセージをブラック系ビートに乗せて同世代に発信」という信念を持って活動する一風変わったバックグラウンドを持つ信心深いグループ。随所に散りばめられたコーラスワークは、ゴスペルを基盤にしてあるだけに壮大で美しく、そしてやはり力強い！